ハイライトはオープニングを飾る「Prelude To 110 Or 220 / Women Of The World」、70年代を彷彿させる「Ghost Ship In A Storm」、彼の音響センスが輝く「Movie On The Way Down」、ジャズ/フュージョン調の「Please Pateonze Our Sponsors」、アルバムタイトル曲となった「Eureka」です。
イントロのストリングス・シンセが印象的な名曲「Race for the Prize」、ハープとアナログシンセの音が「A Spoonful Weighs a Ton」、非常に幻想的で美しい「The Spark That Bled」、ゆっくりとした荘厳な曲「Waitin' for a Superman」など。
2ndアルバム『You're Living All Over Me 』や3rdアルバムの『Bug』はアングラで攻撃的な作風ですが、本作は比較的ポップな仕上がりになっています。
ハイライトはオープニングを飾る名曲「The Wagon」、アコースティックギターが印象的で切ない「Puke + Cry」と「Blowing It」、3rdトラックからそのまま続く「I Live for That Look"」、メランコリックな「Water」と「Thumb」、アルバムの最後飾るタイトル曲「Green Mind」など。
楽曲の方に目を向けると「There She Goes」以外にも「Son of a Gun」、「I Can't Sleep」、「Timeless Melody」、「Way Out」など良曲揃い。最後の「Looking Glass」は8分近い大曲となっており、リーがコンセプトアルバムを作ろうとしていたことが伝わってきます。