ごごのつぶやき

囲碁入門者のちょびの今のお気に入り。
たいていは山田規三生九段のコト。

ちょびin尾道

2006-06-10 01:04:08 | 山田規三生九段
『左辺で黒21(6八)と戦いを挑んだのは、考えてしまったあげく普通には打てなくなったため。』

そういうこともあるんやなぁ

ううむ。

今回、解説を聞いていて印象に残ったのは、
「高尾本因坊らしい手」という言葉。
この手はいかにも高尾さん、てな感じで。
石井邦生先生も羽根さんも清成九段も、それぞれの場面でこの言葉をおっしゃってました。

高尾さんにとって、調子を取り戻す一局になったかも。。。

でも、次はキミオくんらしさを発揮する番だ!絶対!


ところで、8日の朝から尾道に行ってきました。
せっかくなので、朝9時からのBS中継に間に合うように行きたかったんだけど、さすがに無理でした…

ココにも書きましたが、
単身赴任中の夫が、対局場から車で20分のところに住んでいて、その事に先月末に気付き、急にノリノリになってしまったんですね。
問い合わせたところ、前夜祭はもう定員という(ホントか?)ことだったんですが、大盤解説会は多少空きがあるので、締め切りは過ぎたけど、すぐ申し込みをすればリストに入れてくれるということだったので、行けるか行けないか不明のまま申し込みをして、その後、スケジュールを調整したわけです。

大盤解説会は締め切り終わりました!ってことでしたので、どれほどのお客さんが来てるのかと思ってましたが、実際の人数は50人足らずって感じでした。
そして、参加料¥2000-
どんなサービスがあるのかと思いましたけど…
NHKの解説会(生中継)は無料だったので、2~3時の1時間の解説会が2000円ってやっぱ高くありませんかね?
(いや、だって、昼に尾道の市役所の前にある小さいイタリアンの店でランチしたんですけど、前菜、パスタ、お肉orお魚、パンとデザートにコーヒーが付いて、2000円でおつりがきましたよぉ。めっちゃおいしかった~

唯一、ドリンクはフリーでしたけど。
といってドリンクバー形式じゃないので、数人が一度にコーヒーを頼むと、何分も待たなきゃならないし、ロビーはおっちゃんらのタバコが臭くて、息苦しいし、肺に入った煙がしばらくして回ってきてしまって休憩後のBS中継が始まってからむせてきてしまって苦しかった…
次の一手クイズの正解者の賞品も囲碁に関係ない、尾道の画家の絵はがきでしたし。

あ、でも、コーヒーはおいしかったです。
(回りのタバコの煙もくもくがなければもっとおいしかったと思う


ま、文句ばっか言っててもしゃーないので、現場レポといっちゃいます

西山別館はフジの西山アナの実家ってことで、おかみっぽい人を見つけて、ダンナと
「アレがキクちゃんのお母さんかな?」
とかしょーもないことを話しながら建物の中に入りました。
すごくお庭がきれいなんだけど、雨でゆっくりお庭が見れなくて残念。

解説会の会場は宴会場みたいな部屋でしたが、イス数も部屋の広さに比べて結構少なくてちょっと拍子抜け。
去年の本因坊戦の大阪の大盤解説会の方がお客さんは多かったし、無料でした。

清成先生と荒木先生の関西棋院コンビ、清成先生はすごく噛み砕いて分かりやすい解説で、お話も上手
さすが関西人!
でも、1時間しかないし、次の一手クイズを出さなきゃってことで、途中すっとばしてなんか大変そうでしたね。
で、次の一手クイズは、白92の高尾さんの手を3つの候補から当てるという形式で、結果はなんと8割くらいの人が正解。
私もダンナも当たりましたってか、先生方、優しすぎ

解説会の後半、井山クン登場。
相変わらずささやいてはりました

休憩中、BSのリハーサル開始で、羽根さんと青葉さん登場。
朝の中継は見れなかったので、ビックリ!
何にビックリかというと、青葉さんの黄シャツ。
去年、NHK杯で何度も見た黄シャツ。
似合ってます
似合ってることにビックリしたんじゃなく、キミオくんが登場(対局&解説)の度、この黄シャツも登場!
たしか、キミオくんが5回出演したうち、4回はこの黄シャツを着用してはります。
??

