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白き焔BLOG

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ネタバレ感想 ガンガン7月号鋼108話「旅路の果て」(1)

2010-06-11 12:43:45 | 鋼コラム
鋼の錬金術師がとうとう終わる。

原作を読んでレビューを書くということを、すいぶんしていなかった。
ある時点で、私の中で「鋼は終わったのだ」という感覚があったからだ。(主にロイがらみで・・・)

だから、終わるということに関しては、打ち切りでもダルダルでもなく(ちょっと冗長になったとは思うが)とうとうここまで来たか!良かったねというような気持ちだった。

好きなバンドの解散で幾度か騒いだ経験から、「終わる」というのは一つの祭で、皆でワイワイと騒ぎながら終わりにしたいという気持ちが強い。だから今回も相変わらずのメンバーで集まって、ガンガン片手にあちこちは話が飛びながら、あーだこーだやってきた。

鋼の最終話レビューを書くというと、もうちょっと何話か前の分もじっくりと書かねばバランスが悪いと思うが、「今」の感覚と、飲み会の勢いで書いてみたいと思う。

今、移動中の電車です。昨日から寝てませーん(←馬鹿)
飲み会参加者との愉快な会話も収録してみましたが、訂正・突っ込み等ございましたらご連絡ください。(笑)

微妙に文字制限に引っ掛かるので、2つに分けます。前・後編でお楽しみください。

●大総統
大総統って憤怒じゃなかったよなぁという話を、Twitter上で友達としていた。結局セリフでは「憤怒」アピールしてるだけで、セリムも同様に傲慢(プライド)じゃないかなぁみたいな話になった。
大総統の憤怒って、ホムンクルス側から人間を見てというよりも(もちろんヒューズの葬式やらロイの青さに対してはアレだが)、人間として人間社会への憤怒だったような気がする。

そもそも7つの大罪は、人間の欲望。
最終的にグリードよりも、軍上層部のお父様を利用して永遠の利権を得ようという方が強欲であるように、一番怖いには人間かもなぁ。←鋼関係ないしw

そして大総統とスカーは、自分の運命へ否定感と、復讐心、向上心、手段はともかく社会に寄与しようとしているところが似てない?という話になり、大総統VSスカーは「お前キャラかぶってんだよ!」準レギュラーの座争奪戦だったんじゃないかとかアホな話をする。

昔はスカーとアルの対比について考えたことがあったんだけど、スカーが錬金術を手に入れてからお兄さんの話がでなくなってしまったので、兄弟のありようとして対比できなくなってしまったなぁと。

●グリード
なんか、最後はめちゃくちゃいい人じゃないか!
鋼の本筋は、エドワードが父を認めて越える物語だと今なら断言できるが、グリードもお父様を越えているなぁと思う。

●お父様
冒頭の「素手で」っていうところは、笑うところだったのだろうか?
「ノーマルのくせに!」ってベジータ(DB)のセリフだっけ?を思い出した。

口の中にマリモの目玉が浮かんでいるのは、1期アニメのメカ・アーチャーの最後を思い出させる。

お父様は見かけは若返ったが、それと共に脳内も若くなって(というかお父様の年齢ですと、もしかして痴呆・・・?)、欲望全開のわがままで全く大変なことに。

お父様が「神」を押さえきれずに、内側から食い殺され扉の前に。扉は何の装飾もない板。(ここは時間がなくて描きこみないわけじゃないっすよね?わざと無地だと思う)

黒マリモ(お父様の魂)と、白マリモ(お父様の真理=神)の会話。T様が分かりにくいといっていたので、私の理解を書いておく。

黒「なぜ私のものにならぬのだ」
白「お前が己を信じぬからだ」
(略)
黒「お前は何者だ」
白「私はお前たちが”世界”と呼ぶ存在、あるいは”宇宙”、あるいは”神”、あるいは”真理”、あるいは”全”、あるいは”一”、そして私は”お前”だ」

白マリモはそもそも矛盾した存在である。全であり一である。そして、”私”であり、”お前”である。これは、どういうことか。

地球の上に蟻が居たとする。宇宙からその蟻を見たとき(マクロ的視点)、視界には地球の一部であるので蟻しか見えない。つまり蟻は地球だといえる。
一方で虫眼鏡で見たとき(ミクロ的視点)、蟻は蟻だ。これが全は一、一は全なのだと思う。マクロとミクロの間でパラドックスが起こる。

