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下馬生活経済研究所 (Plan-Mart)

下馬在住のPlan-Mart たけうちです。
主に仕事や生活について、世の中の事について、書き込む予定です。

「はじめの一歩を踏み出そう」読了!

2010年12月24日 18時01分46秒 | 日記
文中に出てくるコンサルティングの件は、自分の事を言われているようで、思わず笑っちゃいました。中小企業や個人事業主が抱える問題点を見事に指摘してくる、ちょっと“痛い”、でもとても為になる本です。

自分で仕事を始めてから、今年で8年目でしたが、正直“ジリ貧”という言葉がピッタリの、冴えない状況の中で、悶々としておりました。
世の中の“不況”が悪い、と嘆いてみても、一向に正体を表さないこの“敵”とどう戦って良いものやら、ほとほと疲れていたのですが、この本を読んで、かなり状況の整理が出来たような気がして、今盛んに「マーケティング」関連の書籍を読み始めております。

この中で最初に指摘されている「事業主に必要な3つの人格』=「起業家」「職人」「マネージャー」ですが、やはり多くの個人事業主同様、僕も『職人』タイプに属していました。

「自分のできることを一所懸命やろう」というお題目に従い「自分の作業に没頭する」という姿勢は、この中では「×」です。

「職人」は自分の得意なことばかりやろうとして、他のことを放棄し、人を雇ってその人に任せきりにする。するとその任された人が何をしているかを把握していないので、とんでもない状況になるまで気がつかない。やはり経営者としては、大事なことは自分でキチンと把握し、人任せな態度は見せない、という論理です。
同時に、一人で全部抱え込もうとせず、人に安心して任せられる“システム”を構築して、これを“商品”と見なしてビジネスを組み立てていく事が「経営者」としての正しい姿である、と解いております。

「職人」は自分の作ったものを“商品”と認識するが、「起業家」は自分の組み立てた“事業”という仕組みを“商品”として売っていく。

なるほど…、腑に落ちましたw。

「システム」に対しての重要性も、十分認識させられました。
「システム」というと、如何にも“会社チック”で、個人やスモールビジネスには最も嫌がられる“音感”のある言葉ですが、「小さいからこそシステム」が必要、と力説する著者の言葉は刺さりました。

小さいからこそ、役割分担を明らかにし、何でも自分で抱え込まず“成長するシステムづくり”をしていかないと、大多数の“負け組”と同様の末路が待っている、という戒めを肝に銘じて、新しい年に向かって再起の計画を練っていきたいと思います!

さすが、世界で100万部を売っている超人気の本。お勧めです!

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