終の棲家ストーリー

まさか!の還暦家つくり。しんどくならないように、ゆっくり書きとめながら・・・。

家具は道連れ

2007-06-27 23:18:34 | インテリア
ほっと一息つくのは、おうちが良い。

住み始めて、まだ3ヶ月なのに、地球上でいちばん好きな場所は、この家。
そして、いちばん好きな風景は、この家の室内。

すっかり目になじんでいるのは、使い古した家具を持ち込んだからかも知れない。
新しい皮袋に、古い酒を入れてしまった、わたしは愚か者です。

使い慣れた家具さえ一緒なら、どこだって、Home Sweat Home.
だって、家具は家族、無口な家族だから。

画像は、リビングルーム。椅子、テーブルは、30年来の道連れ。

30年前の高島屋の夏のバーゲンセール、
ドイツ製の別荘用のガーデン家具が、お安くなっていた。

”ええのん見つけたよってに、買うで。”と、おっちゃんの会社へ電話して、
クレジットカードで支払った。

その頃の家は、安普請も省みない、大きな吹き抜けだったので、
背高のガーデンセットは、なんとか似合った、筈。


30年後、リビングルームには、
こんどは木ではなく、シンプルなレザーのソファをひとつだけ、置きたかった。

あのガーデンセットは、ウッドデッキにでも置こう、
もう濡れて朽ちても、元はとってるし。

でもやはり、フワフワのソファを買う財源など、なかった。
暫く考えたのち、
やむを得ず、ガーデンセットをリビングに持ち込んだ。

ええやん!ええやんか。

で、そんなこんなで、今もこの子は黙ってリビングにいてはる、訳で。
オークの丸太の長椅子は、
おチビさんから大男まで、寝転がるのに最高!らしくて、
ずうっと引っ張りだこです。



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