アオイユズ

いろんなものづくりのコトや
ままならない日々の記録です

9月のはじまり

2015-09-01 21:00:42 | 創作日記

8月の最後の日は、雨でしたね
そして、9月のはじまりも雨

今日から新学期。
学生さんは、夏休み明け試験で
大変ですが、明日まで頑張って下さい

昨日は、お花ボランティアで
各教室には元気がでる、オレンジなど
ビタミンカラーを飾ってきました




今年の夏休みは、
教室はされないんですか?
と、聞かれるコトが多かったですけど

細々とですが、ボランティアの方に
携わっていました。

学生の頃、ボランティアで
児童養護施設に、お世話をしに
通ってたんですが、大人になった今
できるコトを微力ながら…。

公民館とかで開催する講座は
保護者同伴が多く、また申し込みを
保護者がしないといけないので、
施設の子ども達は、ほぼ参加できません。

そういう子ども達にも手作りの
楽しみを知ってもらいたいなぁと

時々、衣服や、文房具などを
寄付させてもらっていますが、
やっぱり触れ合うのが、
一番いいなぁと思います

学生の頃、ボランティアをしていた
時は、年が近いこともあり、
中学生や、高校生の子ども達と
いろいろ話し合いました。

ボランティアに来たからって、
自分達の気持ちがわかるわけないと
衝突もいろいろありましたが、
寝食を共にしていくうちに、
たくさんの悩みも打ち明けてくれ
ましたし、里親でも、先生でもない
ボランティアだからこそ、本音で
言ってくれる部分も多々ありました。

自分達がなりたくて孤児になってる
わけじゃないのに、まわりから
偏見でみられると泣く小学生。

親に虐待されたから、自分は母親に
なりたくないという中学生。

将来を悲観する高校生。

両親が揃っていても、淋しい気持ちで
過ごしている子ども達もいますし、
どれが幸せなのか、結局結論は
出ませんでしたが、とりあえず
自分がちゃんとした大人になることを
目指して頑張ろうってことになりました。

そして、もし子どもを授かることが
できたら、まず子どもの事を一番に
考えて、大切に愛情を注いで育てよう
と、約束したコトを思い出します。

当時5歳の女の子に、帰り際

お家に帰るって、どんな気持ち?

と、聞かれ返答に困りました。

家に帰るって普通のコトだと
思っていたので、あらためて突然
聞かれても、えっ?って感じで。

施設には、仲間も、先生もいるけど
お家じゃないから、自分のお家が
欲しいって。

世の中には、そういう気持ちの
子ども達が、まだどれくらいいる
だろうと、考えると切なくなります。

私にできることなんて、ホントに
微力ですが、家庭でお母さんに
教えてもらうような、お裁縫や、
ものづくりの楽しさを知ってもらう
活動で、少しでも喜んでもらえたら
いいなぁと思います

さて、今月も頑張るぞ~