海辺の暮らし

アドリア海に面した海辺の小さな町での生活日記

ブレスレット

2010-07-29 | 
今、地元の子供たちの間で


こんなカラフルなブレスレットが流行っているとか。


はずして見せてもらうと

いろんな形をした輪ゴムでした。

お友達と交換したりして楽しむそう。


ミッション・インポッシブル

2010-07-29 | 暮らし全般
夏のセールでサンダルを買った。


手前が私、後ろがこばと。
ちなみに11歳になったばかりのこばと(とのお揃いは無理あり?)
すでにサイズは24cmで私より大きい。


サマードレスも買った。

どちらも肩の大きくあいたタイプのもの。
こう暑い日が続くとどうしてもこういうものに目がいってしまう。


しかし、、、


あとで気付いたが、こういう靴や服はこんがり‘日焼けした肌’でないと似合わないという事実。。

それでなくともイタリアでは夏に白い肌でいる人のことを‘モッツァレラ’(白くてブヨブヨ)と呼び哀れむ。

さらに、、ここは海の街。 

住民はもとより外から来た観光客でさえすでに小麦色どころか焦げ茶色、まさに‘日焼け自慢会場’である。

そんな中で唯一白い肌を保つのはよっぽど強い意志があるか、‘何かある’人、、、



そのどちらもない私、とうとう‘日焼け’に挑むことになった。


タイミングよく?この夏旦那が買ったサンチェアー。

南向きのバルコニーには私を待ってるかのように?太陽がサンサン‘照りつけてる’ではないか!
(いつもはここでおそるおそる洗濯物を干してるというのに)


私は若い頃から暑い所が苦手、なので自分から日焼けしに行くなんてことともまったく無縁だった。
にもかかわらず仕事で熱帯、砂漠地域に出向くことや、友人が南国にすんでいたこともあったりで、
そこで若気の至りか無謀な焼け方を何度もして痛い目にあっていた。


が歳をとった今、そんな過ちはぜったい繰り返せない

しっかり揃えた日焼け止めクリーム(だったらなんで焼くのか?!)


そして、、、始めてみて1週間。。


サンチェアーに横たわりながらのんびりPCや本を読んだり、
もしくはこの機に真剣に考え事(どんな?)でもしようかとも思っていた。

が、すべて無謀なことがわかった、、、なぜなら、、、

          !!暑すぎる!!


暑さで頭がボーッとしてとっても何か考えられるような状態ではない。
夏の3ヶ月毎日子供と一緒に海で過ごす地元のママさん達、いったいどーいう体の持ち主なんだ?!



この話を日本の妹にしたら自殺行為とばかりに呆れられた。

たしかに、美白をモットーとする日本人から見たらまったく逆行為である。

‘5年後、いや1年後がこわいぞぉ~’と脅かされたが、、


よく考えたら5年後、いや1年後、たとえ私が白い肌をもっていたとしても‘オバサン’にはかわりない。
それとも日本女性は肌のキレイな‘お婆さん’を目指して今から努力しているのか??
はたまた‘墓場’まで白い肌をもっていくつもりか!(暑さでテンション上がり気味?)



そう開き直ってミッション続行。 


インサラタ・リゾ

2010-07-28 | 
インサラタとはサラダ、リゾはお米、つまりお米のサラダである。

暑い夏によく食べられる一品。
作りたてではなく冷めてからいただく料理なので、海などへ行くときのお弁当にもなっている。




作り方は説明するまでにいたらないほどカンタン。

ただお米の調理法には気をつけなければならない。
お米は炊くのではなく‘パスタ’と同じように塩を入れた湯で‘アルデンテ’に茹でる。
そして茹で上がったものはすぐザルにあげてサッと水を通す(茹でを止めるため)
出来上がったお米は1つ1つがポロッと分かれるくらいがよし。

であとはお好みの具を加えて混ぜる(レモン汁を加えると爽やかになる)だけ。

基本は野菜(きゅうり、トマト、にんじん、セロリ、ペペロニetc)の角切りと
ゆで卵、ハム類またはツナ、魚介類などだが

実際に活躍してるのは、酢漬け瓶・缶詰たちである。



うちにあったさまざまな瓶詰めたち。
もちろんこのために買い揃えたわけじゃなく、日頃目についた時に買ってあったもの。
このてのもの(缶・瓶詰め)はサラダの出番が多くなる暑い季節になると便利。