そしてマクロとミクロを決定するのは、観察する人そのものである。つまり、黒マリモがマクロで見るか、ミクロで見るのかということ。

黒マリモをミミズにしてみよう。蟻の隣にミミズがいる。そのミミズは、目の前の蟻に「お前は誰だ」と問うたら、ミクロ的視点を選んだことになる。だがミミズが蟻に対して「俺たち地球の一部だ」と思い、何も問わなければ、マクロ的な視点に立つことができる。

マクロ的な視点に立つためには、相手を信じていないとダメである。疑ったとたんに、ミクロ的な視点に行ってしまう。そして自分自身をマクロから見ることができなくても(=自分を信じられないと)、ミクロ的視点になる。

仏教では、すべての人に仏性があるのだという。どんな人に対しても、その仏性を敬えというようなことを言うのだ。けれど、他人の仏性を信じる以前に、自分の中にも仏性があると信じられなかったら、それは存在できなくなる。

鋼の世界では信仰を否定する言葉が多く出てくるが、結局のところ信仰につながっていて面白い。「神を貶めよう」としたホムンクルスは、神によって断罪されてしまうし。

なんて、真面目に言ってみたが、私は特定の宗教を勧誘するつもりはありませんよ。親戚にお寺がありますが、そっちはあまり真面目に話を聞いてない(苦笑)

●お父様が死んで、アルが不在のエド
リンから賢者の石を使えといわれるが、断る。ここからリザとロイのセリフが説明っぽすぎて残念。

ロイ「あいつは一人取り残される恐怖と絶望を知っている。それをアルフォンスに味わわせることはしない(だから自分を通行料にしてアルを錬成しない)」

ここは、1期アニメへの反論なのか。むしろ、このエンドを知っていた水島監督たちが、アニメはああいうエンドにしたのか。

ここでエドは(思考を止めるな!)とロイの言葉を自問自答しつづけ、ホーエンハイムが「(あと一人分残っている)俺の命を使え」と言い出す。

ここで本当の親子喧嘩をするわけですよ。
「だいたいなんでてめぇが命を懸ける必要がある!」
「父親だからだよ」「俺のせいだ・・・父親らしいことをさせてくれ」

さっきの白黒マリモの禅問答じゃないですが、エドはホーエンハイムを父親と見るか、人間の命と見るかという話かもしれない。どっちも本当なんだけれども。つまり観察者であるエドが決めたら、それが真実。

「バカ言ってんじゃねぇよ クソ親父!」
ここで、初めてエドが泣く。父親を父親として受け入れた瞬間。これぞ、ビルドゥングスロマンの王道だ。(王道説については別記事書きます)

●エド、アルを取り戻す

通行料=自分の分解、代価=真理の扉、錬成結果=自分とアル
ということでOKなのかな。いまいち、理解してないかも(爆)そのへんR様やらH様の記事を読むことにします。(先月のアルがやったのは、通行料=自分(鎧)の分解、代価=なし(だから出られない)、錬成結果=エドの腕となるのか?)

真理の「勝手口はあっち」というセリフが可愛い。「でもさー、若い子はサザエさんでも見てない限り、勝手口なんて知らないよね。何が勝手なの?みたいなw」という話になりました。

結局、エドとアルは混線したままなんだなぁ。(混線しているからこそ、勝手口=アルの扉につながっていて、エドは扉を解体しても帰ってこれた)そしてアルは、手パン錬成ができるままなんだよ。だけど、この先使ってるシーンはない。(ロイも同条件だけど)

こっち側に帰っていて、抱きつくメイ。なのに、アルが人体の感覚を思い出して驚くのは、次にホーエンハイムと握手してるとき。メイをスルーするほど女泣かせなんですか、アルフォンスさん。w

つづいてシグが抱きつき、師匠が頭をなでる。エドは・・・扉から戻る時に手を貸しただけ。アルに抱きついたりしない。エドの性格からして、これはなくない?なんでもっと喜んで、抱きついて、全身チェック(笑)とかしないんですかね?・・・腐女子避けですか・・・そうですか。

●戦い終わって
ラジオ局から終結宣言。
セリムは胎児の姿だが生き残り、母の元へ帰る。→別記事、ハガレン完結記念 鋼の錬金術師における「王道」にて。
戦場では、ブロッシュが回りに説明している。

