まさおレポート

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バリ島サヌールレポート12日目

2023-07-01 | バリ島 絵画・紋様・アート・クリス・美術館・ワルター シュピース
今日はご近所のル メイヨール美術館館へ

ウブドにはワルターシュピースやボネなどの画家が滞在したがサヌールはこのル メイヨールが知られた存在だ。

15才のレゴンダンサーと知り合い18歳で結婚する。

執拗と言えるほどモデルにして描き続けた。

キャンバスではなく麻布に描かれている。

今なら淫行条例違反になるアンモラルもバリなら寛大に許された。










この博物館はアドリアン ジャン  メイユール  メルプレの名前に由来している。

彼はブリュッセル出身のベルギー人画家で、1932 年に船でバリ島のシンガラジャに到着し、その後デンパサールに定住。 

ル・メイユールはデンパサールのバンジャール・ケランディスに家を借り、そこで15歳のレゴンダンサー、ニー・ポロックと知り合い、後にル・メイユールのほとんどの絵画のモデルとなった。この時メイヨールは相当な年齢。

ニ・ポロックをモデルにしたル・メイユールのバリ作品の数々は、1933年に初めてシンガポールで展示され、大成功を収めた展覧会となり、ル・メイユールの名はより広く知られるようになった。

シンガポールから帰国したル・メイユールは、現在ル・メイユール美術館があるサヌールビーチに土地を購入し、家を建てた。

かつてル・メイヨールのアトリエだったこの家で、ニー・ポロックは二人の友人とともにモデルとして毎日働いた。3年間一緒に過ごし1935年にル・メイヨールとポロックはバリ・ヒンズー教の伝統に従って結婚した。

1957828日にインドネシア政府に委託された。

この後美術館館を去ろうとすると大雨に見舞われる。雨宿りで美術館のスタッフとゆっくり世間話しをする。これが楽しい。

少し小ぶりになったので宿まで帰るが見事に濡れ鼠に。

 


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