ちよこの風に吹かれて旅の空2

ちょこの風に吹かれて旅の空の続編

怪奇物件探偵X

2022年08月31日 | 日記

怪奇物件探偵X

見習い探偵光永稔 阿久津仁愛

浮遊霊の通称O次郎 小坂 涼太郎

不動産屋の社員並木 真理央  TAKA(COBERS)

 

青春ホラーショートムービーです。

光永稔は、うだつの上がらない毎日を過ごす見習い探偵。

幼いころから不可解な事に遭遇する事があった稔。

そんな彼に舞い込んだ仕事は、不思議な事が起こり続け、

借り手がつかない事故物件の部屋の調査だった。

稔は調査のため、その部屋に一週間住むことになった。

なんか寝ていても熟睡できず朝起きると体がだるい。

シャワーの音が聞こえたり、お風呂が赤く染まったり・・

そして自爆霊となった女性の霊が現れる。

女性は稔に詰め寄るがそこに現れた浮遊霊の男が

女性の霊を天国へと導く。

浮遊霊の男は自分の名前もなんで死んだかもわからなかった。

でも彼は稔と離れようとしない。

こんなに意思の疎通ができたのは初めてだから一緒にしばらくいると。

稔は彼にO次郎と仮の名前を付けた。

次に出会ったのは古い家の女の子の霊。

彼女がなんで成仏できないのかその訳がわからず難航するが

一枚絵と、残された一枚の写真から

カレーをたべたくて家を走り回っていることを知る。

稔と真理央とで女の子にカレーを作ってあげる。

それを嬉しそうに食べた女の子は笑顔で旅立っていった。

これは浮遊霊のO次郎と稔と不動産屋の真理央と3人で

事故物件の解決をしていくというお話。

 

47分のショートムービー。

私はホラーは好きではない。でもそう怖くなくて優しいお話だ。

ただ難点は終わり方。なんか中途半端なんだよね。

また事件が起こって解決しないまま終わる。

とても楽しく見たけれど、最後の中途半端が気になって仕方ない。

出来ればなぁぁ、中途半端で終わらず、起こった事件を解決し、

O次郎がなんで死んだのか、どこに住んでいてなんて名前だったのか、

その謎も解いて終わって欲しかったよなぁぁ。

なんとも消化不良な最後でした。

 

なんてね、夏休み最後の映画がちょっと消化不良になって残念。

今日で夏休みもおしまい。

明日からはいつものガクの散歩道に戻る予定です。

さて、うまく戻れるかな・・頑張る。


その瞬間、僕は泣きたくなった

2022年08月30日 | 日記

その瞬間、僕は泣きたくなったの中には4編の短い会映画があります。

私はその中の「GHOSTINC」が気になりました。

GHOSTINC

バク 佐野玲於  メイ 畑 芽育

 

人は死ぬ時、一度だけ過去のある日に戻り

大切な人に会えるという。ただし、霊魂のままで

 

バクは車にひかれゴーストとなる。

ゴーストとなったパクにも戻りたいあの日があった。

淡い恋心を抱いていた幼馴染のメイが亡くなったあの日。

少年の頃の後悔を胸にバクは戻って来た。ゴーストとなって。

メイの形見のペンダントを胸に戻って来た。

そしてあの日のメイを追うバク。

メイはなんで死んだのか、自殺なのか事故なのか・・。

そしてメイが死んでいた川原の上の橋に来た時、

落ちそうになるメイを思わず助ける。

その瞬間からメイはバクに気が付く。

メイについて行くバク。2人は映画館に入った。

メイは自分と同じペンダントを男がしているのに気づく。

パクは慌ててそのペンダントを隠す。

2人は映画を見ながら映画の話をする。

バクが言った映画はまだこの世界にはなかった。

不思議がるメイにバクは言う。

「僕が未来からきたって言ったら信じる?」

メイは当然ながら信じない。

そこにメイを探す警官が来て2人は逃げ出した。

そしてバクは気づく。自分同様にメイも人々に見えていないことを。

バクはメイに橋の下に行くように言う。

まだ間に合う、自分の体に戻るようにと。

一緒に来てと頼むメイにバクは言う。

必ず行くから、待っててと言ってバクは消える。

半信半疑で川原に行ったメイ。そこには男の言う通り自分の体があった。

体に戻ったメイの所に小さなバク駆けつける。

「遅くなってゴメン」

メイはバクによって助かった。

そして嬉しそうに微笑みながら自分を見つめるゴーストのバクを

メイもじっと見つめる。バクは幸せそうに消えて行った。

そして時はバク死んだ日へと戻る。

「バク!!」

バクは呼ばれて振り返る。そのバクの後ろを車は通りすぎる。

あのペンダントを付けた老女が彼を微笑みながら見つめていた。

そして嬉しそうに消えて行った。

人は死ぬ時、一度だけ過去に戻り、大切な人に会えるという。

ただし霊魂のままで。

バクはスマホの中にメイの電話番号をみつけ恐る恐る電話する。

そこには元気なメイの声が・・

「今度また映画を見に行こうよ」

「うん、楽しみ~」

ゴーストとして二人で映画を見た

メイの記憶の中にもあの日の記憶がある。

そしてバクは言う。

「遅くなってゴメン」

 

