日本のシンガーソングライター、吉田拓郎のライブアルバム。1973年11月に中野サンプラザホールで行われたライブ音源が収録されています。
ジャンル:ロック/フォーク・ロック
オススメ度:★★★★★
吉田拓郎の名盤は数多くありますが、本作は一流ミュージシャンによる厚みのあるゴージャスなサウンドと時折挿入される吉田拓郎の語りが可愛らしく、とても満足度の高い作品に仕上がっています。
ライブアルバムながらほとんど初披露の曲であり、後ろに'73が付く曲と「雨が空から降れば」以外はこのライブで初録音された楽曲となっています。
ほとんどハイライトなのですがオープニングを飾る「春だったね ’73」、哀愁感たっぷりの「落陽」の2曲が個人的に好きです。
当時としてはハイクオリティなライブアルバムであり、今聴いても全く色褪せないのでぜひ聴いてみて下さいね。ライブアルバムながら吉田拓郎入門にもオススメ。
【トラックリスト】
1 春だったね ’73
2 マーク II ’73
3 君去りし後
4 君が好き
5 都万の秋
6 むなしさだけがあった
7 落陽
8 雨が空から降れば
9 こうき心 ’73
10 野の仏
11 晩餐
12 ひらひら
13 望みを捨てろ
春だったね ’73
落陽