どうでもいい四百字 第二中間貯蔵施設

あってもなくてもいいもの。

どうでもいい四百字 3615

2022-11-30 17:09:00 | 時間の無駄
マイナカードの累計申請枚数が7568万枚になったそうである。運転免許証の約8100万枚を超えるのが当面の目標らしい。運転する予定は無いけど身分証明書は欲しい、と云う人は減少すると思われるので、自動車教習所は厳しい時代になりそうである。ただ未だにマイナカードを出すとビビられるので、「目的外でマイナンバーを収集するのは法で禁じられているけど見るぐらいはしょうがないよ、でもコピーは表面だけにしてね」と云う共通認識の醸成が急務であろう。マイナカードの民間活用としてセルフレジの年齢確認や電子チケットの本人確認が今後登場するそうだが、「親兄弟であろうとカードの貸借禁止」も周知徹底しておきたい。そうしないとチケットとセットで転売するアホが出てくる。マイナンバーを知られてもそれ単体では大した事は出来ないが、ICチップ内蔵の電子署名用鍵だけは取扱注意であり、敢えて一枚にする必要は無かったのではないかと今でも思うのである。

どうでもいい四百字 3614

2022-11-29 16:49:15 | 時間の無駄
JR四国だから可能な勝負手とも言えよう。チケットアプリ「しこくスマートえきちゃん」がリリースされた。クレカ決済で切符を購入し、乗車前に有効化して駅員に見せて入場するシンプルな造りである。当面は急行列車とフリーきっぷだけが対象だが、いずれは普通列車でも使える様にする予定だそうである。下車後に利用終了とする操作もユーザに委ねられており、その気になればちょっとした途中下車が出来そうにも見えるが、全路線赤字のJR四国からすれば「乗ってもらえるだけラッキー」と割り切っているのかも知れない。そもそも駅の7割が無人で券売機を設置していない所も多いとの事で、維持費用も考えたら厳密な入退場管理は無駄である。スマホが電池切れしたら詰むのは難点であるが、受け入れられればそれなりにコスト削減には繋がるだろう。この程度で黒字化出来る程に生温い経営環境では無い事は承知しているが、こう云う小手先のDXも嫌いではないのである。

どうでもいい四百字 3613

2022-11-28 17:52:02 | 時間の無駄
細かい話には違いないが、如何にも現代と云った感じである。UTCを管理する国際度量衡局の総会にて、うるう秒を2035年で廃止すると可決したそうである。原子時計と地球の自転公転のズレを合わせる為に何年かに1回1秒加算すると云った処理を行っていたが、そのイレギュラー処理による障害発生の危険性がこれまでになく高まった事が理由だそうである。24時間365日、莫大な金額のネット取引が秒単位で行われる様になったからなあ。どちらにせよ私には影響が無いのでどうでもいいのだが、そのズレをどの程度まで許容するのかで揉めている様である。うるう分として100年に1回ぐらいでいいんじゃね?と云う意見が優勢の様だが、その頃まで生きている人が居る訳も無く、問題の先送りではないかとの至極真っ当な批判も有るらしい。個人的にはもうUTCは天然時間と擦り合わせなくても構わない様に思うのだが、それを感情的に許せない正確マニアの気持ちも理解出来るのである。

どうでもいい四百字 3612

2022-11-27 18:29:30 | 時間の無駄
今年を締める大相撲九州場所が終わった。幕内は実力が拮抗し、六場所全ての優勝力士が異なると云う珍しい年になった。結果として関脇と小結がだぶつくと云う日本企業あるあるな状況に陥っているので、見ている方としてはとても楽しめた。若手の台頭も目覚ましく、来年は更に熾烈になろう。中でも私が注目するのは若隆景である。とても発音が難しい。ワカタカカゲの真ん中の「カ」をハングルの激音の様に発音しないと上手く繋がらない。喋りのエリートであるNHKアナウンサーでも引っ掛かりを感じるので、練習しないと難しそうである。隆景、だけだとすんなり発音出来るのが面白い所で、連接する単語によって濁音や拗音に変化する日本語の発声メカニズムに秘密が隠されているのかも知れない。呼び出しや行司は伸ばしたり抑揚を付けてぶつ切りにしたりして違和感無く乗り切っている所に伝統の知恵を感じるのだが、四股名は変に凝らない方が良い様にも思うのである。

どうでもいい四百字 3611

2022-11-26 18:49:54 | 時間の無駄
ミュージシャン救済の為にCD市場の活性化を。そんな記事を何処かで読んだ。ファン目線で見れば因果が倒立している様にも思うのだが、今の業界の構造ではそうするのが一番手っ取り早いのも確かである。事情は海外のミュージシャンも同様だと思うのだが、あちらではCDは既に過去の遺物である。その代わりライブ活動が積極的な印象を受ける。1万人に届かない動員しか見込めなくても、来日公演とか精力的にこなしている。恐らく自前のマネジメント事務所を構え、中抜きを極力減らしているから、実入りが全く違うのだろう。日本の中堅ミュージシャンがすぐに真似するのは難しいと思うが、従来の収益構造ではジリ貧な事は予想出来るので、生演奏に活路を見出して欲しい。ハコが足りないなら、Youtubeでも良いではないか。デザイン違いのCDを何枚も買わさせるより、ファンもそちらの方が嬉しいだろう。再販制度に胡坐をかいている業界関係者各位に一考を促したいのである。