埼玉県羽生市にある、木村歯科医院 歯科医師の篠崎です。
昨日は歯科医院近所の毘沙門堂(古江・宮田神社)でお祭りがあったようですね。
昼から花火があがって、提灯が境内いっぱいにはりめぐらされていましたが、ついぞお参りできずじまい。
歯科医院屋上で一服していると、市民プラザのチャイムが唱歌「埴生の宿」を奏でていることがあります。
「埴生の宿」とは「ふるさとの我が家」ぐらいの意味で、菊本旅館やビジネスホテルおぐら・ルートインのことではありません。
ところで羽生の地名は、埼玉古墳群はいうまでもなく、この地域に散在する古墳の副葬にもちいられた埴輪(ハニワ)┌| ∵|┘ の産地としての「埴生(ハニウ)」が転じたものなんだそうです。
まぁ、そんなわけで「埴生の宿」のメロディーが聞こえてくると、「ハニュウ違いじゃん!」とホンノリとした違和感を覚えてしまうのですが…。
唐突ですが、毘沙門堂は毘沙門山古墳という前方後円墳です。
というより、前方後円墳の前方部墳丘上に古江・宮田神社の社殿が築かれているのです。
そして神社右手のブランコのあるところが後円部(公園だけにぃ!?)。
前方後円墳は、テルテルボウズを縦に半分にして寝かせたような、上から見ると「カギ穴(それともツヅミ弾?)」にたとえられる形の古墳で、このあたりでは金象眼の鉄剣が発見された稲荷山古墳が有名です。
ではお顔を左に傾けていただきまして、毘沙門山古墳↓をご覧下さい。