TOKYO ⇔ SAIGON そしてたくさんの街へ

東京とサイゴン、そして、いろいろな街を巡ります。

剣山2

2005-07-31 | Weblog
翌日、彼はこんなアレンジを。 ガラスの水盆に変形剣山を入れて、シンプルなアレンジ。 彼はそういやラッピングも上手だ。 センスのある人は、サイゴンでは徹底してセンスが洗練されている。 で、一般人。自分ではごくフツーだと思っている。 負けました! . . . 本文を読む

剣山

2005-07-30 | Weblog
友人に日本の剣山を持ってゆく。 彼はこんなふうに剣山を使った。 ガラスの盆にグラスを入れて、剣山にすっくと枝を立てる。 こんなにオリジナリティのある花あしらいができた。 剣山も本望だろう。 . . . 本文を読む

朝日がまぶしい

2005-07-29 | Weblog
なんだかとても静かな朝。 バイクの音も少ない。 海外に行くと、朝目覚めて「ここはどこだっけ?」 と思うときがある。 ベッドから出てこの光景を眺め、自分がサイゴンにいることを忘れた。 どこにいても太陽はあがる。朝ははじまる。 . . . 本文を読む

「微妙な」花

2005-07-28 | Weblog
サイゴンの男性友人は花が大好き。 日本の「活け花」の本を見ながら、花を活ける。 サイゴンに花は多いけれど、熱帯なので「花!!」というイメージの花が多く、 「微妙な」ニュアンスの花がない。 たとえば、雪の合間にそっと花咲くセツブンソウ。 日陰にふたつづつ花をつけるニリンソウ。 そういう花を見たら彼はどんなに感動するだろう。 今年の春、北海道からスズランが届いた。 その友人にもらった花器 . . . 本文を読む

テネシーワルツ

2005-07-27 | Weblog
サイゴンでは、なぜか気がつくと「テネシーワルツ」を口ずさんでいる。 わたしが生まれるずっと前の、古き良き時代のアメリカの歌。   I was dancing with my darlin' to the tennesy walts,when … なぜその歌が口をつくのかわからない。 おそらくサイゴンのどこかの光景が、その歌をインプットしたのだろう。 そんな光景に合う写真を探した。 これ . . . 本文を読む

フェリー

2005-07-26 | Weblog
向こう岸から、バイクに乗ったたくさんの人たちを乗せてくるフェリー。 岸につくと、みな一斉にバイクを走らせ、仕事に向かう。 輝くサイゴン川。 サイゴンの人たちの、暑くて熱い、長くて短い、一日が始まる。 . . . 本文を読む

戦争

2005-07-25 | Weblog
サイゴンに最初に来たとき観光気分ではなかった。 こんなわたしが来る資格があるのか、と神妙な思いだった。 たくさんの本を読んだ。たくさんの映画を見た。 学生時代には「ベ平連」に参加してもいた。 わたしの世代はベトナムに強い感慨と思い入れのある人が多い。 活動で逮捕された友人、サイゴン陥落の日に泣いていた友人。 わたしはベトナムを「尊敬」している世代。 「サイゴンのいちばん長い日」のラス . . . 本文を読む

深夜の空港

2005-07-24 | Weblog
タンソニヤット空港を発つのはいつも夜の11時50分。 サイゴンはこの4年の間に、どんどん変わっている。 ホテル前に待ち構えるシクロがなくなった。 空港の様相も大きく変わった。 4年前は空港の中は喫煙可能だった。 搭乗受付、今ではごっだがえしているが まだその頃はがらんとしていて寂しかった。 . . . 本文を読む

ディナー

2005-07-23 | Weblog
最初の渡越で行った店。 店内が屋台のようになっている。 これで十二分にベトナムを味わった気分だったのだが・・・・・ 甘かった。 ベトナム飯は、行けば行く回数ほど、奥が深まる。 このころはまだ知らなかった。 . . . 本文を読む

いつも夏

2005-07-22 | Weblog
タンソニヤット空港に降り立つと、毎度、想像より暑い。 わたしの肌の温度感覚記憶が、「甘い」のだと思う。 確かこのぐらいだったはず、と思っているといつもそれを上回る。 その「想定の範囲外」な暑さを肌が思い出した瞬間、 わたしはサイゴンの人になる(と自分では思ってる)。 . . . 本文を読む

灯り

2005-07-21 | Weblog
はじめて泊まったホテルの部屋は暗くて小さかった。 間接照明だけが、部屋を彩っていた。 暗いのは寂しい。 だから、今は朝になると燦々と光が注ぐ部屋をリザーブする。 でも、最初に泊まった部屋の暗さとわずかな灯りが、 サイゴンの人たちの暮らしぶりの象徴だと思う。 . . . 本文を読む

市場では・・・

2005-07-20 | Weblog
市場はにぎわっている。 でもなかにはこんなに寂れた一角もある。 そういう場所が好きだ。 取り残されたような場所。 サイゴンでも東京でもそういう風景を探していることに気づく。 . . . 本文を読む

バイクだー

2005-07-19 | Weblog
サイゴンに限っては、バイクの騒音が好き。 日本の暴走族のバイクは「氏ね」と思うのに。 だってサイゴンのバイクは暴走しない。 流れを読み、リズムを刻みながら、ジャズのように走る。 . . . 本文を読む

また夕暮れ

2005-07-18 | Weblog
またやってきた。 サイゴンの夕暮れ。 昼のサイゴンと夜のサイゴンの狭間。 そのとき、なにもかもが止まったかのように思える一瞬がくる。 夕暮れになると、その一瞬をつかまえに街へ出る。 . . . 本文を読む

花を飾る

2005-07-17 | Weblog
ホテルで自分だけのために花を飾る。 自宅でも滅多にそんなことしないのに・・・・・。 サイゴンには花が似合う。 戦争が悲惨だった地には、花が合う。 だからわたしはひっそりと花を活ける。 . . . 本文を読む