地球時代の生き方

地球という生命体の視点から物事を眺めてみる異色ブログ

大和朝廷以降、神々が霊人である理由④(縄文復活)

2023-11-26 16:28:00 | 歴史

続きです。


〈地球史的な大変動の時代〉

今は、地球史的な大変動の時です。

大日月地神示によれば、イエスも釈迦も、この時代の人類のために出現したという趣旨のことを示しています。できるだけ多くの人が乗り越えられるようにメッセージを残しました。

伊勢白山道ブログによれば、旧約聖書も国常立尊からの啓示でした。

(いずれも「本来は」という注は付きます。魔物が放置する訳がなく、改ざんが行われました。)


愛、感謝、寛容、喜びといった波動の高い感情を大切に、そして祈りを、というのが、これらの教えの核心だと思います。


ただ、これらの教えは人間中心です。人間社会においてどういう心の持ち方をすべきかに主眼が置かれています。


本来、更なる核心は、縄文的な自然神への感謝です。

日月神示や大日月地神示によれば、太陽、地球、大地、土、海、川、雨、大気、風、更には地震、台風などの災害すら感謝を捧げる対象として重要だというものです。

これは、日本の土地で遥か太古から大切にされていたものです。縄文文明の核心です。


現代は(意図的に)「唯物論」が社会の主流思想になってしまっているため、自然はその物質的な側面にしか目が向けられませんが、自然界の様々な存在は霊的な存在でもあります。


しかし、江戸時代までの我々の先人たちは当たり前のように、山には山の神がおられると考え、この恵みに感謝していました。伊勢の外宮には、土や風、水などの神々を祀っています。これが、日本人の本来の当たり前の感覚なのです。

この感覚は縄文由来だろうと思います。(伊勢の地というのは、縄文文明の要素も相当残っているように感じます。)


無意識の研究をしている研究者(前野隆司氏)によれば、無意識の一番の整え方は自然の中にいることだそうです。自然と人間は無意識でつながっているのだから当然です。

先述の通り、縄文文明の核心は、地球の無意識とのコンタクトだと感じます。


(参考)無意識と神

https://blog.goo.ne.jp/meedai/e/cd7339b96eca677307948ac58c2fdc3c


これから、唯物論から脱却する大きな文明転換が急速に進み、縄文時代の自然神への回帰が強い流れになっていくでしょう。


以上です。


大和朝廷以降、神々が霊人である理由③(2種類の天照大神)

2023-11-18 23:20:00 | 歴史

続きです。


〈2種類の天照大神〉

天照大神は、2種類存在します。


「霊人」の天照大神と「自然神」の天照太神です。この点が、日月神示や大日月地神示と日本神話を矛盾なく理解する一つの重要な鍵になります。


前者(霊人)は皇祖神で、日本神話で描かれる天照大神はこの天照大神です。


後者(自然神)は太陽神で、日本神話では殆ど出てきません。縄文の人たちが祀った自然神です。霊的次元の生命としての太陽です。伊勢白山道ブログによれば、元伊勢の伊雑宮に祀られているそうで、朱色の球体(巨大オーブ)で温かい包み込むような波動を発しているそうです。


日月神示では、天岩戸開きは「騙し」なので、出てきた天照大神も「偽物」だと強い表現をしています。

表現の強さは気になりますが、日月神示が降ろされた時代(終戦直前)は軍部が天皇陛下や皇祖神を「利用」して国民を騙していた時代ですから、この強い表現は一定程度理解できます。

これは、出口王仁三郎の大本や日月神示の底流にある時代背景です。


要するに、日月神示は、近くは軍部による天皇陛下の「利用」、遠くは天皇家の取り巻き支族による人格神としての皇祖神の創作と利用を指摘しているのです。


その本意は、「これからは自然神に目を向けてほしい」ということです。



〈2種類のスサノオ尊〉

素戔嗚尊も二種類存在します。天照大神と同じく、霊人と自然神です。


前者(霊人)は、日本神話に登場するスサノオ尊です。これは荒ぶる神として描かれます。高天原で乱暴狼藉(注)を働き追放され、出雲の始祖となった神として描かれています。(注:天照大神の取り巻きの神々の悪事を押し付けられた。)


