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海辺の暮らし

アドリア海に面した海辺の小さな町での生活日記

amerigoの船

2010-10-24 | その他
地元の港に来航している‘amerigo vespucci’を見に行った。



コロンブスがアメリカ大陸を最初に発見したのを知らない人はいないが、
意外と知られてないのがこのamerigo(アメリゴ)

コロンブスが大陸をインドと間違えてるうちに正式にアメリカ新大陸を認識させ
自分の名前(amerigo=america)がつけられた人物である。

その彼が乗っていた当時の船(もちろん復元)が来てるとあって

    
             見に行かなくちゃ!


      
        と思ったのは私達だけじゃなかった。。



             1時間近く並んで、船内も見学
              
                         が、あまりのシンプルさにさして撮るものもなし?

  で、かわりに撮ったのが
   
  船上でも押せや押せやの人の群れ



   いやはや、、人込に混じって長蛇の列に並ぶのも久しぶり。
   天気も薄曇りで肌寒く、手足が冷たくなってきたので見学後すぐ家路に。



         帰りに買った記念ポストカードでも見ながら

          

           うちでゆっくりロマン?に浸ることにした。。

収穫の秋

2010-10-08 | その他
       今日はこばとが学校の遠足で撮ってきた写真を披露

        


行ってきたのは、ワインや野菜をつくってる農園
  

皆でぶどうを収穫した後、
                      ‘ぶどう踏み’体験
                   
                                   これ、ほんとにワインにするのぉ~(ゲゲっ?!)


どっさり収穫したトウモロコシは

  
                 農園の動物たち専用かとおもいきや、、、



                  お土産に買ってきたワインとともに

                  
                   ちゃっかり持って帰ってきた。。

                 (ポップコーンにできるかな?だって)

どこ?

2010-09-26 | その他
       質問:ここはいったいどこでしょう?


    いつもの窓辺の景色、、とはちょっと違うハズ


 
    なぁんだ、またヴェネチアか、、じゃなくて


   
    じゃ、‘偽ヴェネチア’こと地元の旧市街?



            ではこれではどう?

             え、トスカーナ?
             
       まわりをワイン畑に囲まれた丘の上の街は    ‘トリフ’の産地としても有名。

       
            麓の農園ではすでにブドウの摘み取り作業が始まっていた。



でも、、やっぱりこれを見てから判断したほうがいいかも


   ローマだったわけ。。?
                 


でもなくて、

 


            正解:クロアチアのイストラ半島でありました。





写真はちょうど去年の今頃、友人と一緒に旅したときのもの。

イストラ半島は私の住んでる場所から海を隔ててちょうど真正面にあり
ヴェネチアから出るフェリーだと約3時間半で行ける距離なのだが、

うちから‘海の向こうはどんなだろう’と思いながら眺めていた場所だった。


結局、船ではなく6時間かけてバスで移動したのだが

途中の景色はいったいいつクロアチアに入ったかもわからないくらい同じものが続いた。

街や近郊に点在する小さな村にもイタリア語の名前がついた通りや建造物が沢山あり、
地元レストランのメニューも海ではヴェネチア、内陸ではトスカーナとほぼ同じ?!

それもそのはず、
イストラ半島はローマ時代のみならず戦前にもイタリアに統治されていた時期があったのだ。
なので雰囲気はもちろん、今でもイタリア語(それもヴェネト方言)を話す人も多い。
また地理的にもひじょうにイタリアと近いという理由もあるだろう。
当然、イタリア人観光客も沢山いた。

唯一の違いと言えば、、海の色くらいだろうか。
イタリア側に比べてまだ汚染されていないせいか、海の蒼さが印象的であった。




こうして、行って見てわかったのが


海の向こうにあった‘もう1つのイタリア’だった。

eat、pray、love

2010-09-20 | その他
数日前に封切ったばかりの映画
eat、pray、love(邦題 食べて、祈って、恋をして)を見に行った。



この映画、昨冬に主演のジュリア・ロバーツがローマに長期ロケに来て話題になり、
この週末はジュリアが共演したハビエル・バルデムと共に再来、
イタリア人俳優達と一緒に映画披露記者会見を開いてまた注目を集めていた。
ちなみにジュリア・ロバーツはイタリアでも人気が高い。