リハの最後にディレクターの人に、
「井山さんは腹から声出してください」って言われてました
でも、会場では、井山クンの声はホントに聞き取りにくかったです。
声が小さすぎて
こんなんで放送は大丈夫なのかしら?って思ったんですが、
帰って放送を見たんですが、それなりにちゃんと聞こえてましたね。
マイクのレベルを上げてるんでしょうけど、テレビってすごいな。
3メートル先の生声が聞こえないのに、同じ声がテレビだとそれなりに聞こえる。
複雑だ。

羽根さんはすごいと改めて思いました。
この人は棋士じゃなくても、どんな職業でも一流になれそう。
でも、勝負の世界にいる人なんだよなぁ。
それもすごい。

数年前から、趙治勲先生の提案で本因坊戦の新聞解説は若手棋士がすることになってると、週間碁だったかな、に書いてあったので、今回の井山クンの解説は当然といえば当然ですが、すごいいい機会ですよね。
石井先生が立会で、キミオくんが挑戦者。
まるで、解説初登板の為の対局者のような風にも見えてしまうほど。

同じく、週間碁に書いてあったと思うんだけど、
本因坊戦の番碁で、記録係→解説→挑戦者と全部のステップをやったのは、キミオくんだけだそうです。
ってことは高尾さんや張栩さんも記録係はやってないってことなのかな?

入段2年目にはもう「ブンブン丸」って言われて、めっちゃ期待のホープだったはずなのに、普通に記録係とかもやってるんだねぇ。
えらいなぁ。
鍛えられてるんやなぁ。

とどんどん話が逸れていってますが、
結局、尾道観光は全くせず、9日は夫の部屋を掃除して昼前に出てきました。
この1泊2日で、なにより意外だったのは、ダンナが私が考えてたよりずっと、キレイ好きじゃなかったコト。
あんなに汚くても平気なんだ
びっくり

疲れてるのに、ドイツ-コスタリカ戦が始まってしまった。
こりゃ寝られません。
いや、でも眠い

残念(>_<)

2006-06-08 21:11:19 | 山田規三生九段
終局図です。



第三局の結果は、黒番中押し負けでした。

結果的には、1日目から、黒が辛かったとの事。
左辺のノビも、結果的に苦しくしたとも。

でも、羽根さんも言ってたけど、自分の打ちたい手を打って、やれることはやるだけやって、局後のインタビューもさっぱりして見えたし、何より破れたとはいえ、工夫した面白いキミオくんらしい碁をみせてくれて、絶対次は期待できるっ!

ガンバレ~\(^o^)/


第三局の経過は↓で。
http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/igo/honinbou/archive/


第三局1日目。

2006-06-07 20:55:13 | 山田規三生九段
1日目の経過。

http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/igo/honinbou/

仕事中、携帯で見てましたが、更新が少ない…
いや、こまめに更新されてたから、分かるってもんでもないけど…

で、幽玄の間の解説を見たんだけど、今回は井山クンがいるんだね~。
変化図だけじゃなくて、変化図のコメントも分かりやすくて面白い

で、今、BSの録画再生中(朝の分)。
井山クン、キミなんでそんなとこに座ってるの?
立会人?
普通に座ってるだけなのに、やっぱ、左肩が下がってるし

ホントの立会人は石井邦生九段(^.^)b
石井九段は、井山クンの師匠で、キミオくんの院生時代の師範。
そして、院生師範時代、子供のキミオくんに泣かされたことがあるっ( ̄□ ̄;)!!
いやいや、石井先生、感慨深いものがあるでしょうねぇ。

で、羽根さん、さわやか~
解説もいつもながら分かりやすいし。

で、青葉ちゃん、久しぶり
慣れてるし、なんか嬉しいです。

碁は…、どきどきする
ホントに
たまらん

風邪だ。

2006-06-05 23:07:51 | イロイロ
あれこれホッとしたりして、緊張が解けたせいか、風邪をひいたみたい

日曜から、妙にだるくて、やることいっぱいあるのに、体中が痛くて動かないから、何でだろ?って思ってたら、夜になってノドが痛くて例によって唾も飲み込めなくなってきた…

今週の本因坊戦は、水、木だから、明日はもう前夜祭。
私も気分は前夜祭といきたいので、なんとか気合で治さなくちゃね

山田規三生九段:結果と予定

2006-06-03 23:58:58 | 山田九段対局結果
 ●結果
5月29,30日:本因坊戦七番勝負・第二局
山田規三生挑戦者 中押 △高尾紳路本因坊
(三重県鳥羽市「鳥羽シーサイドホテル」)