後者(自然神)は、現生る(あらぶる)神です。スサナル大神とも言います。宇宙に備わる現象化(霊界現界)の働きです。一説には、渦だとも言われています。縄文土器に描かれる基本モチーフである「渦」は、現生るスサナル大神なのかも知れません。


元々、生命を産み育んでくれる自然界の働きであったスサナル大神に、荒ぶる神というレッテルを貼って貶めたのでした。不都合があったのでしょう。


なお、スサナル大神は渦のことだという説について。銀河系など宇宙の構造の根幹は渦であり、内から外へと変化を生みます。現生る神そのものです。

霊体次元の霊体に存在すると言われるトーラス構造(りんご状)のヴォルテックスというのも、「発散する渦」と「収斂する渦」が組み合わさったものだと考えられます。そうであれば、我々は霊的次元では日々、スサナル大神の働きとともにあることになります。



〈国常立尊〉

国常立尊(クニトコタチ)は、地球神(自然神)です。地球そのものの霊的生命体です。多種多様なあらゆる生命の織りなすドラマを楽しみたい存在です。


日本に本拠がありました(注)が、ここ三千年間、霊人たちによって幽閉されてきました。このクーデターの一環として、自然神の天照大神の岩戸隠れ、自然神のスサナル大神の素戔嗚尊へのすり替えが起こったようです。(日月神示の「五度の岩戸閉め」の二つ)

(注:シュタイナーは、霊的な地球は正四面体構造で、日本はその頂点にあると霊視しています。また、日本では古くから、「ひな形」「大八洲」という霊的思想があり、日本列島の各島は地球の各大陸の「ひな形」であり、日本で起こったことは世界に波及するとしています。)


縄文文明は、地球神(国常立尊)の波動を強く受けた精神活動の結果生まれた文明だと考えられます。地球神の霊的活動・精神活動と強く連動していたのが霊性高い縄文人の本質だと言えます。縄文人の本質は地球神だということです。


国常立尊は、幽閉されても自然界には絶大な力があったようで、天皇が日本を統治するには、国常立尊と契約することが必要だったようです。国常立尊を頂点とする国津神を祀ることが契約内容の一つで、それゆえ天神地祇を祀られ続けました。

神道の頂点である天皇は天神地祇を祭られるので、日本各地でも、天津神だけでなく国津神も祀られました。(ただし、国津神と言っても純粋にそれまでの神々ということではなく、想念の世界にある日本神話のストーリーは付き纏います。神話では国津神は貶められているので、これに不満を感じて怨霊化したのが、上古の朝廷システムを悩ませた土蜘蛛かも知れません。)


なお、先述の「大本」は、国常立尊の霊的活動とされています。他にも、黒住、金光、天理もそうで、大本を経て、日月神示に、そして大日月地神示に至ります。

これらは、国常立尊の復権(≒縄文復活)の霊的潮流になります。


大本の開祖、出口ナオは娘や本人が気が狂ったり、周囲の村でも気が触れた人がでていたそうですが、

これは、これまで封印されてきた国常立尊が深部から浮かび上がる一つの現象だったという説があります。

そして、出口ナオに国常立尊(の霊団)が神懸かりして自動書記にて啓示が下ろされます。それが「大本」の出発点でした。


念のためですが、開祖と出口王仁三郎は本物ですが、教団幹部は金集め、人集めなのでダメだと大日月地神示にはあります。開祖たちがあの世で信者たちに申し訳なく思っておられるそうです。宗教団体は忌避すべきと忠告させていただきます。


伊勢白山道ブログによれば、出口ナオは、縄文から続く外宮に発生した伊勢神道の出口家の家系らしいです。同ブログによれば、外宮の本当の神は、根源神であり、国常立尊だそうです。


つまり、国常立尊を祀る神社の神官の家系である出口家から、産業革命の明治時代に、国常立尊(の霊団)が神がかりする霊能者が出現したということです。また、神がかり前の出口ナオは金光教の信者でした。

その神意は、今の時代に向けた準備だと、大日月地神示には書かれています。幕末期に出現した黒住、金光、天理を含めると準備だけで150年。億年単位の自然神による壮大なストーリーの一端を垣間見る感があります。


