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リス LAB (リスラボ)

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【注目点】「アイデアがあふれ出す 行動が加速する 1本線ノート術」吉澤ゆか

2012-12-31 20:55:00 | 受験本(注目内容ほか)
アスキー・メディアワークス
2011/8/11

①【私のここに注目】

 学習の5段階
 ①知る
  ↓
 ②わかる
  ↓
 ③行う(実行)
  ↓
 ④できる(習得)
  ↓(自我の壁)
 ⑤分かち合う(人に教えて貢献する)
  (成就、達成、自己実現)

 知識を得て、「①知る」、「②分かる」のレベルまではたくさん進んでいたが、そこで終わってしまっていたので、いつまでたっても「④できる」ようにならなかった。
 しかし、1本線ノートで、インプットとアウトプットを明確に書き分けて、アウトプットを「③行う」ようにしたことで、その先の「④できる」、「⑤分かち合う」のステップに進むことができるようになった。
 「メモする」だけの状態から、メモを「実行する」に結び付けるようにする。
 「②わかる」ことが、「④できる」ようになると、思考、行動のスピードが格段に変わる。

 脳には、白紙部分(余白)があると、動き始める。考え出す。何か書き込みたくなる。(右脳を刺激?)

 脳には、「質問されると、(自動的に)答えを探す」という働きがある。
 そこで、意図的に、自分自身に質問をしてみる。
 基本的な質問としては、
 ・「自分が本当に欲しい結果は何だろう?」「本当はどうしたいのだろう?」←ゴール
 ・「自分はなぜ、それが欲しいのだろう?」←目的、理由
 ・「自分はそれを手に入れるために、何をする必要があるのだろう?」←起こすべきアクション(できること、優先順位、効果など)
 ・「どうやったらそのプロセスを楽しむことができるのだろう?」←やる気の持続

②【感想など】
・1本線ノート術というものは、とてもシンプルなことであるが、行動心理学的、脳科学的に見ると案外奥深いものがあるのではないかと思った。

・ノート術では「余白を十分にとる」ことが良く言われるが、それをメモノートに適用するとこの方法になる。

・また、自己実現の追求についても良く言われるが、自分だけで「④できる」段階を超えて(自我を超えて)、「⑤分かち合う(貢献)」まで行って、達成されるということは、もっと良く理解されたら良いと思う。

・⑤の段階まで行って初めて自己存在が(他者から)承認され、アイデンティティの確立に資するものと思う。

③【今後、考えてみようと思うこと、実行してみようと思うこと】
・⑤分かち合う(人に教えて貢献する。成就、達成、自己実現)の段階まで、効果的に行っていく方法
・中長期的(3ヵ月~1年)な、自分の目指すゴール、目的・理由、アクション、楽しみ方の考えるためのビジョンメモフォーマット

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