時の経つのは早いものである。加齢と共に加速度が付くので猶更である。基板剥き出しコンピュータRaspberry Piが発売10周年を迎えたそうである。私が手に入れたのはある程度の盛り上がりを見せてからなので、よく覚えてはいないが5年位前だろう。廉価な教育用PCをコンセプトとしていたが、今やIoT制御機器やらクラウドサーバやら、本来の目的とは無関係に幅広い使われ方をしていて大笑いである。拙宅でもNASとして元気に稼働中で、昨年の瞬間停電以降ノンストップと云う驚異のMTBFを叩き出している。ただ一通りの設定を済ませてPythonでちょこっと遊んだら飽きてしまったのも事実である。やっぱりGPIO経由で外部機器を制御してナンボであり、電子工作に首を突っ込まないと宝の持ち腐れなのであろう。半田付けを苦手としている上に老眼の進行も加速度が付いており、細かい作業は出来れば避けたい。初心に帰ってブレッドボードでLEDチカチカなら何とかなるかなと思っているのである。