※見出しの写真
武信稲荷神社の大榎木
2022月12月11日(日)曇り時々晴れ愛車をJR二条駅北口のコインパーキングに止め、南口の集合場所ヘ。
この日の例会、「観にウオーク」と標榜。事前申込みしたウォーカーが集う。
コース途中で参加者数が知らされた。スタッフを含めて27人とのこと。京都協会にしては実にこじんまりとした例会だった。
スタート前、語り部担当のスタッフさんから行程のあらましについてガイダンスを受ける。
魔界めぐりシリーズの最終回として、「罪人をあの世に送る道」をたどることに。
10時頃、団体歩行で歩行開始。
〈この日のGPS〉
二条駅→武部稲荷神社→六角獄舎跡地→京都神田明神→十念ゲ辻→六条河原→京都駅
二条駅→武部稲荷神社→六角獄舎跡地→京都神田明神→十念ゲ辻→六条河原→京都駅
千本通りを下った後、三条通りを東進する。
右折ししばらく南下。
武部稲荷神社に寄る。
境内に大きな榎木が聳え立つ。
坂本龍馬とお龍さんのエピソードが紹介されている。(これは後の人によるフィクション。)
六角通りの角に六角獄舎跡地があった。マンションの敷地内に位置する。
《六角獄舎》
平安時代建設された牢獄を前進とする京都の牢獄。正式名、三条新地牢屋敷。移転を繰り返し、宝永五年の大火以降に六角通りに移転され「六角獄舎」と呼ばれた。
医学者山脇東洋が、処刑された囚人の遺体を使い日本初の人体解剖を行ったことで有名。
大火の折殺害された勤王の志士、平野国臣らを偲ぶ碑が立つ。
リスタートし六角通りを東進。
リスタートし六角通りを東進。
左折し大宮通りを北上し、三条大宮公園で休憩を取る。
三条通りを東進開始。
堀川通りを横切る。
油小路通り角を右折し、南下する。
本能寺跡地前を通過する。
四条通角を左折ししばらく東進。
狭い小路を右折し南下。
京都神田明神に参る。まるで民家のような社。ガラス越しに中を伺う。
小さなカエルの像が置かれていた。平将門の首が「帰った」ことに掛けられるとのこと。
《京都神田明神》
東京の神田明神は、平安時代、平将門の乱で処刑された将門を祀る。将門の首が晒された場所に建てられたとの謂れ。将門の首が京都に運ばれ晒されたが、3日後、白光となり舞い上がり故郷へと飛んで行ったと伝わる。
再出発し新町通りを南下する。
再出発し新町通りを南下する。
松原通りの角を左折し、東進。
この辺りが「十念ゲ辻」と呼ばれた。
《十念ゲ辻》
死刑囚達は念仏を聞かされながら歩き、十念ゲ辻まで辿り着き、浄国寺の僧侶により授戒される。その後、東に位置する粟田口刑場か西土手刑場に向い処刑された。
松原通りをどんどん東進。
烏丸通を越える。
高瀬川を渡り、木屋町通りを南下する。
お馴染みの五条公園で休憩。
語り部さんから「六条河原刑場」について聴く。
五条大橋を渡り対岸へと進む。
河川敷の道を南下する。
六条河原刑場跡地付近を眺めた。古来より多数の罪人達が処刑された場所。罪人達の怨念が彷徨っている気がした。
七条大橋の登り口にて ゴールインとなる。IVV認証シールを受け取る。距離は10km、ちょっと嬉しい気分。
私達は京都駅まで歩き、嵯峨嵐山線電車で二条駅まで帰った。
スタッフの皆様、参加された皆さんお疲れさまでした。