終の棲家ストーリー

まさか!の還暦家つくり。しんどくならないように、ゆっくり書きとめながら・・・。

晩夏の室内

2014-08-30 21:28:54 | インテリア

朝はまだ、板塀の笠木が濡れ残っていて、

マット類を拡げて干すことができなかった。

夕方の光は、こんなに秋めいていて、

敷地の西隅を掠めて、染色道具棚を通過した日差しは、

昨日までとは打って変わって、柔らかい。

世の現実は、いかがわしい者の意のままに押し通され、

あれっ?と立ち止まる者は皆無ではなくても、

如何せん、非力なので、為す術もなく流され潰されてしまう。

夏の終わりの倦怠感は、夏バテのせいだけではない。

 

 

 



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