終の棲家ストーリー

まさか!の還暦家つくり。しんどくならないように、ゆっくり書きとめながら・・・。

ひなまつりの穴子寿司

2015-03-03 21:54:07 | 介護

穴子のちらし寿司を、身内の者たちに配る。

ひなまつり恒例の、ちょっとしたパフォーマンス、でもある。

この一品だけは本当においしい。

20年も作り続けているのだから、おいしくて当然だろう。

午前中の、ちょうど3時間、キッチンに立ちっぱなしで、

苦手の料理と格闘する。

ことしの反省点は、紅生姜のくすんだ色と、アナゴの品質。

焼アナゴが入手できず、安価な味付け物に、手を出してしまった。

ロースターで焼き色付けたりしてみたが、タレの合成風味は消せない。

素材のありのままが大切!

穴子がいくら品薄だからと言って、なんでもいいってワケじゃない。

まあ、要するに、入手方法がおざなりだった、ということ。

が、今年も、おおむね喜んでもらえたのでは、と自己満足。

小さな器で、母の入所先にも届けた。

近頃一層、無表情が際だってきたのが気になっている。

が、「おいしい」と、ご飯茶碗三分の一ほど食べてくれた。

それにしても、多動過ぎる“徘徊”の代わりに、

日中、ベッドで横になることが増えた。

大きなコーナーを曲がって、新たなステージへ入った、のだろうか。

不安を押し殺し、固唾をのんで見守っている、今日この頃です。



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