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渓流トラウトルアー部イワナ班長

渓流へ行く前とその道中が一番楽しいんじゃないかと思う今日この頃
神奈川と山梨の渓流に出没中

【簡単?】 自作ルアー(スピナー)の作成について

2019年02月28日 | 渓流釣り

ハンドメイドミノーを作る元気のないイワナ班長です。こんにちは。

世の中のハンドメイドミノーを見るたびに、凄いなと、また作ろうかなとも思うんですが、工程を考え、処分してしまったエアブラシやコンプレッサーを再び買いそろえて・・・、と考えると正直面倒くさくなって、二の足、三の足を踏んでしまいます。

でもめんどくさくないルアーがあります。スピナーです。オモリの部分を適当に塗装しても何とか形になります。じゃ、缶スプレーで作成しちゃいましょう。

【仮型の作成】
まずはスピナーのオモリ本体の型を作成します。まずは粘土で型を作り、石膏で型を取ります。それで出来た鉛のカタマリを削って整えて、イメージモデルを作ります。それからもう一度石膏の型を取って、正式な型を作成します。

【本型の作成】
型を作るときは、適当な紙箱でもレゴブロックでもなんでもいいです。半分石膏を流し込んで針金を通したモデルを置いて、乾いたらシリコンを吹いた後、上半分の石膏を流し込んで完了。シリコンは上半分と下半分の分離のためです。また、型がずれない様に、切込みを入れておく事。

【鋳造】
乾いた型を分離して、鉛を流し込む穴をあけます。空気抜きの細い穴も開けて、熱した鉛を流し込みます。今回は通したワイヤーの隙間から空気が抜けるので省略しましたが、開けた方がいいでしょう。ちなみに、石膏が乾ききっていないと熱せられた鉛が噴き出してくるので注意。あと、鉛を溶かした時に出るガスは有毒です。

【削り】
綺麗にしたければ下地をやすりで整えます。適当にしたければ不要。手は綺麗に洗う事。くれぐれも鉛は有毒です。ちなみに鉛にスズを混ぜることによって硬度を増すことができます。多少軽くなるけれど、鉛は変形した際に塗装が剥がれやすくなるので、比重が軽くなってもスズを混ぜるメリットはあります。

【塗装】
まずは金属用のプライマーを塗装し、サフェーサーを塗り、下地の色を塗ります。今回は蛍光イエロー&グリーンなので蛍光専用のホワイトを塗り、その上に蛍光イエロー&グリーンを塗装、最後はクリアを薄く複数回塗って塗装完了。

【組み立て】
7mm~6mmのワイヤーをねじってアイを作ります。丸ペンチはダイソーのやつでOK。ニッパーだけは歯がツライチのいいやつを使う事。

フジ矢 スタンダードニッパ(バネ付) 150mm 60S-150
 
フジ矢(Fujiya)




いまは、NTパワーシャンクの7mmを使ってます。AR-S(スピナー)の様なスイベル付のワイヤーです。釣具屋で注文可能です。AR-S(スピナー)よりもちょっとスイベルが大きいですが、大した問題ではないです。

ブレードはインラインタイプにしました。着水すぐに回る特性が釣果に結び付くので。

【完成】
完成しました。

 

釣れました!自作ルアーで釣れるのはやっぱり嬉しいものです。


あ、作成ですが、

わりと面倒臭かったです。そんなもんだよな。
 

アサヒペン メタルプライマー 300ML クリヤ
クリエーター情報なし
アサヒペン(Asahipen)

 

アサヒペン 蛍光塗料スプレー 300ML レモン
 
アサヒペン(Asahipen)

 

アサヒペン 蛍光・夜光塗料用下塗りスプレー 100ML ホワイト
 
アサヒペン(Asahipen)

 

  

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