
広島のシングルプレーヤー“エルヤマ”様に先月ウッド4本をカスタムオーダーさせて頂き、その際にアイアンも調整させて頂いた。(ホールインワンを土産に再度のご来店でご紹介。)
ウッドは上手く合ったようだが、「調整したアイアンがどうも合わない。」と仰り、フィッターからすれば「この際アイアンも新しくしましょうよ」とお奨めするつもりだったのだが、二つの理由でそうも行かなくなってしまった。
一つはご本人がヘッドとシャフトに惚れていらっしゃる事。これは上級者に取って最重要課題である。フィッターが幾ら良いと確信してお奨めしても、嫌いな物は本気で打てないのか、おシャカになる事が多い。
もっとも、幾らご本人が惚れても合わない物は合わないのだから、結局お蔵入りと言う事も良くある話。しかし、今回はご本人の惚れ具合が尋常ではなく、その上このブログ上でもお取り巻きと思われる皆様から計50件を超える励ましコメントを頂戴しており、あらためて“エルヤマ”様のご交友の広さに驚いた次第。
そんな訳で、二つ目の理由は、こうなったら今のヘッドとシャフトを生かして出来るだけの事をさせて頂きたいとモルモットになっていただく事を申し出たら、なんとご快諾頂いてしまったのである。
そう言う訳でアイアンのオーバーホールを引き受けたのである。 昨日送って頂いたクラブを今朝からバラバラに分解して、シャフトの硬さ、調子、重量、ヘッドの重量、グリップの重量、ネックの接着剤の重量、グリップ下巻きの重量まで綿密に調べさせて頂いた。
シャフトはSの硬め、ロングは中調子、ミドル以降は手元調子。シャフト重量は111.9gから113.5gであるからアメリカ製にしてはバラツキも少ない方。ヘッド重量は、3番で247g、7番で273gと予想外に重く、たぶん最初は超軽量シャフトが付いていたのであろう。バランスも少々の狂いはあったものの、ネック内の重量物は重めの接着剤が数本に4g程度入っていたくらい。
強いて上がればグリップ下巻きであろう。なんと厚手の下巻きテープが4枚重ねてあり、4枚目はバット側だけ厚くしてあった。その重量だけでも4.5gもあったのである。従ってそれでなくても少しテーパーが強く出やすいナイキ純正グリップが極端なテーパーになって居たわけである。これはスライスが出やすい人には有効だが、今回のようにフックが出やすい場合には逆効果となっていた筈である。
ここまで書きながらあらためて、最初に見せて頂いた時点でグリップについて薄々気付きながらも、余所でされている仕事故に黙って見過ごした自分の優柔不断さが憎らしい。凸(--メ
結局、ヘッドの重量を、軽い物に揃えるべく、やや重い5番から8番のヘッドを2g程度軽く調整させて頂き、シャフトはラベルを前向きに装着されていたので、それが目障りにならぬよう後ろ向きになるようにシャフトを装着する所までこぎ着けた。
明日はグリップもこの際、ウッドと同じベルベットラバー・バックラインなしに交換させて頂き、ウッドと同様にテーパーを少し緩やかに装着して、夕方には日曜日にプレーされる名古屋のゴルフ場にお送りする予定。
さあ、結果がどう出るか今から楽しみなフィッター。スパァ_(^o=)γ~°°°
※ 画像はバラバラにした状態の“エルヤマ”様の愛アン! ナイキのプロコンポヘッドとプレシジョンのPROJECT X(6.0)シャフト。
ウッドは上手く合ったようだが、「調整したアイアンがどうも合わない。」と仰り、フィッターからすれば「この際アイアンも新しくしましょうよ」とお奨めするつもりだったのだが、二つの理由でそうも行かなくなってしまった。
一つはご本人がヘッドとシャフトに惚れていらっしゃる事。これは上級者に取って最重要課題である。フィッターが幾ら良いと確信してお奨めしても、嫌いな物は本気で打てないのか、おシャカになる事が多い。
もっとも、幾らご本人が惚れても合わない物は合わないのだから、結局お蔵入りと言う事も良くある話。しかし、今回はご本人の惚れ具合が尋常ではなく、その上このブログ上でもお取り巻きと思われる皆様から計50件を超える励ましコメントを頂戴しており、あらためて“エルヤマ”様のご交友の広さに驚いた次第。
そんな訳で、二つ目の理由は、こうなったら今のヘッドとシャフトを生かして出来るだけの事をさせて頂きたいとモルモットになっていただく事を申し出たら、なんとご快諾頂いてしまったのである。
