サイゴンに行くとき、プロローグとエピローグがある。
成田に向かうときプロローグが始まる。
機内搭乗が始まったとき芝居は始まる。
そしてエピローグ。
帰るその日、夕方6時にチェックアウトしてから友人のカフェへ。
静かにベトナムコーヒーを飲みながら、「あ~あ、終わってしまうんだな」とサイゴンでの日々を想う。
空港に向かうタクシーから、名残惜しさに満ちてサイゴンの夜を眺める。
来たときよりずっと短く思える20分。
空港についてチケットを受け取ったとき、芝居は終わる。
成田に向かうときプロローグが始まる。
機内搭乗が始まったとき芝居は始まる。
そしてエピローグ。
帰るその日、夕方6時にチェックアウトしてから友人のカフェへ。
静かにベトナムコーヒーを飲みながら、「あ~あ、終わってしまうんだな」とサイゴンでの日々を想う。
空港に向かうタクシーから、名残惜しさに満ちてサイゴンの夜を眺める。
来たときよりずっと短く思える20分。
空港についてチケットを受け取ったとき、芝居は終わる。
出発当日は仕事に追われ、結局は品川から成田までタクシーをとばし、車の中で電話の嵐。タクシー代が航空券代を上回り、はしゃいだ手前タクシーの領収書はスタッフにバレないように握りつぶし。飛行機におネエさんの護衛つきの駆け込み乗車。これが私のプロローグ。
飛行機が成田に着陸するかしないかでのところで携帯にメールが怒涛のように押し寄せて、貧乏性なもんで海外出張の帰りはハンドキャリーでサンプルが山のよう。税関に申告するものはタバコの超過分だけだと言い切り職員と押し問答。タバコ1カートンオーバーで毎回乗り切る。迎えに来たスタッフに責められるように意思決定を迫られ。それでもまだ携帯のメールのダウンロードが終わっていない。これがエピローグ。
私の海外出張の毎度の光景です。
帰りにゆっくりコーヒー飲みてぇ~よ!
わたしは海外でも週末は携帯電源を切ってしまい、パソコンも見ない!うっかりメールチェックしてしまい、くら~~い気分になってしまうこともあるから。でもわたしの仕事の場合、「今、すぐになんとかせい」的な仕事ではないので、一日二日しらばっくれていてもなんとかなるのです(スタッフは迷惑みたいだけど)。
そのかわり出社してからがたいへんです。メールの山。電話の嵐。「ツケ」は必ず回るのです。