アメリカのロックバンド
The Velvet Undergroundの1stアルバム。
アンディ・ウォーホルのバナナのジャケットが印象的な、アートロックの走りともいえる異端の傑作。
優しい曲調とは裏腹に妄想、偏執病について歌った
「Sunday Morning」
ドラッグの売人を待つ男が題材の代表曲
「I'm Waiting for the Man」
ニコのミステリアスなボーカルが印象的な名曲
「Femme Fatale」
ヘロインを打った感覚が題材
「Heroin」
アルバム全体に渡り婬靡、退廃、暴力、虚無などそれまでのロックではありえないようなダウナー的表現が用いられてます。
11曲全て個性が強い歴史に残る名盤です。
本作は数多くのアーティストに影響を与え、ロックの芸術性に貢献することになります。
アンディ・ウォーホルのゴリ押しでニコが一部ボーカルをとっていますが、メンバーはそれを受け入れられませんでした。
結局、ニコはデビュー作への参加のみでグループを去ることになってしまいます。