４月２６日 サイパン＆ファラリョン・デ・メディニラは晴れ！！←サイパン・メイダイブ１９６８発信♪

サイパンのボート会社「サンライダー」の社長さんに誘われて・・・「インストラクター・ディ」に参加してきました。初めは４月中旬頃の予定でしたが、日程変更が色々ありまして・・・本日の開催となりました。４月２６日はたまたま？悲しくも？マツオ姉のスケジュールは空いていましたので・・・かなり好奇心旺盛にワクワクしながらサンライダーに乗り込みました。

一応、午前５時３０分に起床し（実は興奮度が高すぎて睡眠時間が３時間弱＝マツオ姉はお子ちゃまなのです。）、パソコンでお客様からのメールをチェックして、さらに「ダイビングが楽しめるように！」と気象状況などを調べて、マイ器材などを車に積み込んで・・・午前６時３０分頃に港へ着きました。

「結構、人が多いのね！」と思いつつ、「おはようございます！」と挨拶しながらボートに乗船しました。サンライダーが出航したのが午前６時４５分！！（いつもギリギリに港へ行くので少し早めに行っておきました。笑。）

と～っても大声で叫びたかったけど、こっそり心の中で・・・「やっぱり、私は晴れ女♪」とまぶしい朝日を撮影しておきました。笑。



少し走ると・・・ダブル・レインボーが見えました。これは「幸先が良い！」と景色をボケーっと見ていると、何か違うのです。「なんで北に向かっているの？？？　ヤギ島＆タツミリーフで３ダイブじゃないの？！」



仲良しのボートクルーに話を聞くと「ファラリョン・デ・メディニラ島へ行くよ！」とのことです。「えぇ～、北島３ダイブなの？！」と急いでシゲさんに電話をしました。

昨年仲良しのガイドさんが北島ダイブへ行ったときに「朝６時３０分に出航して、家には夜９時頃に戻った。」との話を思い出して、「シゲさん、ヤギ島じゃなくて北島へ行くんだって。何時に帰れるかわかりませんが、あとはヨロシク！」と生意気な従業員のマツオ姉です。←元々か。

ご参考までにウィキペディア（フリー百科事典）によりますと・・・

ファラリョン・デ・メディニラ島（英: Farallon de Medinilla）はマリアナ諸島の北から１０番目の島である。サイパン島から７２km北に位置する。サンゴ礁に囲まれた島であり、現在は無人島である。



その仲良しのボートクルー・アランさんとは５年位前に「店員（アランさん）とお客さん（マツオ姉）」で知り合ったのですが・・・まさか彼がボート会社に転職したとは驚きでした！！

彼との合言葉はいつも・・・「ボージョーボー♪」なんですけど。フフッフフフフフ・・・大笑。



約３時間くらいと聞いていた乗船時間も、北東からの風＋総勢３０名ほどの人数でボートが重いのか・・・４時間ほどでファラリョン・デ・メディニラ島に着きました。

「ふぅ～。」と一言でしょうか。北島が見えたのは嬉しいけれど・・・朝食でいただいた海苔巻きがマツオ姉に合わなかったようで船酔いになり・・・おトイレとお友達になっていたのでした。

もちろん、ダイビングのときにはすっかり元気で「潜る気満々！！１００％♪」です。



エントリー直前に社長さんが「皆さん、インストラクターやガイドの方ですが２～３人でバディを組んで潜ってください！」と言われたので、マツオ姉の近くにいたガイドさんたちを勝手に「マイ・バディ」にして潜ったのでした。

ちなみに昨年も参加されたガイドさんのお話を伺うと、「皆、エントリーした瞬間バラバラで・・・誰かの後を付いていくと大物に会えたりするのよね。」とのことです。

「まぁ、ダイバー全員がガイド＆インストラクターならそんなもんかもね・・・。独りっきりにならなければ大丈夫かな？」と、迷子になっても戻ってこられるようにとエントリーです。

流れの強い中、「サイパンよりは大きめのウミウシ♪大きなサメ♪大きめのマダラトビエイ♪」などを見ながら先頭集団へ付いていきました。

結構流れ強いし、大物が出ているので大興奮してるし、皆はどんどん行ってしまうし・・・耳抜きもいっぱいしているから、きっと深いだろうと水深を見ると３０ｍ。「う～ん！透明度が高いってスゴイ！！ＹＡＨＯＯＯＯ！！！」と少しづつ水深をあげて移動していきました。すると・・・リンリンリンリンリン・・・と何かの音がします。

「もしかして、耳鳴り？！私、窒素酔いかしら？！」と疑いましたが、自分は冷静に行動しているつもりだし・・・頭の中は「？？？」となりました。それでも流れが強い中、自分の呼吸音でわかりにくいのですが、リンリンリンリンリン・・・と鳴り止みません。

「えぇ～、何かの大物？！」と、自分がサメとかエイとか見つけたときには大声で「サメ！サメ！エイ！！」と叫んでいたので、周りを見渡すと・・・「何か変。助けて！」のサインを出しているダイバーがいるではありませんか？！

「えぇ～、インストラクター・ディじゃなかったけ？！」とビックリして、その女性ダイバーに近づくと「空気が少ない。苦しい。私はこれ以上進めない。無理。」と知らせてきました。