●リザとレベッカ
非常に説明的シーン。このあとアメストリスがどうなるの?という解説をレベッカがしてくれております。

次の大総統は?ということになるわけだけれど、アームストロング少将は中央の連中を味方にするのは難しいだろうと言う。

でも話の最後の方では、大総統になったグラマンから北はアームストロング少将が・・・というような話が出ている。

アレ?降格人事なしだったの?と思ったら、アームストロング少将は中央所属になって昇進したから、北に戻るのは降格人事でしょとR様。あ、そっか。

北支店の事業部長が、本社で取締役事業部長になって、取締役解任されてヒラの事業部長にもどったみたいなもんか。と、なんてサラリーマンなことを考えた。

●ノックスとロイとマルコー
ここではイシュヴァールの生き残り組みたちばかりが登場する。
ロイは自分の眼はどうにもならないと受け入れ、でも自分に出来ることをしようと(これが、鋼の心っすか?w)ノックスに決意を語る。

ノックスがつれてきたのはマルコー。おもむろに賢者の石を取り出す。

なんか、このシーン通販番組みたいだねと皆で笑った。
「そーんなときは、コレ!賢者の石!」みたいな。

ここは戦場の野戦病院で。ノックスもマルコーも仕事はいっぱいあって。死にそうな人もきっと一杯居て。だけど、マルコーは条件付で賢者の石をロイに譲るといいだす。

一番有効に使うためになんだろうけれど・・・
エドがずっと使うのを拒否してきたのに比較して、マルコーはこの石を私物化しすぎな印象。どうせ人間に戻すことは出来ない命だけれど、どう使うかを意図的に選択するのはなんと傲慢だろうか。

しかもイシュヴァール閉鎖地区の開放とか、いかにも「他人のため」のようなことをいいつつ「そこで私が医者として暮らすことを認めてほしい」と続くと・・・結局、自分の保身じゃんという気がしてしまって。それも他人=イシュヴァール人への贖罪であるというロジックなんだろうけれど、「イシュヴァールのためになることをする」だけなら、このまま逃げ出して自分の姿も名前も変えて、そういう人生を選べばいいだけだ。現に、そうしていた時期もあるわけだから。

たぶん「認めて欲しい」が良くない。「私はそこで死ぬまで医者として償いをつづける」という宣言だったらOKじゃないかと思うんだけれど。だってロイに許可を貰うって、なんか変じゃない?許可しなかったら、やらないのかよって思うし。

それとロイへの条件ね。ロイは条件を出されなかったら、イシュヴァールに対する政策を行わないのか?ということ。こういう言い方をされると、マルコーのせいでロイがそういう仕事を選んだみたいになっちゃう。それも違うだろうと。

あと一番不満なのが、マルコーに言われてロイが考えるシーンで、なぜかキンブリーを思い出すところ!!! なんでキンブリーやねん!! イシュヴァールと絡んでも、ここはヒューズだろ!!お前を信じてる的なヒューズ出したっていいじゃないか!(結局ヒューズでてこないし)私的にはキン×ロイでFinal Answer?って気分ですよ。ぷんぷん。

なんか、全員にいい話というか落ちをつけようとして、ページの都合でセリフが練れてない気がするなぁ。OTL(大体、一ヶ月でこのページ数って、どれだけアニメFAより先に終わらせたかったんだ・・・)

で、お約束のようにロイの決めセリフ「ついて来い!」と。

●リンとランファンとメイ

ここのランファンが気に食わない!という話でS様、R様と盛り上がる。

「もし帝位にお就きになったあかつきには、敵対する他家の者たちを害さずにいてくださりませんか」

まず、ランファンはリンの部下なのだけれど、リザとは違ってこんな具申をするタイプではない。ランファンのキャラクターに対して、身の程を知らない出すぎた発言だと思う。

こんなことは、ランファンに言われなくてもリンは分かってる。だから即答できる。即答されたあとのランファンのリアクションでは、リンが簡単にYESというなんて信じていなかったから驚いたように見えてしまう。

そこ、ランファンは「若様なら当然」と盲目的に信じているキャラでしょうが。

ここはランファンが「帝位にお就きになったあかつきには、まず何をなさいますか」というようなことを言わせて、リンが「敵対する他家の者たちを害するとかいうのは止めよう。あほらしい」「私はこの身に変えても若をお守りするので、そのまま信じる道を進んでください」みたいに言うほうが自然。

ランファンのセリフ、フー爺さんが言うなら納得なんだけれどねぇ。若を信じているけれども、年寄りのダメ押しというか。メイでもいいが、彼女はプライドが許さなかったと。一番不似合いなのはランファンが言うことだと思う。

