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重松清のベストセラーを大林宣彦が映画化、
「その日のまえに」。
出演は永作博美、南原清隆。
物語は、死を宣告された登場人物達が「その日」までを
どう生きていくかというもの。
死にゆく者と残される者が共に過ごす時間を淡々と描いています。
重松作品は近年映像化される事が多いですよね。
「疾走」もSABU監督で映画化されましたし、
「きみの友だち」は今作同様WOWOW資本で劇場公開されています。
結論から言うと、今作は想像してたよりもずっと原作に忠実でいながら
どこから見ても大林作品としか言えない作品になってました。
大林監督は同じ原作モノで「理由」も映像化していますが、
(言い方が悪いですが)フツーの撮り方も出来る作家です。
しかしこの作品では、あえて自分のカラーを色濃く出しています。
チープな合成シーンの多用や目まぐるしい程のエピソードのコラージュ、
監督の往年の名作を思い起こさせる出来栄え。
結果、原作ファンには受け入れられない方も
いるのではないかと思います。
ただ、全く忠実でありながらこの強い作風を表現し切った
監督の手腕は素晴らしいと言わざるを得ません。
永作博美を始め出演陣もいい演技でした。
ナンチャンの滑舌の悪さは変わらなかったけど(笑)。
「その日のまえに」。
出演は永作博美、南原清隆。
物語は、死を宣告された登場人物達が「その日」までを
どう生きていくかというもの。
死にゆく者と残される者が共に過ごす時間を淡々と描いています。
重松作品は近年映像化される事が多いですよね。
「疾走」もSABU監督で映画化されましたし、
「きみの友だち」は今作同様WOWOW資本で劇場公開されています。
結論から言うと、今作は想像してたよりもずっと原作に忠実でいながら
どこから見ても大林作品としか言えない作品になってました。
大林監督は同じ原作モノで「理由」も映像化していますが、
(言い方が悪いですが)フツーの撮り方も出来る作家です。
しかしこの作品では、あえて自分のカラーを色濃く出しています。
チープな合成シーンの多用や目まぐるしい程のエピソードのコラージュ、
監督の往年の名作を思い起こさせる出来栄え。
結果、原作ファンには受け入れられない方も
いるのではないかと思います。
ただ、全く忠実でありながらこの強い作風を表現し切った
監督の手腕は素晴らしいと言わざるを得ません。
永作博美を始め出演陣もいい演技でした。
ナンチャンの滑舌の悪さは変わらなかったけど(笑)。
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