ドラマ『コウノドリ』の第4話見ました。
今回のテーマは「切迫流産」
「切迫流産とは『流産になりかけている』という意味です。
実際は流産が起こりうる妊娠22週未満の時期に子宮出血があれば切迫流産と呼ぶので、
流産になる可能性が高くない場合も含まれます。」(家庭の医学より引用)
妊娠21週と1日の妊婦さんが、お腹の痛みを訴え、病院に来る途中に、破水。
まだお腹の中で十分に育っていないため、危険な状態であるので、
このまま妊娠を継続するならば、ベットで絶対安静。
(目標は24週を超えること)
しかも、21週目では、まだ胎児の肺機能などが出来上がっていないため、早産になった場合、
産まれてから障害などが出てくる可能性もあり、
「元気に産まれて来てくれる」という約束も出来ない…
それでも、妊娠を継続しますか?
という選択を迫ります。(人工中絶が法律で認められるのは、21週と6日まで)
やっと授かった子なので、ご夫妻は継続を選びます。
そして、24週を目前にした23週と3日に、陣痛が来て、
超未熟児として男の子が産まれます。
小さな小さな我が子を前に、ご夫妻は「大地」と名付けるのです。
1時間の流れをサラっと書いてしまいましたが…。
このご夫妻のことを中心に、新米産科医下屋先生の葛藤
破水して駆け込んできた前日の検診で
「お腹が張ってるんです」
という申し出に対して
「問題ないですよ!」
と言ってしまったこと
産まれてきた赤ちゃんを見て、あまりの小ささに、
「おめでとうございます」
と言えなかったこと…etc.が絡んでくるのですが…。
この奥様が入院すると決まった後のカンファレンスで、
「産まれた子に障害が残るかもしれないことに、両親は覚悟があるのか?」
と四宮先生に聞かれて、下屋さんは
「絆があるから大丈夫だと思います!」
と答えるのですが、他の先生に反論されてしまいます。
実際、産まれてNICUに入った子に会いに来なくなってしまう親もいるし……と。
ここで四宮先生の説明を少しすると、
これは2話の四宮先生のセリフなのですが、
(喫煙妊婦さんに「タバコを止めなきゃ母親失格だよ!」と言い、
「担当を替えて下さい!」と患者さんから言われたことに対して、
院長に「患者さんにやさしくしてくれないかなぁ~」と言われ)
「優しくしたら患者を救えるんですか?」
「優しいけど患者を死なせる医者と、嫌なやつだけど助けてくれる医者
院長ならどっちに診てもらいたいですか?」
という言葉があって…
実は、四宮先生は5年前に担当していた患者さんが、タバコを止められない方で、
「1人目のときも吸ってたけど問題なかったし」
と言われたりして、強く言えなかったことがあり
結果、その妊婦さんは早剥(常位胎盤早期剥離)で、手術中に大量出血で亡くなり、
「嫌われてでも強く言えばよかった」
という悔いを残します。
そのときの赤ちゃん(女の子)は、脳に障害が残り、今も寝たきり。
奥様の死を受け入れられず、ご家族もお見舞いに来ない状態で、
四宮先生は毎日彼女に会いに小児科に通っている。
そんな四宮先生なので、人一倍「障害が残るかもしれない」ということに敏感だったのかなぁ~と見ながら思いました。
(なんだか滅茶苦茶四宮先生に肩入れしてる感じになってますが、好きな訳ではないですよ!)
この大地くんのエピソードは、実を言うと私が『コウノドリ』を初めて知ったときに、見たお話で、
と言っても、「読んだ」ではなく「見た」のですが…
去年の春頃、『深イイ話』の「妊娠・出産」特集があって、その中で再現ドラマをやっていて、見たのです。
なので、原作で読んだときも、今回のドラマでも、結末を知っているのに、泣いてしまいました。
やっぱり出産は、奇跡の連続ですね。
次回のお話は、予告見て明らかに(ツッコミたくなるくらい)原作と設定が違うのですが…大丈夫かしら???