なんか最後の最後で、メイは錬丹術師として役立ったけれど、皇女という設定が意味をなしていなような・・・。皇女は別に居て、部下クラス(つまりランファンみたいな)っていう設定でもよかったんじゃない?という話も出た。

リンとランファンは、大将が最前線に出てきたみたいになってしまってるのも、かなり違和感があるんだけどねー。メイは部下もいないし、なんなの、この子?みたいな。

ランファンがフー爺さんに声をかけるシーンとか、もっとじっくり描いてくれたら泣けたのになぁ。

この中華組もページの都合上、一杯一杯な感じが漂う。

●戦い終わってからのホーエンハイム
金を借りてリゼンブールに帰るのは構わないが、首都でクーデター騒動とか大地震とかあったのに、交通機関が機能しているのか?それとも、これは翌日とかじゃなくて、何日後なんだ?でも、そうするとエドとアルはいつ帰ってきたのだ?そんなにセントラルとリゼンブールが近かったとは思えないぞ。

ピナコが、このタイミングで墓参りにくるのもちょっと出来すぎ。毎月お参りに行くとかなのか。見取り役として・・・なんでしょうけれども。

むしろ移動に体力使いすぎて死亡?なんか、この姿勢でこのタイミングで死んでるのは違和感あるけども。帰ってくるという約束を果たしたということですね。もっと行き倒れるみたいに、墓の前で死んでても良かったかなぁって。これじゃ、お詫びしてる間に・・・って感じでしょ?

ホーパパの約束って、「自分のやったことの後始末をして帰ってくる」だったのか「永遠じゃない命になって帰ってくる」だったのか、目的はどっちだったのだろう。どっちにしてもお父様を倒すってことで、目標はイコールだから、どっちでもいいのかもしれないけれど。

●スカー
疲れているが険の取れた無精ひげスカーがいい!とU様。wしかもこの病院、他の野戦病院とは違う。アームストロング家の病院なのだ。調度品のゴージャスさ、看護婦の髪の毛のくるんがそれを示している・・・。

看護の振りして、拉致られてる~!

ロイが少将に、イシュヴァール復興政策のためにマイルズ貸してくれと頼んで、マイルズはだったらスカーも連れてきたいんだけどと少将に頼んだという構図。

なんというマイルズ×スカー!!(違)

マイルズ「おまえの手で民族を死から救え」
スカー「生かされている意味・・・もう少し生きて探せということか・・・兄者」

ここもっ!マイルズに言われたから、スカーは次の行動をこうすると決めるのは違和感がある。もう既にスカーは、イシュヴァール人のために、アメストリス人のために、そんな区別なく皆のために(一は全、全は一なのだ)、闘ってきたのだ。

生き残ってしまったら、やれるだけのことをやるしかない。そんなことを、スカーが自問自答するなんて、なにをいまさら。

マイルズに言われてということになると、軍属になってということになるだろう。生き残ったスカーは、何も言われなくてもイシュヴァールの復興に骨身を惜しまずつくすだろう。だとしたら、軍属じゃない方が自然じゃないか?

軍に居たほうが貢献への効率があがるとかいうなよ?

つまり自衛隊員として協力するのか、国境なき医師団として協力するのかみたいなもんよ。スカーには後者が似合うと思う。マイルズに言われて、前者ってのは・・・。

少将が、(マイルズと錬丹師として使おうとしていたスカーをロイに持って行かれて)歯噛みしながらニヤリとするシーンは面白い。今回は中央を敵に回してしまった構図の少将は、中央を味方につけたロイに一歩譲るわけだ。だが、ロイの手元に来るのは、ロイを殺そうとうらんでいた男スカーであると。

ここもね、別にスカーは今更ロイを殺そうとは思わないでしょうよ。でも、「さすがに俺が部下になるのはお互いちょっと気まずくね?」とか思えよ。w
少将が嫌味で送りつけるのは、少将らしいけれどさ。

個人的にはここのスカー、疲れているのは仕方ないけれど、もっと鋭い顔のままでいて欲しかった。

●戦い終わってからのエドとアル

変えるまでの道のり、アルが筋肉が落ちている様子は芸が細かいなぁと思う。さすが荒川節。

エドだったら、久々にもどってきた生身アルを超過保護にしても不思議はないのになぁ。「負ぶってってやろうか」なんていう前に、背中を向けてしゃがむとかね。なんだか、生身アルに対してエドが「ほんっとに良かったなぁ!」と抱き締めて号泣するような、そういう感情の高ぶりをいっさい見せないのが寂しい。腐女子避け?

