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皆が既に手にしている未来:Singularity has come !

2018年07月06日 | Weblog
みなさん、こんにちは。

一学期期末テストはいかがでしたか。
期末テストを終えてちょっと息抜き、ティーブレークの話題です。

これまで何度かブログで、
30年以内(2045年)には人工知能(AI)が人智の総和を凌駕する技術的特異点(Technological Singularity)
を向かえることが予測されていることを書きました。

しかし、2045年とされていた技術的特異点(Technological Singularity)は、
すぐ目の前に来ている証拠を見つけました。


この白熱教室の講義の問題設定は、サンデル教授にしかできないかもしれません(今のところは)。
第一線の現場で活躍している優秀な参加者たちの発言を注意深く聞いていると、
彼らの心の深層では、すでにAI(ロボット)が自分より優れていることを認めています。
これに対して、サンデル教授は自身の仕事はAIには置き換えられないと信じているようです。
参加者の若者たちの頭は柔らかいのですが、サンデル教授は頭が固いという印象を受けます。
さてあなたは、サンデル教授の議論の展開をどう考えますか。

もう一年以上も前から校舎でも日々啓蒙をしてきていますが、
校舎での講義の問題設定と議論の展開は少し異なります。
私たちは、進化するAIを懐疑的にとらえるのではなく、
AIを道具として私たちが使いこなすことを前提に考えるべきと思っています。
次のスライドは、前回の入試対策講演会で話した時の資料です。


2007年にレイ・カーツワイル氏が「人工知能(AI)が人智の総和を凌駕する」と予測した2045年は、
「半導体の集積率は18か月で2倍になる」というムーアの法則を根拠として、
コンピュータの演算処理能力と人間の演算処理能力を比較して導いたものです。
ところが、この10年にネットワークと深層学習の技術革新が加速しました。
白熱教室に参加している若者達はこの事実を実感しており、
技術的特異点が目前に迫っていることを実感しています。
アルファゼロが達成した人工知能の技術革新をよく分析すると、
AIがサンデル教授の講義を置き換えることや、ノーベル賞を輩出することも
間近に迫っていると確信します。
生徒には何度も繰り返して話しています。

小学校や中学校で日々学習していることは、覚えて試験に答案を書くことが目的なのではありません。
情報を記憶して同じ質問に答えることは、機械に代わってやってもらえばいいことだからです。
すでに、クラウド技術を組み合わせたパソコンやスマホは記憶や反復では人間を圧倒していますし、
その応用はマイカーのAI自動運転、自動翻訳コミュニケーション、ヴァーチャル世界旅行などには限りません。

私たちが考えなければいけないことは、
機械に何ができて何ができないのかであったり、
どのような未来社会を作っていくかのデザインであったり、
あるいは、そのような機械や新たな道具を使いこなして自分が何をするのかだと思います。
このようなテーマに興味を持って学習して理解を深めれば、
毎日の学習が生活の知恵となり、日々の体験が喜びとなります。
みなさん、いっしょに考えましょう。

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