我がイワナ班が徘徊する川には、一部キャンプ場の中を流れる川がある。
春から夏にかけては、ファミリーキャンパーたちがどっと押し寄せ、5月のゴールデンウィークやお盆の時期になると、まさに難民キャンプ。隣のテントとの距離が2メートルなどはザラである。大変だな。
そして、その時期になると川へ クソガキ 子供たちがジャブジャブと入ってきて大騒ぎなのである。また、それだけでは無く、いい感じで水流が淀んだ岩陰のポケットには、ビールやスイカが水に浸けて冷やしてあったりするのだ。たまに踏みそうになって、おっかないのである。こんなことを書くと相当嫌がっているのではないかと思われるかもしれないが、実は全く嫌ではないのである。むしろ歓迎している節もあるのだ。何故ならこんな理由があるからである。
「お子ちゃまの水遊びは、狩猟オーラが出ていない説」
多くの釣り人達はもちろん、渓流釣りの知識が少ないキャンパーの皆さんも信じがたい事であろうが、お子ちゃまが水遊びをしようが、釣れなくなることはないのである。なぜなら、実際釣れるからである。彼ら ガキ 子供達がやっていることはただの水遊びである。狩猟のオーラは何もない。
しかし一方で、週末の限られた時間に社会のストレスから離れ、この日を心待ちに川へ乗り込んでくるサラリーマンたちの血走った目のオーラは、100メートル先のイワナをも震え上がらせる狩猟プレッシャーを与えているに違いない。
片や、地元らしき老練な餌釣り師が、まるで「あの人生きてんのかな?」と思う程自然と一体化して釣りをしている姿も目にする。釣られたヤマメも気づかぬうちに抜き上げられていく、そんなスナイパー達の静かなプレッシャーも存在する。それに比べれば子供たちの水遊びなど、まさにお遊戯。全然問題ない。こちらがルアーで怪我をさせない様に厳重に気を付ければ良いだけである。あとスイカは踏まない様に。
しかし、若いグループの兄ちゃん姉ちゃん、お前らはイカン。なんか腹立つから。
それはまあいいとして、もう一方の「説」の方が重要だったりする。それは、
「注目されていると釣れる説」
これはもう言葉の通り、キャンパーがこちらに注目している時に限ってヒットするのである。
例えばである。キャンプ場の間を流れる川で釣りをしていると、背後でテントを立てているキャンパーがこんな会話をしているのが聞こえる。「ほらほら、〇〇ちゃん(子供の名前)、釣りしてるねー。何釣れるんだろうねー?」
こうなったら確変である。かなりの確率でヤマメやイワナがヒットするのである。ちょっと怖いくらいに。で、大体お父さんがやってきて、「こんな(キャンパーで賑わっている)ところで、釣れるんですねー!」と、目をキラキラさせて話しかけてくるのである。ただし、若い女の子は話しかけて来ないから、期待しない様に。
何故か?
これは色々考えました。そして結論として出たのは、ちゃんとするから。つまり、何となく注目されている雰囲気になるので、キャスト一つとっても、姿勢よく、ちょっとカッコつけて集中して行うわけで、一つ一つの仕草が丁寧で精度も高くなってくるのです。そして、ちゃんと魚がいるところにルアーが届くから、ヒットする。という訳です。
えっと、嘘。理由は不明。
すまんな。ホントに釣れるんだけど。
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