これらを使って、この他にもパスタ・フレッド(リゾがパスタに変っただけ)、ニース風サラダ、
ブルスケッタ(具を焼いたバゲットパンの上にのせるだけ+美味しいオリーブオイルをかけて)
などなど応用=手抜きレパートリーはたくさん。


というわけで、今日も買い物行かないで済んだ、、ほっ。

冷凍パスタを食す

2010-07-26 | 
‘もう料理したくなぁ~い’、、、と1日おき(ホントは毎日)思うのは私だけだろうか?

確かに私は食べるのは好きだが、料理はそれほど好きでもない。
それどころか、何もしないで目の前に出てきてくれるものがあったらそれが一番!と年々思うようになってきた。

そんな時、日本であれば商店街の惣菜屋、デパ地下、スーパー、コンビニなど
あらゆる手段であらゆる種類の料理が簡単に手に入るばかりでなく、
冷凍庫の中に何かしら気の利いた‘冷凍食品’がすでに入ってるかとも思うが、、、

私が来た十数年前のイタリアでは‘冷凍食品’なるものをほとんど見ることがなかった。

もちろん冷凍野菜のほうれん草とかグリーンピースなどのことではなく、
調理された食品の話である。


それがここ5,6年の間、急速にスーパーのスペースを埋めるようになった。

始めのうちは揚げ物が主流だったが、
そのうちピザが出てきて‘本場ものにこだわる人達にはたして受け入れられるのか?’と思ってたら

今度は‘冷凍パスタ’なるものが登場、次々と種類を増やしていった。



で、そんなに売れてるんなら、と私も参加してみることに。


どうやらこのメーカーが業界では強いらしい。
  
  まずはポルチーニ・タリアッテーレ    麺もソースもキューブ状に凍ってる  見た目は作ったのと同じ!
                            フライパンに水を入れて4分


     
次は定番のペンネ・ポモドーロ          こちらも上と同じく4分         色がいまいちかも



     
   最後のトリはラザニア      オーブンで20分、レンジで15分は長いかも     こんな感じ

ちなみに値段は一袋(2人分)5から7ユーロ。
冷凍食品の値段にしては少しお高い気もするが、ピザ屋でテイクアウトしても1枚それくらいだから同じか。。
確かに購買層を占める‘独り者’や、多少の出費もやむおえない時間のない人達には便利なのかもしれない。



で、肝心のお味だが、、、ンン~むずかしい、何と言ったらよいか(メーカーの人に対して?!)
で、ありました!ピッタリな一言が、ズバリ     


‘機内食のイタリア料理’



私のコメントはここまで。

が、毎食出されていたこばとさんは、、‘ママ、(実験台にするのは)いい加減にしてよ、BASTA!!’


何を今さらおっしゃるか、飛行機の中では私の分までペロリと平らげてたくせに。。。!

友人と海

2010-07-24 | その他
先週までうちにいた古友人が帰っていった朝



                  早朝、それにあと2時間で出発だというのに
                                           
                     友人とこばとはまだ海の中にいた。


滞在中、日中の強い日差しを嫌って海にも帰る間際の朝か夕方しか行かなかったくせに、今さら。。


                              でも
                     
                友人がこばととこの海に入るのは、気づいたら9年ぶりだった。




彼女が初めてこばとに会ったのは
  
生後1週間だった。。  その後の4年間は毎年のように訪ねてくれていたのだが、、しばらくご無沙汰。
この間もちろん他の場所で会ったりはしていたが、

海はそれほど久しぶりだった。
もちろんあの頃はこばともまだ泳げなかったが、今は2人で遠泳している。。


                   ‘おーい、出ておいでぇー’の掛け声で

                     
                        やっとあがってきた2人


                  ‘今度会う時もまだ一緒に遊んでくれるかな?’

                          と口にしたのは

                     言うまでもなく?友人の方であった。


                    (早く来ないと、置いていかれちゃうかも)