松輪で10キロ

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2011 MotoGP Round 15 Japan ←行ってきた

2011年10月03日 | MotoGP
決勝の朝。6時に起きてホットコーヒー。霧雨に一瞬不安になるが、雲の切れ目に通り雨っぽい。


7時40分からのピットウォークに向かう。昨日思った以上に堪能したし眠いしで、ブッちゃけ今日は見なくてもいいかって感じなんだけど、やる事もないので。



うひょー♪今日は#46ロッシのピットオープン!バージェス(右端でスタッフシャツ着て立ち話してるおじさん)出てきた―!



お!エンジンかかったー!!バリバリバリッ!!ドカうるせえええ!かっけえええ!早朝バズーカならぬ早朝ドカ直管。それにしてもこの蛍光赤と蛍光黄、よくドカティ許可したな。フェラーリなら絶対にやるまいw。ま、マシンどころか壁まで蛍光オレンジのホンダのピットよりかマシか?あんなとこで働いてたら頭おかしくなりそうだ。




さて、ピットウォーク終了。今日もライダーは顔を見せず。(あ、ユーキは見掛けた)

朝から冷たい空気に佐野ラーメンなどガッツリ食ってしまい若干後悔。イベントブースやショップをブラつきながら本日の観戦ポイントZ席へ。座ってみると今年のZ席は過去最高に良い席かもっ!


各クラスの練習走行。午後からの決勝を控えた、午前中の練習走行での調子は、決勝を予想する絶好の目安。モト2クラス期待の中上が転倒骨折で決勝不出場確定、残念。モトGPは相変らず脅速#27ケーシーが1番時計。#1ロレンソ、#58シッチと続いてなんと#46ロッシが4番手のタイム!

続いてヤマハ参戦50周年記念のメモリアルラン。フルコースを2周してチェッカー。3周目は観客に手を振りながら。思ったより500のマシンが静かで記憶と違って拍子抜け。ノリックのお父さんはフロントにノリックの写真を貼ってのメモリアルラン。走行後のインタビューで「あいつ、このマシンで世界で戦ってたのかと。こんな機会を与えてくれたヤマハに感謝したい」って少し感動したり。

実は初日の金曜日、メモリアルランをするライダーの一人、平忠彦がデモランの練習走行で古いマシンなのでオイルを吹きそれに乗って転倒、意識不明とかツイッタ―情報。公式発表がないままだったので真偽のほどは??でしたが、平は走らなかったので事実か?心配なので早く安否を知りたい。


そうこうしてると後輩家族と単車で来た後輩も到着。昼ごはんの1時間休憩を挟んでいよいよ各クラスの決勝です。気温が17度とアナウンス。この冷え込みがどう影響するのか?



★125ccクラス★★★★★★★★

今年で最後になるこのクラス。環境問題から来年は4スト250cc単気筒のマシンで争われるモト3クラスとなります。思えば1989年、2スト単気筒の125ccでのレースが始まって、たくさんの日本人のチャンピオンを生み、ロッシをはじめ今活躍している殆どのライダーがしのぎを削った伝統のクラス。焼けたオイルの匂いも今年が最後ならもっとしっかり目に焼き付けるべきだったが。

中々の接戦だったにも関わらず、朝から500缶飲んでしまったら途中睡魔に勝てずzzz。スタートと残り5周以外記憶が曖昧。

チーム・アスパーの#18テロルと#55ファウベル、そして#5ザルコの接戦。ファウベルが遅れた辺りで記憶曖昧。最後はザルコが念願の初優勝。



★モト2クラス★★★★★★★★

125でイカンイカンと気合入れ直し。このクラスの注目はもちろんユーキ!予選7番手ながら「決勝は驚かせますよ」の午前インタビューに期待も高まります。

オープニングは#29イアンノーネを先頭に長い団子状態。徐々に#29イアンノーネと#93マルケスが抜けると、ランキングトップの#65ブラドルは付いて行けず#3シモン、#12ルティ達と3位争い。

イアンノーネは明らかに速いのだけど、2度ナゾの失速でマルケスにトップを奪われるが、その度抜き返し最終的にトップでフィニッシュライン。

ん?ユーキ?気合が空回りしたんすかね?90度、バンク角も立ち上がりも気合入りまくりでしたがね。7位からズルズル後退したかと思ったら、目の前でオーバーラン→転倒。だいぶ遅れて再スタートするも終盤にはまさかのトップグループに周回遅れ。ガッカリ。