そう言う訳でアイアンのオーバーホールを引き受けたのである。 昨日送って頂いたクラブを今朝からバラバラに分解して、シャフトの硬さ、調子、重量、ヘッドの重量、グリップの重量、ネックの接着剤の重量、グリップ下巻きの重量まで綿密に調べさせて頂いた。
シャフトはSの硬め、ロングは中調子、ミドル以降は手元調子。シャフト重量は111.9gから113.5gであるからアメリカ製にしてはバラツキも少ない方。ヘッド重量は、3番で247g、7番で273gと予想外に重く、たぶん最初は超軽量シャフトが付いていたのであろう。バランスも少々の狂いはあったものの、ネック内の重量物は重めの接着剤が数本に4g程度入っていたくらい。
強いて上がればグリップ下巻きであろう。なんと厚手の下巻きテープが4枚重ねてあり、4枚目はバット側だけ厚くしてあった。その重量だけでも4.5gもあったのである。従ってそれでなくても少しテーパーが強く出やすいナイキ純正グリップが極端なテーパーになって居たわけである。これはスライスが出やすい人には有効だが、今回のようにフックが出やすい場合には逆効果となっていた筈である。
ここまで書きながらあらためて、最初に見せて頂いた時点でグリップについて薄々気付きながらも、余所でされている仕事故に黙って見過ごした自分の優柔不断さが憎らしい。凸(--メ
結局、ヘッドの重量を、軽い物に揃えるべく、やや重い5番から8番のヘッドを2g程度軽く調整させて頂き、シャフトはラベルを前向きに装着されていたので、それが目障りにならぬよう後ろ向きになるようにシャフトを装着する所までこぎ着けた。
明日はグリップもこの際、ウッドと同じベルベットラバー・バックラインなしに交換させて頂き、ウッドと同様にテーパーを少し緩やかに装着して、夕方には日曜日にプレーされる名古屋のゴルフ場にお送りする予定。
さあ、結果がどう出るか今から楽しみなフィッター。スパァ_(^o=)γ~°°°
※ 画像はバラバラにした状態の“エルヤマ”様の愛アン! ナイキのプロコンポヘッドとプレシジョンのPROJECT X(6.0)シャフト。
ヘッド重量は、以外に重かったのですね。
通りすがりさんが言われていた7Iで270gという条件は満たしていたということは、ヘッド重量が原因ではなかったということですね。
私のアイアンをエルヤマさんが打たれた時にも、同じようなフックの球筋が出たんですが、私のアイアンはグリップは細めですから、もっと手元側がしっかりしたシャフトがいいのかな?と思ってみたりもしますが、あくまでも素人考えですね。
とりあえず、打ってみての結果報告が楽しみです。
はい、ヘッド重量は予想外に重かったです。
普通のライフルは先端部がユニタイズ(太さが一定)なのですが、このシャフトは先端までテーパーなのです。従ってロングでも中調子、ミドル以降はDGより手元調子の粘り系です。
でも、DGのマクレガーで調子が良かったとの事ですから、バランス調整とグリップ調整で何とかなりそうとガンバッテ見ました。(^-^)/
この日曜日に名古屋での結果報告が楽しみです。
とすると自分で墓穴を掘っていたことになります。
実はこのテーパーは私の注文でこのような太さにしたのです。
私は手が小さいくせにグリップが手のひらの中でずれるのが嫌で
左だけ太く、右は元々がスライサーなのでやはり太いままだと掴まりが悪く感じるので細くしてもらったものでした。
バランス調整もされたとのことでしたので
日曜日に打つのが大変楽しみです。
残念ながら天気が悪いので通常の感覚で打てるかどうか分かりません。
しかしこればかりはどうにもならないので
日曜日、そして次回と何回か使ってみます。
又ご報告申し上げます。
実は僕も今週絶不調に陥り、どうしたものかと思いましたが、
今日練習に行って思い出しました、
泉水原の時もフィッターさんに言われたことですが、ダウンブローに打てて無かったです。
ドライバーのセットアップをそのままアイアンでもやってしまう為すくい打つような感じになってました。
最近練習に行けてないのでなかなか調整が進みませんが、オーバースウィングも直ってきたと、トシさんにも言われましたので
そろそろやれると思います。
元にもどすことが、目前のことを考えれば一番早い方法ですが
何のためにここまで苦しんだか・・
何のために一歩先へ進もうとしたかわからなくなります。
年とともに変わる自分に対して一歩先んじて
手を打たないといけません。
産みの苦しみと思って頑張っているところです。
さすがにS300でリシャフトしようとは思いませんので・・・(^^)V