ちなみに、ナオの出身の福知山は「ガイアの法則」の135度ラインです。


(参考)ガイアの法則

https://blog.goo.ne.jp/meedai/e/d3d634b20f9037b48a05e0165d093366



大和朝廷以降、神々が霊人である理由②

2023-11-11 14:31:00 | 歴史

〈神社での祈り方〉

なお、これらの霊的存在は、日本神話をベースとしているため、「日本は麗しい国」「日本を愛する」という想念が強く設定されていますから、様々な国難から日本を守ってくれている存在です。感謝のエネルギーでこの守り機能は強くなるようです。


神示は、

神社の「神」は、神でないから粗略に扱え

という趣旨では決してないと思っています。


神示が言いたいのは、

人間の神の概念は浅過ぎて誤っている。

神社の神は自然神ではなく、霊人。

人間は、この「霊人」にばかり目を向け過ぎていて、自然神に目を向け、心を寄せ、感謝する人は殆どいない。


地震、台風などの災害がひとたび起これば、生活は激変してしまう。自然神はこれを抑制してくれている。大きな愛がある。

また、日々、生きとし生けるものを育んでくれている。


そろそろ、縄文人の心を思い出し、この宇宙を、太陽系を、地球を創り出された自然神、日々、恵みを与え続けている自然神に目を向けた方がよい。


ということだと解釈できます。



神示を踏まえた神社での祈り方ですが、次のような二本立てをオススメしたいと思います。


①まず、目の前の拝殿に心を向け、

例えば鎮守の神社であれば、

「何百年となく、この地の人々をお守りいただいてありがとうございます。」、

稲荷神社であれば、

「毎日ご飯をいただけてます。豊かさに感謝します。」

自然神系の川の神であれば、

「水の恵み、プランクトンや藻、魚などの生物を育むお働き、水運の恵みに感謝します。ありがとうございます。」

同じく自然神系の山の神であれば、

「土壌の恵み、ミネラルの恵み、森の恵み、水を流すお働き、雨を降らせるお働きに感謝します。ありがとうございます。」

などと感謝を捧げます。


そして、

「幸はえたまえ、幸はえたまえ」

「弥栄、弥栄(やさか、いやさか)」と心で唱える。


(「みなみな、嬉し嬉し、楽し楽し、変わる変わる、ありがたい、ありがたい」「生かしていただいて、ありがとうございます」を加えても良い)


②次に目の前の拝殿から転じて、自分を取り巻く自然に感謝しつつ、

「大日月地大神御霊(おおひつくおおかみおんたま)、ありがとうございます」

「スサナル大神、ありがとうございます」

「天照太神(アマテラスオホミカミ)、ありがとうございます」

「国常立大神(クニトコタチオオカミ)、ありがとうございます」

と心で感謝を捧げ、


「幸はえたまえ、幸はえたまえ」

「弥栄、弥栄(やさか、いやさか)」と心で唱える。


(「みなみな、嬉し嬉し、楽し楽し、変わる変わる、ありがたい、ありがたい」「生かしていただいて、ありがとうございます」を加えても良い)


