2022年10月26日 点茶＋広東料理＋蟹＝バタバタ

帰国日前日。
ギリギリガールズの称号は揺るがず・・・バタバタな1日で、日が変わってやっと荷造り95パーセント終了～　荷物少ないはずが結局パンパン！　入りきらずに、1ヶ月後に一時帰国予定の旦那のスーツケースにもこっそりしのばせてみた。　

今日は朝から、点茶の授業。
中国も一時期、日本の茶道のような感じで、茶葉を細かくしてお茶をたててる時代がありました。その頃は、まだお茶は庶民の物ではなかったので、位が高い人達のお遊びみたいな感じのお茶でした。

今日使うのは、老白茶。
白茶が一番きれいな泡になるそうな。
まずは、茶葉を枝と葉に分けます。　

茎の部分は、煮茶に。
2回目は梨を入れて一緒に煮込んでみると、これが喉を潤すお茶に変身～

私は老白茶だけのほうが好きだけど、喉に良いと聞けばね～　
飲まないわけにはいかないです。

話それましたが、茶葉のほうは、まずすりこぎみたいな道具で、細かくすり潰します。

お次は、隣の石臼に入れて、時計と反対回りにグルグルグルグル。

下の受け皿の縁に、粉状になったお茶がでてくるので、それを集めて丁寧に網でこします。

なかなか手のかかる作業で、たっぷり1時間。

ここからお茶を点てます。

茶器を温め、ふいて、お茶は銀のスプーンで1杯半。
お湯を何度かにわけて入れて、ひたすら茶筅を振りまくる！

日本の茶道ではあり得ない泡の立ち方！
ある程度泡ができたら、あとは30分は消えないように、表面の泡を細かくなでて、きめ細かくしていきます。　そして最後に濃いめに作った茶液で、字や絵を描いてできあがり～




ラテアートが宋の時代からあったなんて、ちょっと感激です。

授業終わって、みんなでお昼～
私が中華が食べたい！とリクエストして、広東料理のお店へ。

・沙姜麻黄鶏　78元

蒸し鶏の上に、すりおろしショウガがたっぷり。
鶏肉の前菜はよくいただきますが、こういうタイプは初めて。美味しかったです。

・欖菜拌龍豆　36元

龍豆という野菜だけど、豆っぽくはなく、不思議な味に、懐かしいオリーブの葉の漬物があえてある冷菜。　オリーブの葉、よく香港のお土産で買ってきたよね～と、昔話にも花が咲く。


・松茸と衣笠茸のスープ　48元

松茸は薄いのが2枚だけだったけど、ちゃんと香りしておりました。
いろんなキノコと、クコの実、鶏肉、豚肉が入ってる具だくさんスープ。　化学調味料の味が一切しない、澄んだ味でとても美味しかったです。

・笋干黒豚肉　98元

最近、豚肉料理をよくいただきますが、ほんとにどこの豚肉も美味しい。　絶妙な煮具合で、トロトロだけど歯ごたえもあって、白ご飯欲しくなった～

・蝦餅　128元

このお店の名物料理ということだけど、盛り付け地味～
でも、大きな蝦を蝦のすり身で包んで、エビエビエビ～な蝦餅。
アジアンなソースがついてきましたが、これは醤油でしょ～　と、お醤油つけていただくと、グー。

・鮑汁有機だいこん　68元

これまた見た目は地味～な大根の煮物なのですが、お出汁を吸った大根は、これまた絶妙な煮加減で、日本のおでんの大根を思い出す～　って、明日から日本だけど。

・杏仁豆腐　26元

ん？？　杏仁豆腐？？　
これがこのお店の杏仁豆腐でございました。
もちもちの杏仁豆腐に、アーモンドをまぶしてあります。　こんなの初めてだけど、まぁこれはこれでアリ。

・流沙包　9元→1元(大衆点評で)

流れるカスタード餡のおまんじゅうです。
昔からあった～って言われたけど、私は初体験。　ちょっと塩味っぽいカスタード餡がめちゃ熱々で、トロトロで美味しかったです。

いやぁ～　
帰国前の最後の外食、大満足でございました。


そして、昨日のPCRの陰性証明を取りに病院へ～
陰性照明といえば、とてもショックな事実が・・・　これって病院によって、値段が全然違うんですね。　指定病院は8カ所くらいあるのですが、ウェルビーに電話して予約したときにそんな説明全然ないから、普通に浦南病院を予約したのですが、ここの病院は619元なのに、西の病院では300元を切るところもあるんだって。

10円が20円じゃないもん。。。
6000円と12000円の差ですよ。なんでこんなに違うのよ！！！
冷たい対応に高い金額、ほんと納得いかない。
この3ヶ月ちょいの上海で、一番納得いかない出来事ですわ。

でもまぁ、作業は淡々と。
陰性証明をMySOSのアプリで登録して、画面が黄色から青になって、事前の登録は多分終了。
あとは明日、頑張るだけだな。

頑張る最後の燃料補給の最後の晩餐は、カニ～～～～～

メイメイちゃんにお願いして、前回美味しかった蟹を配送してもらいました。
1ハイ80元。　
前回よりも大きくなってて、オスは250ｇ超え～

そして、ちょうどよく数日前にファミマで頼んだ、青島の生ビールも、到着～
保冷剤が入って、ちゃんと冷蔵で届きましたよ。　1リットル×2本で136元也

クリーミーでしっかりした味で、美味しかった～

カニさんは、ミソたっぷり。身もたっぷり。
足も立派だから、歯でかじるのが怖くて、ハサミ登場。

 

帰国前日も、よく遊び、よく食べ、よく飲み。
結果は、ギリギリガールで、旦那のご飯作りと荷造りで、もうヘトヘト。
コーヒー飲んで目を冷まし、あともうちょい頑張りま～す。


☆維園悦譜
烏魯木斉南路298号