終の棲家ストーリー

まさか!の還暦家つくり。しんどくならないように、ゆっくり書きとめながら・・・。

ソフトクリーム

2012-09-23 21:49:39 | 介護

コーヒーショップのランチサービス。

母を連れての外食は珍しい。

なにしろ、頑なに“自分の家”に執着し、よそへ出かけるのを忌避するもので。

だから、介護体制について言えば、

訪問ドクター、訪問ナース、など、は、OK!

でも、デイサービスなど、出かけて行って他人と交わる、のは拒否する。

箱入り老人にしてしまったのはわたしのせい、それが、ここに来てかなり痛い。

下手な子育てと同様、箸にも棒にもかからない、過保護な老人。

彼女の強烈な“好き嫌い”に抗うこと、を避けていた。

最近「わたしも老人の仲間入り、ね」と宣った、のは、

今の今まで、自身の姿さえ鏡に映さず、“老い”を否定し続けていたからだろう。

なんとかしなくては、と、遅まきながら気づいた。

ナマのヒトと、気を遣ったりしながらリアルに交流させなくては、と。

猫っかわいがりのネコならいいけれど、

老人の猫っかわいがり、は、百害あって一利なし。

丁寧な感謝の言葉とは裏腹に、

♪感謝知らずの女by 陽水♪に成り下がっているやに見えなくもない。

歌詞はクリック!http://j-lyric.net/artist/a00071f/l0100fe.html

周囲を顧みないで、堅固なプライドで我が道を爆走する。

狭い家の中で、テレビだけが支配可能なパートナー、

なので、騒音なぞなんのその、ずっとそうだった、から、止められない。

昔から教育界でも言われていたことながら、

一日中テレビ漬け、は、ほんとうに脳の劣化を招いている、と確信する。

長年、“テレビは窓、豊かな暮らしのシンボル”と共に生きてきた。

大量生産品を売りさばくための道具、なんだよ、と告げても、解ることはないだろう。

今さら無理、と、諦めていたけれど、意を決して、行動に移しつつある。

具体的には、デイサービスなど、遅まきの(老人)社会デビューを、たとえ強引でもやりとげる予定。

なぜか隣市の介護法人のお世話になっていた、のを、

先日再会した、介護業界で働く幼なじみの助けもあって、

当市のケアマネージャーさんに変わっていただくことになった。

不安を打ち消すように、武者震いしつつ・・・。

 

 

 



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