基本的に神社では、我欲の祈りは禁物感謝のみです。自分に関わることであれば、「宣る(のる)」、つまり宣言します。

例えば、「○○のプロジェクトを大成功させます。」などです。



あるいは、拝殿では①のみで、②は拝殿に向かう途中や、拝殿から帰る途中に行うという方法もあると思います。

自然神は神社ではなく、自然というか森羅万象の奥の次元におられますから、むしろ、こちらの方かよいかも知れません。興味ある方は、各々、工夫なさってください。


つづく


大和朝廷以降、神々が霊人である理由①

2023-10-29 19:49:00 | 歴史

以前のブログ記事では、神社の神様は霊人だと書きました。


https://blog.goo.ne.jp/meedai/e/38e13ffe9fdd8259fcbd96fe74eb74a6


https://blog.goo.ne.jp/meedai/e/b83a6ffc76e01c4b545917a84d4dca22


https://blog.goo.ne.jp/meedai/e/d4f61409d6ae422d81a66a4269966181


https://blog.goo.ne.jp/meedai/e/4b94f89d0c255b48f2b9225d092e195b


https://blog.goo.ne.jp/meedai/e/e7e62bd9a323ad051ddafc977e656161


https://blog.goo.ne.jp/meedai/e/3c8c1e478d9178cc73cc60c1d7fada75


これは、上古から古代における政治的な理由が大だと考えられます。


遺伝子研究で証明されているように、日本人は、縄文人をベースに、ポリネシア人、長江人、半島人、タミル 人、イスラエル人など異民族が融合して形成された民族です。

1万年以上の悠久の期間、縄文人がいて、

3千年前頃〜、大陸から様々なルーツの渡来人がある時は少人数で、ある時は大量に入ってきました。


古代の政府は、これらを融合させるために「みんな元は一つだ」という一種の巨大な幻想を創り出す必要がありました。その幻想においては、天皇は太陽神である天照大神の子孫であり、出雲の祖の素戔嗚尊は海原を治める暴風雨の神であるとともに天照大神の弟とされました。自然神に人格的要素を入れて融合を進めるストーリーを創り出したのでした。


大陸では出自の違い、宗教の違いによる憎悪や殺戮、抑圧が繰り返されてきましたが、日本では、この神話の効能で緩和されました。理想社会ではないけれども、大陸よりは少しは理想に近い状態でした。


神話は「事実」とは異なりますが、これを「真実」として受け入れる限り、争いを避ける効能がありました。

さもなくば、出自の違いからくる相手への無理解や偏見が増幅し、無意味な戦争が繰り返されたはずです。これは洋の東西を問わず見られる現象です。今も様々な紛争の根幹には「出自の違い」があります。


つまり、日本神話は、融合のための知恵です。

この知恵があったから、日本人は「和」の民となり、穏やかな民族となりました。

この「知恵」の究極は、天皇と国民の関係だろうと思います。天皇はその大御心で大御宝(国民)を大切に思われ、国民は天皇を敬慕する、という形が基本であり、大御心によって日本は穏やかな国であることを維持できました。

昭和天皇も上皇陛下も、日本国憲法の制約がある中で、御公務を中心にこの国民との絆をいかに育むかに知恵を使われ、注力されのだと思います。障害者や被災者に寄り添ってこられました。今上陛下も、こうした偉業を引き継いでおられるとお察しします。


この知恵は尊く有難い知恵ではありますが、

日本神話の神々は、元からの自然神ではなく、人間が創り出した霊的存在です。

縄文時代は、こうした政治的要請がないので、ダイレクトに自然神を祀りました。


つまり、縄文時代と弥生以降の決定的な違いは、神々の概念です。単純化すれば、

縄文の神は自然神

弥生以降の神は霊人

です。


大日月地神示によると、人間のイメージにあるものは、創作でも霊界では霊的存在としての生命を与えられるそうです。例えば、いかめしい龍は元々自然霊界には存在しませんが、人間のイメージが霊界に龍を生んだのだそうです。

こうした人間の創り出したイメージを元にした天照大神などの霊的存在や、この想念をベースにして霊人が融合したのが、神社の神々ではないかと思います。

大日月地神示では、明確に神社の「神」は霊人であるとしています。



つづきます。


カタカムナ文献について⑥(立て替え立て直しの時代)

2023-10-28 10:45:00 | 歴史

続きです。


〈激動 2020年を中心とした前後10年〉

東日本大震災のあたりから、歴史は大きく転換を始めました。日月神示では、「子の年中心に前後十年」とあります。この「子の年」は2020年(パンデミックの開始した年)とされており、「前後十年」ですから、2011年〜29年(あるいは、2010年〜30年)が大きな変革期であると言えるでしょう。


東日本大震災を契機に、絆の大切さが言われ始め、また日本本来のものへの誇りも出てきました。経済の長期停滞を経て、心の豊かさに目が向くようになってきました。


スマホの普及で、メディアや政治家の嘘が暴かれ、真実を知る機会もかなり増えたように思います。


アメリカの背後にあって覇権国を動かしている存在についても、かなりのことが言われるようになりました。


玉石混交ではありますが、霊的な知見もかなり受け入れられるようになってきました。(うち9割は、魔物が関与しているような気もしますが、最近は良質な知見も増えてきた。)


波動や次元についての知見が流れ始めた。


宇宙種族(の種類)と地球史についての情報も激増しており、その中には、日本の特殊な位置付けについて明かしたものも含まれています。


地球史について、人類は何度も超古代文明を作ったが、何度も滅亡していることが明かされ始めました。


その中で、特定の宇宙種族が人類を操り、人類の遺伝子を操作していることも明かされるようになった。さらには、その操作もそろそろ終焉を迎えることも開示されるようになってきた。


