終の棲家ストーリー

まさか!の還暦家つくり。しんどくならないように、ゆっくり書きとめながら・・・。

ペレットストーブ

2010-12-13 20:09:04 | インテリア
雨のせいで、日中は気温が上がらない。

昼間からペレットストーブに火を入れる。

いいなあ、火の色とゆらめき。

あれは遙か昔、思春期のわたしは、真鍮?のガスストーブの前で、

何時間も、

石綿の透かし模様に映る、オレンジ色を見つめていた。

炎は、身体のみならず、心まで暖めてくれた。

ああ、もう半世紀も経つのか。

同じように、ストーブの炎に癒される日々。

実は、この家にはOMソーラーシステムが装備されていて、

その得も言えぬ温もりには、十分満足している。

でも、雨の日、日照がゼロの日は、ポカポカ陽気は顕れない。

こんな日、無味乾燥なエアコンの暖房は用いない。

カナダ製のペレットストーブが活躍してくれるから。

間伐材のオガクズをペレット状にまとめた、簡便な燃料。

燃やす時、へっついさんの匂いがする、のは予想外の幸せ。

祖母の家の、黒タイルのへっついさんで炊く、羽釜のごはんが、

時空を超えて、

目にも鼻にもよみがえる有り難さ。

匂いの変化から、こんどは何の木かしら、と、

紀州の森に思いを馳せたりして。








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