こんな映画でした。まっ、メイもゴーストだったとわかった段階で

落ちはわかったんだけれどね。メイを助けたバク。

今度はメイがきっとバクを助けるんだろうなって。(笑)

でも夢のあるほのぼのとした内容でした。

 

誰にだって戻りたい過去のあの日はあるに違いない。

私にだって戻りたい過去のあの日はある。

その日、私は親友と3時間もカラオケを歌いまくっていた。

笑いあい、けなしあい、冗談を言い合い。

次の日、2人の人生が大きく変わるなんて思いもしないで。

次の日彼女は空に消えた。

出来るならあの日に戻ってカラオケなんかしないで

彼女を病院に引っ張って行って彼女がいやって言ったって

病院から出さない。

そうしたら彼女は今も私の横にいただろうか。

彼女がいたら私の人生ももう少し彩が良かったかもしれない。

でも人生はそう映画のように甘くはない。

だから私も彼女の世界に行った時、

早くお空に舞ったこと、いっぱい怒ってあげようと思う。

あなたの知らない世界いっぱい見てきたんだよって

自慢してあげよう。

きっと彼女は地団駄踏んで悔しがるに違いない。

好奇心旺盛な人だったから。

だから今はもう少しこの世界に踏ん張って

彼女に話すための未来の時間を歩いて行こうと思う。


キラと私のSnow Manトークーヤバィ・・

2022年08月29日 | 日記

今日は朝から雨模様。涼しいっちゃ涼しい。

が、午後からは暑い、暑い。天気が戻ったよ・・

と、思ったんだけれどね。にわかに夕方、

我が家に豪雨が降りかかった。

キラ、の叫びが家中に響き渡る。

落ちたぁ・・・・・・・・・・・・・・・・っ。(キラ)

実は今日、Snow Manのコンサートのチケットの当落発表の日。

予想はしてた・・やっぱりね。

最近のSnow Manのファミリークラブ数、うなぎのぼり。

あれよあれよと、関ジャニも抜き、三位に躍り出て様子。

二位のキンプリに近づきつつあるらしい。

さぁ、我が家にキラの涙が豪雨のごとく降り注ぐ。

なんで、なんでなの?こーじに会いたいよぉぉぉ。

なんで会えないんだよぉぉぉ。(キラ)

9歳からこーじ大好きキラ、7年越しのこーじに会いたい病が、

悪化する様子・・、妙薬は見つからないよ。

ヤバィ、ヤバイよ。

辛いからもういい、しばらくSnow Man見ない。(キラ)

しかし、スマホをスクロールすれば・・

ぎゃーーーっ、今は見たくないのに深澤出てきたぁぁ。

怒りの炎がメラメラと。

キラ、そのスマホ投げたらもう買わないからなっ!!

危なかったよ、スマホ、こなごなになるとこだった。(苦笑)

わっ、今度はだて様だぁぁ。(キラ)

スマホの命が危ない!!

おぬし、スマホから手を離せ!!   今すぐそこへ置け!!

もう私しばらくBTSしか聴かない。(キラ)

「ねぇ、ユンギ、また私の一番の推しに会えなかったよ」(キラ)

ハァ?今度はスマホに話しかけてるよ。

キラ、崩壊しちゃいましたか・・しばらく崩壊が続くことでしょう。

でもなぁぁ、ほんと、嵐の二の舞にならにければいいのだが・・

嵐のファミリークラブに10年以上入っていて

当たったチケットはただの一回だけ。

毎年、落選し続けた黒歴史。

また一年の時をひたすら待つ日々が始まる。

Snow Man、一度でいいからキラに振り向いてぇぇぇ。

(キラと私のSnow Manトークでした)


