goo blog サービス終了のお知らせ 

海辺の暮らし

アドリア海に面した海辺の小さな町での生活日記

レガータ

2010-09-05 | フェスタ
       ‘レガータ’とは、、、


        
                 
                           

                           9月の第一日曜日にヴェネチアにて行われる‘船漕ぎ競争’



                    と言ってもただ競争するだけではなく、


             ご覧のとおり中世の衣装を纏って行われるデモンストレーションや、
                さまざまな装飾がほどこされたゴンドラが登場したりの、
                   ヴェネチアの大きな観光行事の1つである。


   
地域やサークルで構成されたメンバーの船が現れると、観客(というより友人?)から大きな歓声が上がる。
その期待に応えてか?漕いでる人達の表情は真剣そのもの。


 かと思えば、沢山集まった観客を前に

こんなオチャラけな‘自家製ボート’披露者も。


                          いづれにせよ

                  
                      水の都ならではの光景である。                      

sagra di pesce(魚祭り)

2010-07-23 | フェスタ
週末、地元のお祭り‘sagra di pesce’に行った。

  

                          場所は旧市街にある魚市場の裏
                       
どんなお祭りかというと、

漁業で成り立ってるこの街の魚を食べてもらうべく
市と組合の人達がボランティアにて地元の魚料理を提供。
  
夜7時、夕食には早めだというのにもう行列、ここで食券と料理を引き換え、好きな場所に座っていただく。


私たちが選んだのは

サオール(いわしのマリネ)、エビフライ、タコのマリネ、貝のグラタン、
なぜか?フライドポテトとパンがついてきた。

冷えひえの白ワインと一緒に美味しくいただいてるうち、


街の電燈が灯りはじめた。



で、食後のお散歩は街の端の港まで。


桟橋前には簡易ステージが作られ

  
すでに満席、 で何をやってるのかと思ったら‘カンカンガール’?!(やっぱし) 橋の上までいっぱいになって見るぅ?



こうして田舎祭りの夜は更けていったのであった。。。

誕生日

2010-06-08 | フェスタ
              

                     誕生日、無事終わりました。が、、、


  

灼熱の太陽の下、写真など撮ってる間もないくらいハードすぎて、、(世話役の)母には限界ぎりぎり。。

にもかかわらず
          
3時から始まった会、日がなかなか沈まないため?!8時まで続行、、、(勘弁してくれぇ~)

ま、ともあれ皆楽しんでくれたようでよかった。



                      こばとちゃん、11歳おめでとう !!

誕生日・前

2010-06-07 | フェスタ
                    これ、な~んだ?

             
                   恐竜の卵ではありません。

          
                      怪物の頭でした。


まわりに‘最近忙しい’と言っておきながらなんでこんなことして遊んでるか?というと、
実はこれ、愛娘(オォ~!初めて使う言葉)の誕生会の準備の1つなのである。

ちなみに怪物の中には飴や景品が入れてあって、それをスイカ割りと同じ方法で叩き割るというわけ。

この他にも


‘仮装レース’(衣装は今まで使ったカーニバルやダンスのもの)

や、風船割り競争、袋(に半身入って走る)レース、フラループ、ビンゴなど用意している。
(と書いてて気づいたが、これじゃまるで日本の‘運動会’?!)

それもそのハズ、場所はお決まりのビーチ、つまりビーチ・パーティーである。

こばとは今まで学校にて簡単な祝い事をしたことはあっても
友達を呼んでのプライベートな誕生会をしたことがない。
理由は、誕生日の6月8日に学校が終業していたことが多かったため日本に帰っていたのと、
こばとの顔が広いゆえに、そこからくる交友関係(ママさん達を含む)が複雑だったことも面倒だった。

しかしながら、こばとも他のみんなのように誕生会をやりたかったのは知っていた。
しかも今年は小学校最後の年、で日本にも行かない、、、

ということで今回、最初で最後?の誕生会をやることになった。

招待したのはクラス全員の女の子10人と男の子4人(7人中)プラス他のクラスから3人。
この子達が全部来るとは思わない、、でいたのだが、どうやらそれに近いらしい。
プラス、ママさん達。(なぜか付き添ってるのだ)


ちなみに普通、イタリアの子供の誕生会がどんな感じかというと、

*学校にて、飲み物、お菓子(またはケーキ)を持ち込んで、休み時間に全員で祝ってもらう
、、、、低学年まではこれが主流。
*家に仲良し(4,5人)だけよんで内輪パーティー、、、、高学年になるとこれになる。
*スペースを借りて(教会施設、レストラン、ビーチ・バー)やる、、、、有料。

で私たちが選んだのが、最後のビーチ&バー。
ビーチ・レストランの軒先(オープンスペース)を借りて飲み物代だけ払い、ケーキは持ち込み、という形式。
ビーチはどんな子供も大好きな場所。
もちろんこれができるのは気候のよい夏場だけ(とはいえ天気のリスクはあるが)である。

ということで、明日に控えた誕生会。

天気予報は晴れとでてるがホントに大丈夫か?ケーキの選択は間違ってなかったか?
用意したゲームは楽しんでもらえるか? ケンカや怪我をする子がいないか?

本人よりもこっち(親)の方が緊張している。。

モレ in パスクア

2010-04-05 | フェスタ
東京には東京タワー、パリにはエッフェル塔、NYには、ロンドンには、
と各都市にシンボルとなる建造物があるように、トリノにはmole(モレ)がある。
100年以上も前にトリノの街の中心に建てられたモレ、当時はモスクとして建造されたそうだが、
現在はシネマ・ミュージアムとして観光名所となっている。

                     
      頂点は168mまであり85m地点の展望台まではエレベーターで昇れる。
      パスクア休暇で混雑している中、1時間半待ちでやっと入場。

  
展望台からはトリノの街が360℃一望できる。                  上から下を見ると。


             建物の中は外観から一転してモダンに修復されている。
            建物の中央を突き抜けるように上下に行き来するエレベーター。
  
吹き抜けの地上階ではソファ式シート(気持ちよくてほんとに眠りsou!)に寝転びながら映画鑑賞ができる。

この他にも映画に関する展示物や体験コーナーなどがあり、ゆっくり見てるつもりはなくても2時間くらい見学。

まるまる半日、トリノの街も少しブラついてから‘パスクアの昼食’のため帰宅。



この日の昼食は総勢18人。

メニューはほとんどクリスマスと同じ(なんで省略。興味のある方?!は前記事にて)

でもドルチェは

38個ものシューが積み上げられた‘プロフィッテロール’は圧巻!
ジェラテリアを営む従妹のサラのお手製。

そして食事が終わったあとも、、、
  
子供達はコーナーにて遊びに興じ、男達は食後酒とサッカー中継、   女達は台所で世間話、


というように、またいつもの光景が繰り返されたのである。。。


buona pasqua