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公立高校募集人員の2年連続減少が及ぼす影響は?

2018年06月27日 | Weblog
みなさん、こんにちは。

社会は目まぐるしく変わっていますね。
毎日発信される情報を取捨選択して生かしていきましょう。

県教育委員会が平成31年度の公立高校募集人員を決定しました。
例年10月に行われていた発表ですが、昨年度からは6月の公表で4か月も前倒しされました。
より早い段階で中学3年生及び保護者に生徒募集人員を知らせることが理由とされていました。
つまり、埼玉県でも中学生の数が減少傾向にあり、それに伴う募集人員減少を進めていくので、
このような重要な情報はできるだけ早く知らせるべきだと判断した前倒しです。

現中学3年生が受験する平成31年度公立高校入学者選抜の募集人員数を具体的に見ておきましょう。

埼玉県公立高等学校第1学年生徒募集人員

年度 中学校卒業(予定)者数 対前年 公立高校募集人員 対前年 募集学校数 対前年
平成31年度  63,409 -1,050 38,040 -680 139 0
平成30年度  64,356 -1,242 38,720 -800 139 -3
平成29年度  65,598 + 124 39,520 + 40 142 0
平成28年度  65,474 - 73 39,480 -200 142

平成31年度の総募集人員は3万8040人で、前年から680人減となります。

平成31年度の対前年度比増減の内訳は、

上記18校でそれぞれ40人の減少となり合計720人の募集人員減となります。
ただし、川越・川越女子・蕨・市立浦和・大宮北などの40人減は、
いずれも30年度に40人員増を行っているので元に戻った形となります。

これに対して募集人員増は以下の1校で40人増となります。


平成30年度の800人の大幅な募集人員減少に引き続き、平成31年度も680人の募集人員減少になり、
これは非常に多くの高校や地域に影響を及ぼすと考えます。

一方、平成31年度の中学3年生卒業人数は現在のところ63,409人ですので1,050人減となります。
引き続き、埼玉県の年少人口は毎年2%程度減少していくことが予測されていますので、
中学卒業者数は毎年1,000人前後減少し、必然的に公立高校の総募集人員も減らされていくでしょう。


これから公立高校入試本番の平成31年3月までに、受験生として何をしていくかをいっしょに考えましょう。

不明の点があれば下記までお気軽にお問い合わせください。

育英進学会 草加花栗校
TEL:048-943-7883
電話受付 10:00~22:00 (平日・土日祝日いつでも大丈夫です。)

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