REX HOTELのカウントダウンパーティに間に合うように戻ろうとしたら、バイクの群れでタクシーが進めない。この国ではクルマよりバイクのほうが圧倒的に「強い」。クルマの進む前にバイクが次々と入り込む。クルマはそれらの群れが少しだけ途絶えた瞬間を捉えて、前に進む。公安はたくさん出ているが、みんな知らん顔。
そんな中で事件は起こった。交差点の右折をバイクに場所をとられ、２０分ほどかけてようやくなんと . . . 本文を読む
今年の雨季は１２月まで続いたらしい。いつもは１０月ごろ終わるのに。
１２月３０日の今日、賑わっている街に出ようとしたら、急にスコール。せっかく賑わっていた街なのに、一瞬にしてバイクも人も消えてしまったじゃないの。
また人々が繰り出してくるまで、この部屋で待とう。初めてのライブブログ・・・・
（しかし遅いなあ、このADSL） . . . 本文を読む
サイゴンのお正月はテトだから、われわれ日本人のいうところのお正月は厳密にいえば、「どうでもいい」。
したがって街中は、クリスマスが過ぎた今でも、クリスマスだらけ。国営デパート前もこんなふう。雪を見たことがないサイゴンの友人がいう。「僕なんか雪のあるところに行ったら死んじゃうと思います」。
この雪だるま、南国のベトナムの人にとっては、リアリティないんだろうなーーー、と思いながら通り過ぎる。久々の . . . 本文を読む
24日のブログに書いたけど、東京駅が好きだ。夜、ライトアップされたら、いっそう素晴らしい。
東京駅が好きなのは、この駅はどんな人も受け入れるから。どんな人がいても違和感がないから。丸の内側が再開発され、おしゃれになったのに対し、八重洲側は、一足踏み込むと、アジアらしい混沌とした飲み屋街が連なる。
この対比も嬉しい。しかし、八重洲側にも再開発のプロジェクトが進んでいるとか。どうか、このままでいて . . . 本文を読む
二日ほど前に仕事で行った大手町。東京ミレナリオの前だったから人は少ない。
準備はできていて、写真に灯りがともっていないところがその部分。どうせテレビのニュースで見られるさ、と思っていたら、やっぱりニュースでやっていた。東京駅改修のため、今年で最後なのだとか。
ま、ま、まって！！東京駅、どうなっちゃうの？わたしが日本で一番好きな駅なのに、いったいどうされちゃうの？ . . . 本文を読む
Ｈｏａは、朝５時に起きて勉強をしていた。自転車で１時間かけて大学に行き、授業が終わるとカフェで１１時まで働いた。
Ｈｏａの故郷はダナン。サイゴンにいる叔父さんの家に住んでいた。お父さんが失業したので、学費は自分で稼ぎ、叔父さんの家の家事をして下宿代の代わりにしていた。
仕事が終わり、１時間かけて自転車で叔父さんの家に戻ると、洗い物、明日の朝の食事の準備、掃除が待っていた。すべてが終わると、夜中 . . . 本文を読む
やっと免許が戻ってきたので、しばらくは新鮮な思いで運転してる。
で思ったこと。
わたしはベトナムの人たちの絶妙なバイクの運転を尊敬している。あのカオスの中、うまくかわしながらスイスイ走る彼らは本当にすごい。
東京のクルマといったらどうだ？車線を間違えると一周することになる首都高。車線を間違えたら、右折できない信号。急に車線変更などしたら、間違いなく事故になる性急な街。
加えてこの信号の多さ . . . 本文を読む
昨年はサイゴンの仲間たちとクリスマスパーティしていた。
ベトナムの酒宴の特徴は、誰かのワインやビールが注がれるたびに、いちいち「Yo!
（ヨ～）」といって乾杯を繰り返すこと。最初はなんだか子供っぽいなと思っていた。
けれどもあまり豊かではなく、朝から晩まで働いている一般市民にとって、お酒を飲む機会はすごく少ない。年に数回あるかないかの酒宴だから、何回分かの乾杯を一晩でやりつくしたっていいじゃな . . . 本文を読む
90日間の免停、講習受けて45日。12点減点。56キロのスピード違反。
で、で、昨日待ちに待った免許が帰ってきた。郵送希望していたのだが、郵便屋さんのおそいこと遅いこと。ついに電話する。
その後1時間ほどしてやってきた郵便屋さん、なぜか謝る。「いや～どうもすいませんでした」。
そんなそんないいんですよ。わたしは刑事処分行政処分された身。あなたさまはそんなわたしに免許を届けてくださった大事なお . . . 本文を読む
この機体好きなのだ。
サイゴンに行くとき、日本の航空会社とベトナム航空では雰囲気が違う。ベトナム航空に乗るときは、乗客もベトナム人がいっぱい。このときは、隣の席が東京のベトナム料理店で働いているベトナム人だった。搭乗して、もうベトナム気分になれた。
そういえばそうだな。わたしはJALのマイレージだからつい海外に行くときはJALにしてしまう。アップグレードもできるし。
けれども理想は、向かうそ . . . 本文を読む
ある夕方、街を歩いていたら、夕陽に映える紅葉を見つけた。
四季のない街、サイゴンのみんなにこんな風景を見せたいなあ。
完全な冬に差し掛かる、その少し前が東京は一番きれい。
今はもう冬。わたしは今、南国サイゴンを心から求めているよ！ . . . 本文を読む
Hangはわたりより若いのに、わたしのお姉さんみたいな人だった。カフェではみんなのお母さん役だった。わたしが行くと、いつも手料理を作ってくれた。
結婚式の中盤、Hangは若いスタッフたちを自分の子供のように励ましにきた。みんな大はしゃぎした。
Hangが暮らすのは、サイゴンから車で２時間もかかる街。もう料理を作ってくれる人はいない。スタッフたち、そしてわたしも。
彼女がいなくなったら、そのカ . . . 本文を読む
日本でゆっくり「お茶する」ことなんてなくなってしまった。お茶をするときといったら、アポイント前に時間が余ったとき、そこいらのスタバかなんか探して、15分ぐらい過ごすだけ。
学生のころは、喫茶店でよく長時間無駄話したのに。今の学生も喫茶店あたりでおしゃべりすることはないらしい。結果、ゆっくりすごせる喫茶店が少なくなった。
サイゴンの特徴のひとつに、カフェがある。街中にある小さなカフェ。そして写真 . . . 本文を読む