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「ただし、絹糸は、極上の座繰り糸に限ります」と、徳島のA先生。
ぜひに、と、徳島産繭を岡谷で座繰りした絹糸、
稀少品を、100gのみお譲りいただく。
>乾燥葉と水を沸騰して20分、液をボールにとって染める<
というのは、糸を熱煎しないことか。
>染めた後、洗ってからミョウバン媒染<
というのは、格別に細やかな、糸への扱い。
座繰り糸ならでは、の、輝きを消さないように、
丁寧に、丁重に、息をひそめて・・・。
ああそうだ、染めるというのは、汚すこと、傷めること、
に他ならないのだった。
見た目の華やかさを求めて(或いは欲望のままに)、なんと今まで、
糸や布を貶めてきたことか。
厳かに染めた座繰り糸、少しは金色に見えますか。