日本でも現在公開しているようだが。。

映画の筋は、NYに住む35歳の女性ジャーナリストが、
ある日突然、それまで完璧だった結婚生活に見切りをつけて本当の自分探しの旅に出る、、
(と2行で書くには少し無理があるが)といった感じの、よくある女性向けロマンス映画である。

なので舞台もイタリア(食べて)、インド(祈って)、バリ(恋をして)という具合。

で、いきなり感想だが、、


つまらなかったぁ。。。


そういえば、ジュリア・ロバーツの映画にお金を払ってまで見に行ったことがなかった私。
じゃ、なんで今回見に行ったんだ??

ん~、、明確な答はないのだが、

*ローマがどんな風に撮られているのか見たかった(映画に出てくるイタリア風景は美しい)
*NYに住んでいたことがある。
*インドやバリでヨガや瞑想に傾倒している友人がいる。
*共演男優(ジェームス・フランコ、ハビエル・バルデム)が好みのタイプである?!

なので上の点だけ見てれば満足してたハズなのに、
へんにストーリーにも期待していたのかもしれない。


‘自分探しの旅’


これは女性、特に新たな可能性を求める女性にとって永遠のテーマであろう。

しかし、自分を見つけるために場所を変えてみても
それが一時的な‘気分転換’にかわりないのがほとんど。
(たまにキッカケにはなったりもするが)

まさかこの映画を見て‘私も’とイタリアやインド・バリに出掛ける人もいないであろうが?

もしいたとしたら、、、よしたほうがいい。

イタリアのレストランでボラれて、インドで食中毒にあって、バリで偽サーファーに騙される

が、オチである。

(ちなみにこの映画では最後にバリで主人公がブラジル男と恋に落ちて終わるのだが、
すでに結末が見えシラけてしまったのは、、もうロマンス映画が楽しめない歳のせい?!)



食べて、祈って、恋をしては、

考え方1つで、今いる自分の場所でもできるし、

また考え方1つで、他に行ってもできない。



だいたいそれがわかるのは、いろいろ探し回ったあとではあるが。。




















ヴェネチア・よく見ると

2010-09-04 | その他
                 というわけで、またもやヴェネチアのお供に。

                   
                

相変わらず人でいっぱいのサン・マルコ広場

               
            ヴェネチアのシンボルことライオン君もまた、、しかしよーく見ると
                                 
                                頭上を陣取ってるのは影のシンボルことカモメ。
  普段は通りすごしのドゥカーレ宮殿

                           よーく見ると
                  

                                  
                                         思いがけない表情が


そしてまた回りをよーく見ると
  
               修復スポンサーによる心無い広告の洪水

                      
                       ‘溜息の橋’前にて、ため息。。 




リアルト橋&市場付近もいつもどおりの賑わい。
  
いつも目(と腹)に留まるフルーツカップ達、私だけ?よーく見回すと、みんなひと休みしながら同じもの食べてた。




                     そしてこの日のスペシャルこと
                  
                         じゃ~ん!ゴンドラ

                    
     彼が‘私たち’のゴンドリエリ             やっぱり風情があっていいわねぇ。。



   でも、この前のブログでヴァポレットさえ高いと言ってたのに、なんでいきなりゴンドラなの?!
               (ちなみにゴンドラの相場は1回80-100ユーロ)


                     と思った人、勘が良過ぎる。。


                    はい、はい、これもよーく見ると


                   

                   ただの‘渡し舟’(50セント)でした。



          本日の教訓。‘普段は見慣れてるものでも、もう一度よーく見てみよう’