終の棲家ストーリー

まさか!の還暦家つくり。しんどくならないように、ゆっくり書きとめながら・・・。

タデアイに害虫

2009-06-26 22:53:13 | 草木染
車を停めてエンジンキーを抜こうとして、びっくり!

黒いコットンパンツが粉だらけ。

よく見ると、きな粉のような、米糠のようなものが、蠢いている。

車外へ飛び出て、両手ではらった。

あ、乗車する際に、タデアイのベッドの脇をすり抜けたのだった。

タデアイの葉裏をみたら、いるわ、いるわ。

大した食害がなかっただけでも、まだ良かった。

おっちゃんに頼んで、根元にオルトラン粒剤を播いて、水やりしてもらった。

これでダメだったら、木酢液でも噴霧するとしよう。

で、何の虫か、アブラムシは緑色だし、ハダニは乾いた気候の時に出るし、

スリップスは花に付いたし、夜盗虫は灰色。

ネットで検索しても不明、なので、

とっておきの藍の本、“丁半藍色・三木300年の歩み”を開く。

イラストならぬ浮世絵の「藍作及び製藍図会」に、江戸時代の害虫駆除の作業があった。

いわく『手ホウキで小ミノに掃きこみ、集めて土中に埋め、もしくは焼き捨てる』

なんと長閑な、しかも虫の名前など気にもしていない。

箒でかき集めて処分するだけ、そのとおり、間違っていない。

一網打尽を狙ってなんかいなかった、のか。

絶妙なバランスの共生、手間はかかるけれど、エコってそれなのか、目から鱗です。



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