
11月25日(土)は「ベリーダンスと音楽の夜 第136夜」でした。満員御礼、誠にありがとうございました!
今回は、早々に席が埋まってしまい、見に来られなかった方々もいらっしゃいまして、誠に申し訳ありませんでした。
とはいえ、やはりドタキャンは毎回出るモノで、キャンセル待ちと言われた皆さん、次回そう言われたとしても必ず席は空きますので、是非とも当日お立ち寄りください。
さて、今回はNenuphar ことマスミさん、今年2度目の出演となるKahina さんとDilara さん、久しぶりの出演でしたGamila さん、そして何度か営業の仕事でご一緒したりしてましたが、「ベリーダンスと音楽の夜」初出演となる三弥さんの5名のダンサーの皆さんにご出演して頂きました。
誠にありがとうございました!
今回は、私の作曲した曲以外は全てエジプトのオリエンタルの名曲でした。
特に2部は全曲歌付き。Dilara さんのリクエストでSouad Muhanmad (スアード・ムハンマド)のWahasuhtinii(ワハシュティニー:I miss you - あなたが恋しい)をアラディーンの編成で初披露しました。とても難しい曲でしたが演奏し甲斐があり、リハで結構細かく指示した分、とても良い演奏になったと思います。
オリエンタル音楽の歩く百科事典とでもいうべきハスィン先生のレパートリーの多さには驚くばかりですが、今後とも、ドンドン、オリエンタルの名曲のレパートリーを増やしていく所存です。
ともあれ、本当にダンサーの皆さんのパフォーマンスが素晴らしくて、Daret al Ayam、Enta omri、Gana Al Hawa、Mawoud等のオリエンタルの大曲も、とても楽しみながら歌って演奏してました。
今のアラディーンでは、ハスィンと私が交互に歌ったり、コーラスもしっかりつけられるので、アブドゥル・ハリム・ハーフェーズの曲は本当に楽しく演奏出来て嬉しい限りです。
ところで、生演奏で踊る、という意味では、曲の構成を変更したり、即興部分での見せ方など、マスミさんのアイデアは、とても面白かったです。
最近の「ベリーダンスと音楽の夜」の傾向で言うと、リクエストされる曲や歌のほとんどが、エジプトの名曲の様に、しっかりアレンジメントされて変更が効かないモノが多く、即興演奏部を挟む余地すら無い為、余り自由度が利きません。
その為、マスミさんの様に自由にアレンジできるような曲を選曲し、バンドにアレンジメントを要求したり、即興演奏部を重視するようなダンサーさんは少なくなりました。
これは世界的な傾向性でもあるので、良い、悪いではないのですが、やはりCDではなく、生演奏な訳ですから、生演奏、特にアラディーンだからこそ出来る事、みたいなことを踏まえてショーに臨んでもらえると、もっと面白くなるし、バンドとダンサーのやり取りも増えて、ショーの中身ももっと濃くなって行くと思います。
今後は、もっとダンサーとバンドとのコミュニケーションが濃いショーにし行きたいと思っています。
最後に、今回も初めて来られたお客さんから「歌声が素敵!」と褒められましたw
ありがとうございました!
「ベリーダンスと音楽の夜 第136夜」のセットリスト
1部:
悟空(インスト)
Fadda(Dilara)
Toota(Nenuphar)
天空の舞(Kahina)
Ana bastannak(三弥)
Nebtedi Minin El Hekaya(Gamila)
2部:
ユーラシア(インスト)
Daret al Ayam(Kahina)
Enta omri(三弥)
Gana Al Hawa(Nenuphar)
Wahashutini(Dilara)
Mawoud(Gamila)
Rakkas(フィナーレ)