密度の低い、つまり粗い目の織物。
織り上がってから、十分過ぎる縮絨を施し、目を詰ませ、布に仕上げる。
縮絨のための条件に、密度の粗いこと、が挙げられる。
つまり、糸と糸の間に、ゆるゆるの遊びの空間がある方が、
窮屈に並べるよりも、縮絨しやすい、という。
とはいえ、細いカシミヤ糸を、打ち込まずに通す、のは、まるで神経戦。
息を止めるように、一越、一越、シャトルを滑らせる。
織り丈は、270cm、それが縮絨後、170cmくらいに短くなる予定。
もっとも、ウール対カシミヤの比率の異なる、2種類の糸を用いているので、
面倒な問題(否、予想外の結果)もあり得る。
一種は、縮絨されたがっている糸。
他は、防縮加工された、イタリアファッション系素材。
止せばいいのに、悪戯心を起こして、
“好きで苦労する”、いつもの悪い癖(チャレンジ?)です。
苦労したからって、結果が良いとも限らず、
冒険に落胆、は、付きものでもあって、少しドキドキの今日この頃。
織り上がってから、十分過ぎる縮絨を施し、目を詰ませ、布に仕上げる。
縮絨のための条件に、密度の粗いこと、が挙げられる。
つまり、糸と糸の間に、ゆるゆるの遊びの空間がある方が、
窮屈に並べるよりも、縮絨しやすい、という。
とはいえ、細いカシミヤ糸を、打ち込まずに通す、のは、まるで神経戦。
息を止めるように、一越、一越、シャトルを滑らせる。
織り丈は、270cm、それが縮絨後、170cmくらいに短くなる予定。
もっとも、ウール対カシミヤの比率の異なる、2種類の糸を用いているので、
面倒な問題(否、予想外の結果)もあり得る。
一種は、縮絨されたがっている糸。
他は、防縮加工された、イタリアファッション系素材。
止せばいいのに、悪戯心を起こして、
“好きで苦労する”、いつもの悪い癖(チャレンジ?)です。
苦労したからって、結果が良いとも限らず、
冒険に落胆、は、付きものでもあって、少しドキドキの今日この頃。