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23番目の選手の活躍、120分間脅威になるロッベン。“最高のグループ”になったオランダ、現地紙も賞賛

2015-10-18 13:41:42 | 日記


(フットボールチャンネル)


サッカー協会のノルマを達成したファン?ハール監督


 W杯ベスト4進出にオランダが歓喜に包まれている。コスタリカ戦翌朝、7月6日付『アルヘメーン?ダッハブラット』の1面トップは「サルバドールのセンセーション!!!」と感嘆符を3つ並べる大見出し。


 小見出しに「ユニーク! ファン?ハール監督はPK戦のためにゴールキーパーを投入」、「PKを2つストップしたティム?クルルがヒーローに」、「またしても準決勝。水曜日、サンパウロでアルゼンチン戦」と小見出しを3つ並べた。


 メキシコ戦の劇的な逆転勝利に続く、コスタリカ戦のドラマティックなPK勝ちに、「準々決勝のコスタリカ戦はまたしても決して忘れられない試合になった。予想のつかない展開。リザーブキーパーが2つのPKを止めた。PK用のスーパーサブ、クルル投入。このような選手交代は、W杯史上初めての事だった。このクルルが試合の主役を務め、ブライアン?ルイスとミカエル?ウマニャを止めた」と報じた。


『デ?テレフラーフ』紙は「ファン?ハール監督は目標達成」と報じた。2012年7月、オランダ代表監督に就任したファン?ハールに対し、KNVB(オランダサッカー協会)は“W杯ベスト4”というノルマを授けていた。


 今回のオランダはスペイン、チリと比 Beats by Dr.Dre -カリー バッシュて戦力が大幅に劣るため、グループリーグ突破も難しいと見られていただけに、このベスト4は立派なもの。しかし、ファン?ハール監督は「確かにKNVBの要求は達成した。しかし、我々の目標はさらに高みにある」と優勝への意欲を示した。


「(クルルのところに)全てのボールが飛んでくるようだった」


 殊勲のクルルは「W杯の準々決勝でPKを2つストップ、これは夢だ。このために7週間、やってきた」と話した。PKを蹴るコスタリカの選手に対し、クルルは心理戦も試みた。


「僕は『どっちにPKを蹴るか、俺は分かっているぞ』と英語とオランダ語でどなっていた。ブライアン?ルイス(元トゥエンテ、現PSV)にはオランダ語で言った」


 ベテランのスナイダーは「(クルルのところに)全てのボールが飛んでくるようだった。我々は常に『一人では成し遂げる事が出来ない』と言って来た。今回は23番目の選手(クルルは3番手GKで背番号は23)が出て来て、すぐに結果を出した。素晴らしい」とチーム一丸の勝利を喜んだ。これで今大会のオランダは21人の選手が出場。まだ出場機会がないのはGKフォルムとMFクラーシーだけとなった。


 今大会のオランダはコンディションの良さが際立っているが、この試合でもそれを証明。PK戦直前、コスタリカの選手たちは座り込んで、マッサージを受けていたが、オランダの選手は皆立っていた。


 中でも30歳のロッベンは120分間通じて相手の脅威になっていた。スポーツ総合サイト『NUSport.nl』は「ロッベンはコスタリカ戦で一対一の強さを見せた」という記事を載せ、「ロッベンはコスタリカ戦でフル出場し、コスタリカ相手に32回の一対一に挑んで20回勝った。その勝率は62.6%に上った」と記した。


「我々は私がこれまで率いて来たチームの中で最高のグループだ」


 通信社『ANP』は「ルイ?ファン?ハールは今回の代表チームを、彼にとって過去最高のグループと呼んでいる」と報じている。


「それはチームスピリッツとチームワークのことを指している。我々が一丸となって結果を出し続けている事、それは信じられないほど。私はこのチームがまとまっていることを、トレーニングの最初の週から感じ取っていた」(ファン?ハール)


 フラールによれば、ファン?ハールは選手たちに対して、すでに「このチームが過去最高だ」と語っていたという。


「監督から『我々は私がこれまで率いて来たチームの中で最高のグループだ』という、この賞賛の言葉はすでにメキシコ戦後に聞いていた。これはチームが一丸となって戦った素晴らしい結果によるもの。ティム?クルルもまた、途中出場で素晴らしい結果を残した」(フラール) 


 ベスト4に進出したオランダ。チームのムードは最高に高まっている。


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