○予定
6月7,8日:本因坊戦七番勝負・第三局
vs 高尾紳路本因坊
(広島県尾道市「西山別館」)


ジャーナルの解説見たけど…?
いや、もう、いろんな意味で??だった
(そういや、ダイジェストも見たけど、やっぱり???だった)

観戦記、読もうっと(^^ゞ

改めて思うんだけど、向井さんの聞き手は結構好きだったな
ジャーナルでの司会も、エンディングトークのぐだぐだも(慣れてみれば、それなりのオチになってたし)含めて良かった気がする
万波さんもそうだけど、若いのにしっかりしてて頭のよい女の子という印象があるなぁ。
で、青葉さんは味わい深い感じ


来週は本因坊戦第三局。
今からいろいろ考えると、緊張してきちゃうので、前日くらいから気分を盛り上げていこう

で、コレ、来週の予定表の一部ですが…。

ひどい。
仕事がやっつけだとか、チェックはしないのかとか、言いたいことはいくらでもあるが、
それよりなにより
縁起が悪すぎだよ~
勘弁してよ~


間違いといえば、
このブログに「山田規三」という検索ワードで来てくださる方がいらっしゃるのですが、
山田規三です

そこんとこ、ヨロシクッ

棋院のココココも間違ってる
過去のだけど。
訂正する気はさらさらないのね

今日から講座スタート

2006-06-02 00:25:26 | 山田規三生九段
本因坊戦第二局の勝利に酔ってて、うっかり忘れそうでしたが、
明日から(というか今日)、囲碁将棋チャンネルで、キミオくんの講座がスタートします!

「戦いの着眼点」


●山田規三生の日本囲碁連盟講座
6月2日からの日本囲碁連盟10分講座は山田規三生九段が担当。2ヶ月間にわたり、26回シリーズで「戦いの着眼点」をテーマにお送りする。
山田規三生九段の棋風は、かなりの攻めの碁。自身の得意分野を解説する今回の講座は必見だ。攻めていくにはどこに目を向ければよいのか。そして、攻め間違えないための打ち込みとは。山田九段の実戦譜も織り交ぜながら、攻めの「目のつけどころ」を解説してゆく。

放送時間
水、金、日 19:45~(10分)
(再)水 7:00~7:30

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それにしても、すごいいいタイミングで講座が始まりますね(^O^)
撮影はいつだったんだろ?

やっぱり、指し棒使うんだろうか?
あれってちょっと微妙。

(↑の写真、聖子さんに見えないような…)

印象に残ったこと。

2006-06-01 20:02:20 | 山田規三生九段
第二局、印象に残ったこと。

白8。
ツケに手抜きした右上のカカリ。
武宮先生、満面笑顔で拍手
「この手が見れただけで、この1局は価値がありますよ
とまで言ってました!

BS中継、1日目の朝に登場した、立会いの山城九段。
立会いの仕事などの話をしてた時は、すっごいもごもごしてたのに、
この一手の話になったら、急にイキイキなっちゃって
「好きだなぁ
なんていいながら、
「こいつ(左上のカカエられた白1子)をどういかそうか、とか考えちゃってね」
って、嬉しそうに話してるのがかわいかった

おじさまふたりをこんなに興奮させて喜ばせるこの一手
すげー。

でも、そのしばらく後、
【10:22】 白20のノビに控え室からは批判の声。

他に言い方あると思うんだけど、
『批判』だって

BS中継、2日目の朝に登場した中部総本部、宮川史彦七段。
ハキハキお話されて、すごーくわかりやすい解説でした!
お話が上手そう
イイ感じです
やっぱり、↑の一手が話題になり、
「山田さんはキモが座ったところがありますから」
とのこと。
キモが座ってるって、どういうエピソードがあって、そう思ったのか、具体的に教えてほしいデス

2日目、夕方、右上の黒を攻められていた時の高尾本因坊のボヤキ。
「なんなんだ、これは」
めっちゃ滑舌よかった

思わず、そりゃこっちのセリフだよ、ってテレビに向かってツッコミそうになりましたが、
高尾さんにしたら、この碁自体が「なんなんだ、これは」だったんじゃないかな。

第1局では、終局後のキミオくんのコメント、「軽率でした」がすべてを表してたように。