これでマルケスがポイントランキング1ポイント差で逆転。#93マルケス(235ポイント)、#65ブラドル(234ポイント)で残り3戦。




★モトGPクラス★★★★★★★★★

そしていよいよプレミアムクラス決勝。来年は1000ccになるので800ccで争うのは今年が最後。

スタート!「おー!3コーナーで転倒!誰だー?あー!ロッシだー!」と場内アナウンスに、まさかの#46ロッシ転倒。1度もオレの前に来ることなくw

(決勝だけでイイや、って昼に来なくてよかったよ。フントww)

大方の予想通り、オープニングラップ↓をトップで現れたのは#27ケーシー。しかも早速後方を離しかけているぞ!

 90ang_2011motegi
 

(こりゃ、ケーシーのぶっちぎりかあ?)って空気が観客席を包んだ5周目。快調にダウンヒルを下ってきた#27ケーシーのマシンがいきなり振られる!あーっとバランスを崩したまま90度コーナーに突っ込みコースアウト。

転倒は間逃れコースに復帰するも#69ニッキーの後ろ、7位まで順位を落とす。これでトップに立ったのは#27ケーシーのチームメイト、#4ドビィ。同じくレプソルホンダの#26ペドロサ、#1ロレンソと続く。

好調ドビィが逃げるのか?と思いきや翌周、そのドビィにジャンプスタート(フライング)のペナルティが提示。#56シッチ、#35クラッチローにも同ペナルティは珍しい。3人はこのピットスルーで大きく順位を落とします。

この荒れた展開に順位は#26ペドロサ、#1ロレンソ、#19バウティスタとなります。3位のバウは唯一のスズキ。スズキファンは表彰台の可能性に期待が高まったけど、7位から驚異的な追い上げをみせる #27 ケーシーがついに12周目、バウを捕らえついに3位まで挽回。

懸命に逃げる#26ペドロサ、それを追いきれずコーナーひとつ分の差で#1ロレンソ、3位の#27ケーシーは15秒以上離され追い上げもここまでか、といった間隔で周回を重ねていきます。


今回は震災でコース路面を全部貼り替えたそうですが、貼り替えなかった5コーナーや、バックストレートのバンプなどがレースにあやを作ります。

結局、18人中5人がリタイアする荒れたレース。#8バルベラは激しいクラッシュで意識不明でヘリで運ばれるも、すぐ意識は戻って大事には至らなかったとか。最後の5周を沸かせたのは4位争いの#4ドビィと#58シッチのイタリアン対決。最終ラップに90度の突っ込みでかわした#58シッチが勝った。

トップ3は先のまま確定。#26ペドロサは嬉しい今期3勝目。ワイルドカードの秋吉と伊藤は順当に最下位でフィニッシュ。 #7 ヒロシは定位置9番手。地元だからなんとかあの6位グループのトップにはなってほしかったが。




今年は困難な状況の中、よく開催までたどり着いたなあと今しみじみ。来日を悩んだライダー達も来てくれて、「がんばろう!ニッポン」の旗の下の開催だったけど、開けてみたら観客3万3千人と寂しい結果。インディみたくならなきゃいいけど。

何にせよ、今年もなかなか楽しめましたよ。あ、来年は決勝だけ見に来ることにしようw

GP関係ないけど、一緒だった会社後輩の長男坊がとっても可愛かった。するめ好きでw。幸せそうな親子見てたらコチラもつい顔がほころんでしまいましたよ。

あ、しまった!結局これだけは食ってこいって言われた「周平のチャーシュー丼」と「最速ビール」やっつけるの忘れたー。

次回は10/16 ケーシーの地元、フィリップアイランドでのオーストラリアGPです。ロレンソの順位次第では地元でのチャンピオン決定もありえるので熱い決勝になりそうです。

■ポイント・スタンディング
 1.#27 ケーシー(ホンダ) 300ポイント
 2.#1   ロレンソ(ヤマハ) 260ポイント(-40)
 3.#4  ドビィチ(ホンダ)  196ポイント(-104)

MotoGP Rewind: Motegi←公式Rewind。なんでBGM、コレなん??汗
 After the Flag from Motegi