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穴子のちらし寿司を、身内の者たちに配る。
ひなまつり恒例の、ちょっとしたパフォーマンス、でもある。
この一品だけは本当においしい。
20年も作り続けているのだから、おいしくて当然だろう。
午前中の、ちょうど3時間、キッチンに立ちっぱなしで、
苦手の料理と格闘する。
ことしの反省点は、紅生姜のくすんだ色と、アナゴの品質。
焼アナゴが入手できず、安価な味付け物に、手を出してしまった。
ロースターで焼き色付けたりしてみたが、タレの合成風味は消せない。
素材のありのままが大切!
穴子がいくら品薄だからと言って、なんでもいいってワケじゃない。
まあ、要するに、入手方法がおざなりだった、ということ。
が、今年も、おおむね喜んでもらえたのでは、と自己満足。
小さな器で、母の入所先にも届けた。
近頃一層、無表情が際だってきたのが気になっている。
が、「おいしい」と、ご飯茶碗三分の一ほど食べてくれた。
それにしても、多動過ぎる“徘徊”の代わりに、
日中、ベッドで横になることが増えた。
大きなコーナーを曲がって、新たなステージへ入った、のだろうか。
不安を押し殺し、固唾をのんで見守っている、今日この頃です。