名盤まとめブログ

ジャンル問わず名盤をまとめていくブログです。私は音楽ゲーム愛好家でもあり、音ゲー曲もまとめるのでぜひ聴いてみて下さい♪

【音楽アルバム紹介】Tusk(1979) - Fleetwood Mac

2023-09-19 21:34:54 | ・1970年代(洋楽)
1979年に発売されたフリートウッド・マックの2枚組のオリジナルアルバム。
邦題で『牙 (タスク)』というタイトルがついています。

前作『Rumours』のソフト・ロック要素は薄れニューウェイヴからの影響を受けた実験性の強い楽曲が収録されています。
というのも前作を超えるものは作れないとメンバーは自負しており、それならば新しいことをやろうと意気込んでいたからです

リンジー・バッキンガムが作曲した実験的な『What Makes You Think You're the One』や『Tusk』、スティービー・ニックスが作曲した名曲『Sisters of the Moon』、クリスティン・マクヴィーの情緒あふれる『Over & Over』、『Brown Eyes』など全20曲のバラエティ豊かな作品となっています。

メンバーがやりたいことをやり、個人の創造力を発揮した為に、1枚で収まらず2枚組になるべくしてなった作品です。
さしずめフリートウッド・マック流の『The Beatles(ホワイトアルバム)』といった感じでしょう。

【トラックリスト】
1. Over & Over
2. The Ledge
3. Think About Me
4. Save Me a Place
5. Sara
6. What Makes You Think You're the One
7. Storms
8. That's All for Everyone
9. Not That Funny
10. Sisters of the Moon
11. Angel
12. That's Enough for Me
13. Brown Eyes
14. Never Make Me Cry
15. I Know I'm Not Wrong
16. Honey Hi
17. Beautiful Child
18. Walk a Thin Line
19. Tusk
20. Never Forget


Tusk(Official Music Video)
『Tusk!』のシャウトが印象的なタイトル曲。


Brown Eyes



Sisters of the Moon
邦題で『月世界の娘』というタイトルがついています。



【歌詞】
張り詰めた静けさ
彼女が部屋に入ってきた
黒いローブを引きずる
月世界の娘
そして黒い毒グモは
彼女より騒々しい
そして彼女の瞳の中の黒い月は
私にとってより意味がある
激しい誘惑が息苦しい
彼女は漆黒の姿で階段の上に立ち
私を呼びかけた

そして私は友人のようについて行った
愛もお金も気にしなかった
月世界の娘は知っていたと思う
そして彼女を愛している人々は
最も残酷だ

彼女は私に尋ねる
「あなたも月世界の娘にならない?」

彼女のことを月世界の娘と呼ぶ人もいる
幻想は彼女の遊びにすぎないと呼ぶ人もいる
彼らは彼女をベルベットで包むのが好きだけど
誰が彼女の本当の名前を知っているの?


【余談】
本作は2枚組の高価なアルバムであったにも関わらず、400万枚以上売り上げた作品です。
前作『Rumours』のような黄金の輝きを放つ作品ではないけれど、本作はいぶし銀に輝く名盤です。



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