滞在ビラの庭にカシューナッツの樹が実をたわわにつけている。中華料理でよく食べるナッツが実はこんな形で実るとはちょっと意外だ。カシューナッツの実は上部と下部に分かれ上部の実はこうしてみると勾玉の形をしていることがよくわかる。下部はピーマン風だ。この部分は柔らかくて旨そうな赤で食べられそうに見えるがビラのスタッフに聞いてみるとこの部分は食べられないという。実に鼻を近づけると甘酸っぱい匂いがする。でもこれは危険な行為だと後で気が付く。直にさわるのはやめたほうがよい。じつはカシューナッツは漆と同じ種類でかぶれる。一階の子供が顔中かぶれてかゆがっていた。早朝5時の芳香の源は実はこのカシュウナッツかもしれない。インドネシア語でメンテと呼ぶそうな。
樹脂を含み、これを漆などの塗料として利用するが、特にウルシに近縁の種(Rhus および Toxicodendron 属)は、ウルシオールまたはラッコールを多く含み、これによってアレルギー性皮膚炎を起こしやすい。
また、果実の果肉に高融点の中性脂肪を含むものが多く知られ、しばしばこれを広義の蝋として利用する。種子の中の胚の子葉に蓄えられた貯蔵栄養素も、主として脂肪であるものが多く、ナッツ類として食用になるものがある。
ウルシのほか、果樹のマンゴー、ナッツ類として利用されるカシューナッツ、ピスタチオ、香辛料とされるコショウボク(ピンクペッパー)、また和蝋燭の原料の蝋を採取するハゼノキなどを含む。wiki
11月と言えば乾季にはいったばかり。この季節の変わり目を察知して実をつけるのだろうか。
葉はプルメニアに似ている。
ピーマンのような。
漆の親戚ともしらずに手で外してみたが幸いなにもなかった。2013-11-25