今回のテーマは「切迫流産」
「切迫流産とは『流産になりかけている』という意味です。
実際は流産が起こりうる妊娠22週未満の時期に子宮出血があれば切迫流産と呼ぶので、
流産になる可能性が高くない場合も含まれます。」(家庭の医学より引用)
妊娠21週と1日の妊婦さんが、お腹の痛みを訴え、病院に来る途中に、破水。
まだお腹の中で十分に育っていないため、危険な状態であるので、
このまま妊娠を継続するならば、ベットで絶対安静。
(目標は24週を超えること)
しかも、21週目では、まだ胎児の肺機能などが出来上がっていないため、早産になった場合、
産まれてから障害などが出てくる可能性もあり、
「元気に産まれて来てくれる」という約束も出来ない…
それでも、妊娠を継続しますか?
という選択を迫ります。(人工中絶が法律で認められるのは、21週と6日まで)
やっと授かった子なので、ご夫妻は継続を選びます。
そして、24週を目前にした23週と3日に、陣痛が来て、
超未熟児として男の子が産まれます。
小さな小さな我が子を前に、ご夫妻は「大地」と名付けるのです。
1時間の流れをサラっと書いてしまいましたが…。
このご夫妻のことを中心に、新米産科医下屋先生の葛藤
破水して駆け込んできた前日の検診で
「お腹が張ってるんです」
という申し出に対して
「問題ないですよ!」
と言ってしまったこと
産まれてきた赤ちゃんを見て、あまりの小ささに、
「おめでとうございます」
と言えなかったこと…etc.が絡んでくるのですが…。
この奥様が入院すると決まった後のカンファレンスで、
「産まれた子に障害が残るかもしれないことに、両親は覚悟があるのか?」
と四宮先生に聞かれて、下屋さんは
「絆があるから大丈夫だと思います!」
と答えるのですが、他の先生に反論されてしまいます。
実際、産まれてNICUに入った子に会いに来なくなってしまう親もいるし……と。
ここで四宮先生の説明を少しすると、
これは2話の四宮先生のセリフなのですが、
(喫煙妊婦さんに「タバコを止めなきゃ母親失格だよ!」と言い、
「担当を替えて下さい!」と患者さんから言われたことに対して、
院長に「患者さんにやさしくしてくれないかなぁ~」と言われ)
「優しくしたら患者を救えるんですか?」
「優しいけど患者を死なせる医者と、嫌なやつだけど助けてくれる医者
院長ならどっちに診てもらいたいですか?」
という言葉があって…
実は、四宮先生は5年前に担当していた患者さんが、タバコを止められない方で、
「1人目のときも吸ってたけど問題なかったし」
と言われたりして、強く言えなかったことがあり
結果、その妊婦さんは早剥(常位胎盤早期剥離)で、手術中に大量出血で亡くなり、
「嫌われてでも強く言えばよかった」
という悔いを残します。
そのときの赤ちゃん(女の子)は、脳に障害が残り、今も寝たきり。
奥様の死を受け入れられず、ご家族もお見舞いに来ない状態で、
四宮先生は毎日彼女に会いに小児科に通っている。
そんな四宮先生なので、人一倍「障害が残るかもしれない」ということに敏感だったのかなぁ~と見ながら思いました。
(なんだか滅茶苦茶四宮先生に肩入れしてる感じになってますが、好きな訳ではないですよ!)
この大地くんのエピソードは、実を言うと私が『コウノドリ』を初めて知ったときに、見たお話で、
と言っても、「読んだ」ではなく「見た」のですが…
去年の春頃、『深イイ話』の「妊娠・出産」特集があって、その中で再現ドラマをやっていて、見たのです。
なので、原作で読んだときも、今回のドラマでも、結末を知っているのに、泣いてしまいました。
やっぱり出産は、奇跡の連続ですね。
次回のお話は、予告見て明らかに(ツッコミたくなるくらい)原作と設定が違うのですが…大丈夫かしら???