ナラタージュ

2022年08月28日 | 日記

ナラタージュ

葉山先生 松本潤 工藤泉 有村佳純

工藤泉は高校時代、いじめにあい人になじめず死を考えるほどだった。

そんな泉を葉山先生は演劇部に誘ってくれ、居場所をくれた。

葉山は、高校時代の泉をずっと支え続け、そんな葉山を泉は好きになった。

そして告白するが葉山は、自分の幸せを見つけるようにという。

そして卒業後、大学に進んだ泉に葉山から連絡が・・

高校の演劇部をOBとして見てくれないかというものだった。

再び葉山と再会した泉だったが葉山に対しての思いは昔と変わっていなかった。

しかし葉山はそんな泉の思いを受け止めることはなかった。

ほかの人と付き合い始めた泉だったが

彼女の葉山への気持ちは変わることはなかった。

その気持ちに気付いた泉は彼と別れ、葉山の元に行く。

今度こそ、自分の思いを断ち切るために。

葉山との最後の夜だった。

その時、葉山は泉に父の形見の懐中時計を渡した。

そして泉は葉山への思いを断ち切った。

数年後、職場の同僚にその懐中時計の蓋の裏に

言葉が書いてあると言われる。

ポルトガル語で「幸せでいられるように」だった。

自分が幸せに出来なかった彼女への

葉山からの精一杯の愛のメッセージだったのかもしれない。

そして泉がそのメッセージを知った時、

止まっていた懐中時計が再び動き出す。

 

と、まぁ、こんな内容の映画でした。

私は映画館では見られなかったので数年前、DVDを借りてキラと見ました。

今回は三回目になります。

キラの意見、私はこんな優柔不断な男は嫌いだ!!でした。(笑)

確かにね。葉山ははっきりものを言わない。

泉が自分が好きだとわかったているのにはっきりした態度を泉に示さない。

強く突き放すでもなく、かといって受け入れる訳でもない。

キラにとってこういう男はだめらしい。(苦笑)

まっ、大人の恋愛事情だからキラには早すぎたかもね。(笑)

松潤は好きだけど・・

でも正直言って私もこういう男はキライです。(爆)

こういう男のロマンわかんないです。(爆..爆)

(見た映画の28日の追記になっちゃった)


シネマの天使

2022年08月27日 | 日記

シネマの天使

明日香 藤原玲子  アキラ 本郷奏多

支配人  石田えり

 

明治22年、およそ122年続いた大黒座が閉館する事になった。

新人社員の明日香は、映画館の中で不思議な老人に会った。

老人は、自分は映画館に住む天使だと言い、消えてしまう。

昔の映画館の写真を見ていた明日香は、その老人が、

年代が違う風景の中に何故か映っているのを知り驚く。

映画が作りたいとずっと思っている明日香の

幼馴染のアキラにも不思議な事が起こる。

夢の中に映画の仙人という人が現れ映画をなんで作らないのと言う。

作ればいいじゃないとも・・

アキラは夢の中で不思議な体験を何度もする。

明日香が壁に描かれた映画館を訪れた人々のコメントを読んでいると

再びのあの老人が現れる。

そして時代を超えて書かれたコメントの意味を教えてくれる。

そこにやって来た人々の歴史と思い出を・・

この映画館がなくなると天使はどうなるんですか

という明日香の質問に

映画館がなくなると天使は暗闇から外に放り出される。

そしてまた自分の夢を果てしなく探し続けて行く。

そう言って老人は再び姿を消した。

支配人えりもまた夢の中で映画の仙人に出会う。

映画館は何なのかというえりの質問に仙人は・・

観客は映画館の中で夢をみる。

映画館は観客になにかを与える場所。

観客はそれを自分の中に持ち帰る。

物語は、スクリーンを超えて人の中へ続いていく。

えりは再び質問する。

そういう場所を失うという事はどういう事なのか・・

仙人はただ微笑んで答えなかった。

たくさんのファンに見守られ、大黒座は閉館した。

閉館後、大黒座にあかずの間があるのを発見し、

みんなで鍵を壊して入ってみた。

そこには今まで大黒座で上映された映画のポスターが

壁一面に張り巡らされていた。大黒座の歴史そのものだった。

そしてそこには帽子が一つ残されていた。

老人がいつもかぶっていた帽子だった。

大黒座が閉館する意味、歴史が消える意味、

歴史が消えるともがく人々、それでも時代は変わっていく。

ちょっと寂しいそれでも夢があるそんな映画でした。

 

その日、小さな私は母に手を引かれて

今にもつぶれそうな古ぼけた映画館に入った。

私の手を引いて映画館に向かう母の横顔はちょっと悲しげだった。

たぶん父と何かあったんだと思う。幼い私にはわからなかったけど。

真っ暗な部屋で大きく映し出された映像に驚く。

上映していたのは古い古い映画だった。

画像がちょっと乱れていた。

私の知らない言葉が耳の中ですごい速さで流れて行く。

でもタイトルは不思議と覚えている。

「招かれざる客」

数十年後、その映画を探しまわったことがあった。

どうやら人種差別の映画だったようだ。

母との映画の思い出はその一度だけだ。

でもたぶん、それが私の映画の原点だと思う。