カッコつけてんのか?大人になっちまったのか?w 生身アルのカッコよさに、戸惑ってるのかw

ところで、エドはどのようにしてお金を稼いでいるのだろうか?w
錬金術使えない&アルを取り戻した→国家錬金術師辞職→無職&錬金術使えない→ウィンリィの家に居候→田舎で仕事ない、不器用で仕事できない→ただのニート・・・(爆)

ウィンリィにメンテナンス代も支払えないよ。優良大口顧客が、ただ飯食いの居候だよ?実験台にでもするしか・・・w

国家錬金術師の退職金というか、色々秘密を知ってしまったので口止め料を軍から支給された、ということでどうですか?w

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5 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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突っ込み面白い (アルミ)
2010-06-13 15:09:50
歌猫さんのサイトから検索してきました。
今はまだ最終回のお祭り的感動に酔いしれてますので、管理人様のように冷静に突っ込みできません。でも荒川先生なら、エド&アルが田舎に戻って農業!もありかとか、国家錬金術師の間に貯めこんでいたとか、一錬金術師として人助け&報酬とか考えてました。

リンとランファンですが、嫁にするには身分の差があり、そんな慣習やめろ、とリンが決断するか(ブラッドレイが王たるものの伴侶のあり方をランファンに話してたので。)
あの写真だとやはり、皇帝と御付の者でしかないのか、でも皇后は迎えないんじゃとか、あの後を想像すると楽しい~。
返信する
ありがとうございます (真朱)
2010-06-13 15:52:23
>アルミ様

わざわざ検索までして探していただき、ありがとうございます。

歌猫さんとは違った愛の形(笑)ですので、老婆心ながらあちらをご覧になっている方々のお眼鏡にかなうか、食あたりでも起こされないか心配です。

いやー、なんかこう否定的な文章でちょっとアレだと自分でも思っていますが面白いといっていただけて恐縮です。

まぁ、リゼンブールは金銭的収入がなくても生活できそうではあります。繁農期は猫の手でも借りたいでしょうし。

リンとランファンですが、なんでもかんでも結婚がハッピーエンドではないので、リンは適切な人を正室に迎えると思います。
それがランファンにとっても幸せではないかと。

どんな物語が続くのか、未来の想像は人それぞれ。でも楽しいですね。
返信する
Unknown (さおり)
2010-06-21 20:54:34
はじめまして、私はマスタング大佐が好きなのですが、最終回を読んだときに大佐の目はあえて見えないままでよかったんじゃないかなと思いました。目が見えない軍人は退役させられることを考えたらあの選択が一番最良だったとはわかっているのですが、大佐が「目が見えんなりに私にできることを考えようと思う。」というセリフが前向きに読めたこともあってよけいに賢者の石を使って視力を取り戻す展開にもやもやしました。あと、マルコーさんは賢者の石を私物化してるように思えました。
上手く言えませんが、大佐には命をかけて戦ってくれる部下がいる、道を踏み外しそうになったら必死に止めてくれる人たちがいる。その人たちは大佐が今までと変わらずに大総統を目指すと言ったなら、失った目の代わりとなり支えていってくれたと思うんです。あと、イシュヴァールの復興政策とかのセリフは大佐自身の言葉として欲しかったです。
返信する
コメントありがとうございます。 (真朱薫)
2010-06-22 15:26:22
>さおり様

お気持ち、よく分かります。
私も同じような気持ちですよ。

大佐にとって、大総統になるというのは一つの手段であって、
本当にやり遂げたいことは別にあるはずです。

目が見えなくても、大総統じゃなくても、
「やり遂げたいこと」に向っていくことができると思うし、
そのための素晴らしい部下もいる。

それを「大総統になるには不便だから」といって
賢者の石というタブーを犯して治してしまうのは
目的と手段を取り違えた本末転倒な行為に見えてしまいます。

賢者の石自身は大佐の目的からすると、
後悔の象徴みたいなものですしね。

別にエド(将来を担う若者)に尊敬されるような大人になれ!とは思っていませんが
私にとっては・・・最後に頼りなさや不信感を感じる結末でした。
返信する
AIインストラクター (ストライベック)
2024-12-20 19:11:23
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、トレードオフ関係の全体最適化に関わる様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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