透ける裂き織り

シルクオーガンディは、草木染めの染め見本。

染め液にいちばんに浸し、染め上がりを予測するサンプル布。

あまりにたくさん溜まったので、約１ｃｍ幅に裂いて、織物をつくることにする。

緯糸はループ糸やアンゴラモヘア、毛足がからみついて、

布としての安定をもたらすため。

今日は織り端をもじって、仕上げる。

しかるのちに水に浸け、経糸のテンションを解き放つ。

きっと縮む筈、なので、織り丈は余裕をかなりもたせてある。

水から引き上げてからが、本来の仕上がり丈となる。