後を付いて行くべき先頭集団はどんどん大物を見に行ってしまうのですが・・・助けを求められて放置はできず、その方と手をつないで「大丈夫ですよ。ゆっくり呼吸して。落ち着いて。」と何度もアドバイスをしながらボートへ戻りました。

帰りは流れに乗るだけなので楽に戻れるのですが「まだ、苦しい。」と言われるので、「はい。ゆっくり呼吸して、大丈夫よ一緒にいるから！大丈夫よ。」と手をつないで合図を送りながら戻りました。



海では見かけない外国人の方なのでバリバリ現役のインストラクターやガイドではないのでしょう。彼女と同じ会社と思われるガイドはよく見る方ですが、流れが強すぎて離れ離れになったもようです。皆が見たと言う大物にはとても憧れましたが、「インストラクター＆ガイド」と言う意味では勉強になりました。



休憩をはさんで、２ダイブ目は綺麗な洞窟が見られるコースです。マイ・バディの”ウミウシ先生”がご一緒でしたので、ちょっこし綺麗な洞窟を堪能して「これぞ、北島だ！」と言うウミウシを探してみました。印象としてはサイパンで見られるものと同じですが、マツオ姉が見つけるウミウシは体が大きめの個体が多いです。



上記のウミウシは「キャロットシードウミウシ」っぽいです。ウミウシ先生の見つけるウミウシは本当に小さくて・・・でも綺麗です！ラッキー！！　とりあえず証拠写真的に撮影したマツオ姉です。←マクロ最強カメラを持って来れば良かった・・・。



上記のウミウシは「クシモトミドリガイ」です。サイパンでも見かける回数は少ないです！　別のマイ・バディさんが見つけて教えてくださいました。



マツオ姉も負けずに？！岩肌に張り付いてウミウシ探しをしてきました。笑。

そして・・・ランチタイム♪　ＹＡＨＯＯＯＯＯＯＯＯＯ！！！！



美味しい味付け肉のＢＢＱ♪



獲れたてイセエビ＆カワハギの仲間のＢＢＱ♪



新鮮なブダイのお刺身♪



焼けたイセエビの太さと自分のコブシを比べてみました。太い＆大きい♪

なお、学習したので海苔巻きは手を出しませんでしたが・・・食べさせてもらっておいて文句をたれて・・・申し訳ありません。笑。

船上ＢＢＱは肉肉肉魚魚魚エビ・・・と美味しくいただきました。手際よくランチの準備をされたボートクルーたちに大感謝です＆ご馳走様でした。もちろん、スポンサーの社長さんにも厚くお礼を申し上げます！



北島のラストダイブです。１＆２ダイブは変則的に潜っていたので、「北島らしくダイビング！」と思ってエントリーしました。ダイバーに興味津々のギンガメアジさん！！



たくさんのサメが出没するのですが・・・興味本位？威嚇？な個体が多く、かなり近くまでダイバーに近寄ります。マツオ姉もサメとの遭遇に大喜びで、大接近されると・・・ときどき「がぶっ！」てされるんじゃないかと思うほどです。



そして、流れに身を任せるとツムブリにぐるぐると巻かれて・・・ダイバー冥利尽きる感じです。



最後は「北島らしいウミウシを！」と思い、地面を眺めていると・・・大きめのトウモンウミコチョウが見つかりました♪　大喜びでマイ・バディにお知らせして次のウミウシ探しを始めると・・・あっさり２匹目のトウモンウミコチョウが居ました！！！

北島らしいのかどうかわかりませんが、２匹のトウモンウミコチョウを発見して大満足です。写真はイマイチだけどね・・・ボソ。



帰りは３時間の道のりでした。そして、サイパン島が見えてくるころには再びダブル・レインボーが見られて、さらには綺麗な夕日が拝めました。内心、グリーンフラッシュも期待していました。←相変わらず欲深いかも。

港に着いたときには真っ暗で午後７時１５分でしょうか。急いで皆で撤収して解散です！　「皆さん、楽しかったです＆お疲れ様です！」のマツオ姉でした。



ご一緒されたサンライダーのスタッフの皆さん、サイパンのダイビング業界の皆さん、ありがとうございました！！


　　＜本日のオマケ＞



その１：アランさんは昨日レスキューダイバーになったそうです。「この夏休み後にはダイブマスターかな？」とのこと。　「頑張って！！アランさん！！！」


その２：サンライダーの社長さんから色々な情報を直接教えてもらいました。サイパンのアメリカ化に関すること、美味しいレストラン、ダイバー暦、プライベート情報などなど。・・・とにかく社長さんはお金持ちであることは間違いないです。笑。


その３：先輩ガイドさんと久しぶりにお話しましたが、マツオ姉同様・・・何人かはマンゴーアレルギーを持っていることが判明しました。　「サイパンのマンゴーは美味しいのに！！」


その４：シゲさんに北島の話をしたら・・・行くポイント全てが「昔、シゲさんが通っていたポイント」のような感じです。次回のインストラクター・ディにはシゲさんを引っ張り出したいと思ったでした。（ダイスケでもいいなぁ。笑。って、働きなさい！ですね。）



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