結局、2年前のイタリアの旅では人ばかり描いていました。
一番上から、ミラノ滞在中のガイドさん。
お仕事仲間と談笑中のところをそっと描きました。
右に進んでヴェネツィアでの女性ガイドさんと
下は水上バスの運転手さん。
その左はフィレンツェのカフェ・リヴォイーレで見かけた男性です。
お友達と5人で訪れて、お昼をとっていました。
これは一目ぼれで、どうしても描き留めておきたかったものです。
そして一番下は、ヴェネツィアの、カフェ・フローリアンで語り合っていた老夫婦です。
クタクタの普段着でしたが、姿勢も良くかくしゃくとした感じに魅かれました。
何かハッとするものがあったら描いていました。
微笑が良かったり。しっかりとした眼差しが素敵だったり。
老若男女を問わず市井の人々は、私にとって魅力的でした。
等身大で生きているような。
それぞれの年齢を楽しんで生きているような。
修学旅行のような行程で、駆け足に時は過ぎていったけれども
その中で、その時の精一杯の力で描いたものは
小さい素描であっても、きちんと目盛りを刻んだ実感があった。
旅をすると、自分の過ごしてきた日々で培われた常識とか価値観が
一回リセットされたような気持ちになる。
空っぽになって、その土地でいろいろなことを貪欲に吸収してゆく。
その一方で、そこで考え、判断し、選択したものが
まさに今の自分だと気づいたりする。
でも何かが生まれ変わったようになって帰ってくるのです。
この感覚が私は大好きです。
あれから私はどれだけ成長したのだろうか?
いつも自問自答しながら、次はどこへ旅しようか、
今日はどう過ごそうかとワクワクしているのです。
一番上から、ミラノ滞在中のガイドさん。
お仕事仲間と談笑中のところをそっと描きました。
右に進んでヴェネツィアでの女性ガイドさんと
下は水上バスの運転手さん。
その左はフィレンツェのカフェ・リヴォイーレで見かけた男性です。
お友達と5人で訪れて、お昼をとっていました。
これは一目ぼれで、どうしても描き留めておきたかったものです。
そして一番下は、ヴェネツィアの、カフェ・フローリアンで語り合っていた老夫婦です。
クタクタの普段着でしたが、姿勢も良くかくしゃくとした感じに魅かれました。
何かハッとするものがあったら描いていました。
微笑が良かったり。しっかりとした眼差しが素敵だったり。
老若男女を問わず市井の人々は、私にとって魅力的でした。
等身大で生きているような。
それぞれの年齢を楽しんで生きているような。
修学旅行のような行程で、駆け足に時は過ぎていったけれども
その中で、その時の精一杯の力で描いたものは
小さい素描であっても、きちんと目盛りを刻んだ実感があった。
旅をすると、自分の過ごしてきた日々で培われた常識とか価値観が
一回リセットされたような気持ちになる。
空っぽになって、その土地でいろいろなことを貪欲に吸収してゆく。
その一方で、そこで考え、判断し、選択したものが
まさに今の自分だと気づいたりする。
でも何かが生まれ変わったようになって帰ってくるのです。
この感覚が私は大好きです。
あれから私はどれだけ成長したのだろうか?
いつも自問自答しながら、次はどこへ旅しようか、
今日はどう過ごそうかとワクワクしているのです。