シルクオーガンディの裂き織りマフラー、
経糸を準備する。
ふつう、裂き織りとは、緯糸に裂き布を用いることが多い。
が、このところ、経糸に裂き布を用いることに挑戦中。
もう、3作目。
染め貯めた草木染めのオーガンディを、1cmほどに裂いて、経糸とする。
経糸は260cm長さを24本、緑色のグラデーションを予定する。
シケシダ、バラの新芽(媒染はCrとCuの2種)、
タデアイの生葉煮染め(黄色)に還元建てした藍色を重ね、緑色に。
先日のザクロ染めも加える。
なんだかありふれた同系色のグラデーションだが、
シルクオーガンディ裂き布にキッドモヘアを引きそろえて、
織物として毛羽が絡み合って安定するように取りはからう。
さあ、新しい経糸を機に載せて、こころ新たに織り始めることにしよう。
透明感のある裂き織りを目指して。