オーバーホールですね
どんな結果になるのか自分の事の様にワクワク
しています。
それと、フィッターさん・さわちゃんさん・エルヤマさんその他のコメント欄で私の事を気にかけて頂き大変有難うございます。
皆さんの期待(?)応えられる様、上を見て迷路を進みたいと思います(転がりながら・・・)
今後とも宜しくお願い致します。
エルヤマ様、あのグリップはご自身の発想でそうされたんでしたか、そうとは知りませんで、頭を抱えておりました。取りあえずウッドと揃え、本日必着で発送しましたのでお試し下さい。
ルーサー様も苦労されているようですが、それがゴルフと言う物なのでしょう。先日、シニアオープンに出かける前の重信プロが面白い事を一言。「某プロがショートFWを多用して上手いゴルフをすると言って、みんなショートFWを買いたがるが、某プロがどれだけショートFWの練習をしているかを見ている人はおらんからね。」とです。
のっき様、上を見て単純なセットアップと超!軽いグリップ力でガンバッテ下さい。
フィッターも微力ながら苦労?を楽しませて頂いております。(-_^)
産みの苦しみ、また「モルモットになろうじゃないですか」とも言いましたので、頑張ってみます。勿論仕事ではないので苦ではないです。
リターンがないとモルモットにした方もリアクション&還元できないと思いますので完全に素人の意見と思い読んでください。
私の仕事もリアクションがないとわからず、対応できないし今後に生かせないし
そういう意味で共通するところがあると思います。
思ったことを問診表に書いていきますので診察お願いします。
ネバコンの56度、DG Sー300 サンドウェッジで打ったときは
まず今までどおり間違いなく方向性は出ます。
大きなミスは全く無く100y~80Yで3回ベタピンにつきました。
ですがナイキアイアンでは満足するショットはひとつも無く
ほとんど乗っても変な球で乗ったり、イメージとしては全ホールはずした感じです。
大学時代の友人と回ったのでリラックスした中でも
彼らも2度クラチャン獲ったのもいれば
県アマメダリストって言うやつもいますので
気合は入りましたので
拾いまくってバックからでしたが、なんとか78で回りました。
それなりの楽しいゴルフだったのですが
アイアンの結果が出ずに(;_;)でした。
勿論シャフトということもありますが
やはりライ角がアップライトすぎるのではないかと思うのです。
と言うのは球が掴まった時はみんな左にどんどん流れていきます。
またここ何十年も経験したことの無いようなとんでもない左への曲がりも続きます。
そして意図せず薄く入った時はまっすぐ行きます。
これは調子のいい時でもそんなものだと思いますが、
意識してトップ目に打って見るとまっすぐ飛びます。
勿論左に行くのを怖がってすっぽ抜けるなんてこともありました。
それで思いついたことですが・・。
リンクスでプレーする時は下が固いので薄く入ってややsweepする感じで打っていきますが
アクリル板の上は固いですから当然同様に打っていきます。球も左目に置きます。
しかし普通の日本の芝の上から打つときはほとんどの場合
もう少し深く入り、ボールも右目に置きます。
当然ライ角は変わってくるのではないかと思うのですが・・。
グリップが主原因とはやはり思えません。
ちなみに以前のmizunoのMTの計測記録は残っていますでしょうか?
例のマクレガーも6番で60.5度だったと思うのですが、今ナイキは63.5度くらいですよね。
アクリル板の上では確かにあのライ角でピッタンコと私も思いました。
しかし下が固いという先入観から打ち方も無意識に変えてる可能性があり
ライ角が自分にはやはりあってないとしか思えなくなってるのですが、いかがでしょうか。
間違いがあっても平気でずばずば言ってますので、お許し下さい。
フィッターさんのお力添えなくして自分の進化はないと今でも信じております。
どんな名医でも誤診はあるといいます。
ここで誤診と言うと世間的には馬鹿なミスと思われるでしょうが
高い次元の話で職人的な感覚で自分を責めるというか駆り立てる意味でそういう表現を使うと思います。
実際は予想し得ない事項とか経験とか勘とかでは判断しきれない異常な状況と言うこともあります。
そういうことがありますので、決して批判はしておりません。誤解なきよう読者の皆様もご理解いただきたいと思います。
というわけで私は名医フィッターさんにどこまでもついていく所存であります。