一方で、パンデミックと物価高、ウクライナ戦争が多くの人の心を不安にし、パンデミックや米中対立をテコに、それぞれの陣営の政治が操縦され始めている。


また、SNSの普及により、国内の「分断」やマイナス感情が増大している。


そうした中で、ネットワークを流通する情報量は爆発的に増え、その情報を管理できるものとしてAIが日々性能を上げています。


一方、パンデミックを契機にテレワークが普及し、働くことの意味や本当の幸せについて多くの人が考えるようになった。


これだけのことが、2011年からの13年間で起こりました。

さらに、政治の分野では、日本では安倍総理の出現で新しいリアリズム勢力が形成され、アメリカやイギリスで反グローバリズム(トランプ現象、Brexit)が形成されました。また、米国で陰謀論が広まり、政府の背後パワーを設定してそれへの警戒を強める動きが生じました。


〈開示の時代〉

こうした地球史に稀に見る激動下、日本でも、様々な秘密の開示が始まりました。竹内宿禰家、土御門家など太古からの歴史と秘伝を伝える由緒ある家がついに開示を始めました。


カタカムナについて私が最初に見たのは1981年に出版された「謎のカタカムナ文明」(阿基米斗著)でした。しかし、その後、殆どカタカムナについての書籍が出版されることはなかったと記憶しています。同書もカタカムナ文献の内容というよりは、楢崎皐月氏の研究内容の紹介が殆どだったと記憶しています。


その後、20年くらい経て2000年代前半にコンサルの船井幸雄氏がイヤシロチ、ケカレチということを言い始めました。これでイヤシロチの効能については経営者等に少し認知が広まったように思います。


「謎のカタカムナ文明」から30年弱近く経て、

2015年頃、チラホラとカタカムナについての動画を見かけるようになりました。怪しげな願望実現や病気治しといった効能中心の情報でしたが、

しばらくすると瞬く間にグッズなどが売り出され、スピ系でありがちな原価の何十倍もの値段をつけて金儲けの道具として認知されるようになったことで、認知度が上がったように思えます。これは売る側はもちろん、買う側もNGで要注意です。


この頃、「カタカムナが云々」と言っていた人たちの動画をたまに(年2回くらい)チェックしていましたが、皆さんどうも人相が、、と思っておりました。全く見る気がしませんでした。


つい最近、2019年、20年になってようやく、直系とも言える天野成美氏(楢崎氏の直弟子の宇野多美恵氏の直弟子)から、体系だった書籍が出されるようになりました。天野氏は人相も言っておられることも良く、やっと本物が出てきた感がありました。

天野さんが出てこられた動機は、カタカムナについて「間違った情報」が出回っているのが我慢ならなかったのだそうです。

ちなみに、先述の保江さんも天野さんと会って、それまで大嫌いだったカタカムナへの印象が変わったと書いています。(『完訳カタカムナ』(天野成美著 保江邦夫監修))


保江さんも天野さんも、自然と審神(さにわ。霊的な正邪を見極めること)されているようです。スピ系に携わる時に必須のプロセスです。


〈おわりに(カタカムナ文献を読む時の注意)〉

カタカムナ文献は、カタカムナ文明という架空の文明や縄文文明ではなく、「賀茂神道」の秘伝がベースになっていると思って接するとよいかと思います。


超太古の白山文明やムー文明はあるようですが、カタカムナ文明は存在しません。「カタカムナ文明」と呼称されるものは、「賀茂神道」を楢崎の科学的視点で解釈して創作したものです。


「賀茂神道」は、効果のあるものを真面目に練り上げられてきたもので、それを真面目で天才的な研究者・技術者のフィルターを通して「カタカムナ文献」に作り上げられたので、効果はあると思います。


「賀茂神道」では、利己心ではなく、周囲や日本、人類、さらには宇宙をどう益するかという視点が必要だと推察します。

「利己」的な願望はNG2015年頃からスピ系でセールスされたものは、邪霊やねっとりしたエネルギーが付着していますので全て捨てた方がいいだろうと思います。


自分についての願望でも、家族、周囲、社会全体、人類全体、宇宙にこうやって貢献しますという「利他」に昇華すれば可です。


以上