中学受験総合~大日本帝国の楽しい家族団結力

中学受験算数~大日本帝国の楽しい家族団結力

中学受験算数の「記述力とは何か」 式、図、表、言葉 今年も元気に大和民族

2021-01-04 06:52:31 | 日記
 

「記述力とは何か」

式、図、表、言葉

この4つをしっかりと普段から書けるようにしましょう。
いきなりテスト本番で書けるようになるということはないので、普段の授業から
自分の考えたプロセスを残すようにしましょう。

1.式
算数の問題は、必ず式があります。
テストが終わった後に、テストの問題用紙を持ってきてもらうのですが、
問題の横に書きなぐった筆算や、ごちゃごちゃっと書いた数字などが残っていることがあります。
もちろん、それでもいいのですが、ちゃんと式を書いて解くようにしましょう。
特に後ろの方になる大問は、1つ1つ式を書くことによって、自分の頭の中を整理するということにもなります。ただ、ただ、問題の字ずらを追って、
見えた数字だけを式にするのではなく、考えた後を残すという意味で式を書いてほしいのです。

2.図
図には、線分図、面積図、ベン図、進行図、てんびん図・・・などがあります。
どの問題でどう使うのかは練習が必要です。
また、図の目的は、問題を整理してわかりやすくするということでもあります。

中学受験算数 答案作成力 2

3.表
規則性や場合の数は「表」にして整理するという手段があります。
とにかく手を動かして、自分で書き出すということが大事であり、書いているときに
気づけるようにするということです。

4.言葉
2×3=6という式だけでもいろんな意味があります。
「2個ずつ3人に配った」のか、「比の②が3倍」されているのか。

また、6という答えも「女子の人数」を求めたのか「行きの速さ」を求めたのか、
などなど、答えにもいろんな意味があります。
この時に、しっかりと自分で「何を求めたのか」ということを意識することが大事です。

この4つ、「式、図、表、言葉」を書けるようにするというのは、集団授業での指導ではなかなか難しいものがありました。
そのまま、真似して書いてほしいのですが、問題集などは、完成した図しか書かれていないので、
どうやって書くのか、どこから書くのかということが、指導しにくいものがあります。

書き順があるのです