まさおレポート

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ショーペンハウワー「意志と表象としての世界」ニヒリズムからの脱却 その3

2017年05月07日 18時15分38秒 | 小説・映画・音楽
意志に続いて重要な表象についてのショーペンハウワーの言葉を集め、夏目漱石の「文芸の哲学的基礎」と比較してみよう。 世界とは、根拠の原理によって支配された表象の集合である。 表象としての世界は根拠の原理に支配された、必然の世界である。だから無機物や植物や動物の行動は常に必然的で、自由はない。人間行動も、動機に規定される面では自由は無い。  叡智的性格は意志であり、時間の外にあるため、 . . . 本文を読む
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