こないだ、シチューを作ってみたくなって、作ってみた。
じゃがいもにんじんたまねぎはばっちし。
冷蔵庫を見て、「あ!肉がねえ!」と思ってたら、からあげの残りが5個ぐれえ残ってた。だからそれを切っていれることにした。さらにたこ焼きの残りもあったんで、こいつもいれるかって感じでいれてみた。
全部いためて水をいれて煮込みだしてから、「あ。そういやルウあったかや?」と思って探してたら、あったはあったけどカボチャシチューのルウだった。しかも使いかけで3カケだけしか残ってねえ。ま、いいべ。
で、ルウを入れた。したらなんか、たこ焼きはおもかげなくなってフみたいになってビャービャーしてて、たこははっきりわかる。からあげはころもがはげて、天かすみたいんなって浮いてて、肉はからあげって衣に隠れててわからんかったけど、からあげの肉って、肉がちっせえんだ。だからなんかよくわかんね。むしろたこはよくわかるし、浮いてる。むしろ全部浮いてる。
ルウはカボチャシチューの素だから黄色くなるはずなんだけど、なんか変な色になったし、3カケしかなかったっけん、めちゃサラサラ感。味も薄そげだっけん、塩とコショウをふって、この際、しょう油もいれてみた。したらまじ変な色になった。においもくせえ。
で、食う気がうせたのでフタをして、結局スイム仲間と外食した。
飯食ってるときに母ちゃんから電話がきて、
「鍋のあれ、なに?」
てゆわれたすけ、
「シチューに決まってるろ!」
てゆったら、
「においがうんこみたいではきそうになったっけん、捨てたよ」
ってゆわれたから
「もったいね!なんでばあちゃんに食わせんかったがや!?」
てゆったら
「おまえ食ってみたが?」
てゆわれて、
「ああ、最高にうめかったれや!」
て、間違いなく食ってねえけどそうゆったら、
「ばあちゃんもなんか部屋がうんこくさいねえ、ってゆってて、原因はおまえの作った変な汁だったから。次から料理するときはお母さんがいるときにしてよね!」
的なことゆわれて、まあ29歳にしてショックな仕上がりだったな。
そしてさらに
「それから台所ちゃんと片付けれや!」
てゆわれて、
まあ、料理もたまにはいいもんだなって感じたんす。
いじょう!