MOT日記

知識資本主義の流れを医療界へ。
医療界の産業革命を目指します。

プロパテントかアンチパテントか

2005年11月19日 | Weblog
久しぶりの更新です。

世間ではプロパテントの風潮。自分の権利を守れ、守れの大合唱。
企業の、開発へのモチベーションを保護するのは良くわかります。

この風潮、いずれアンチパテントに傾く事はないだろうか。と考えてみました。

医療に関する特許制度の整備が、実業界からの要請を受けて進んでいますが、現場の医師が意見を言う機会は皆無です。医師会の一部の先生方は頑張っておられますが。どうも温度差を感じます。私は大学院生ですから、最新の情報が入りやすい環境だとは思いますが、日々の診療の忙しさのためか、特許制度の改革のことが話題にのぼる事はありません。


開業医の先生方が、新技術・新制度に反対する気持ちは分かります。私の観点は少し違うようですが、プロパテントに一石投じておられます。

現在の私の意見をここに留めておきます。何年後かに振り返ってみたいです。

『ライフサイエンスに関するノウハウは共有すべき。特別に新規性のあるノウハウは著作物、DVD、ソフトウェアの著作権として保護すべし。』

手術方法を盗んだ、と医者が医者を訴えるようなアメリカは寂しい国です。(実話)



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
科学と経済 (EVA)
2005-11-26 19:00:03
アメリカは200人に1人が弁護士なので、本当に狂ってきていますね。
Unknown (管理人)
2005-12-15 02:28:19
日本では医師が過剰といわれる事もありますが、それでも500人に1人。



異常ですよね。